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2014年6月18日水曜日

微分方程式講義 :教科書の誤植のお知らせ II

 


2回目の教科書の誤植をお知らせをします。

学番09D13028 のS君からの教科書の問題の解答が間違っているという
指摘です。 確かめました。 その通りです。 教科書の解答が間違っています。

前回に引き続き、S君には感謝です。 偉い。 よく勉強してます。 私はとても嬉しい。

ここに、誤植をアップします。



ここで、簡単に注意をしておきます。


2×2 行列 A に対して その指数関数行列 exp (tA) をもとめるには、 4章1節で述べたような

正則行列 P を構成して、 B = P-1AP  が  (i), (ii), (iii)  の場合の行列になるようにできる。

このとき、 exp (tB)  は、5章3節の例で示したような 行列関数になる。 したがって、

exp (tA) をもとめるには、 

            exp (tA) = P exp (tP-1AP ) P-1  = P exp (tB) P-1    

を計算すればよい。

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