1ヶ月半ほど、全くブログ記事を書けませんでした。猛暑のせいもあって、ワイフの体調は捗々しくなく、従って家事の負担が減らず、遊びのブログ書きをする時間は全く無くなってしまったのです。
3ヶ月もたてば家事から半分くらいは開放されるかと思ったのは甘い考えでした。実質の負担は増えている。ワイフは日に15時間以上横になっていて読書位しかできないので、その分家事が滞る。それを何とかカバーしないといけない。
体力は余り回復せず、買い出しにでるとそれだけで疲れてしまう。大手術をしたので無理はないですね。体重も36キロから増えていない。しかし不思議なことにお喋りは健在です。知り合いなどに会うと熱心にお喋りをしていて病後とは思えない。そこが私には理解しがたい所だ。悪口を言っている訳ではない。(念のため)
このところワイフの見守りと母親の看護ばかりの日々を送っている。もう半年になるので大分慣れてきたが、お茶を沸かしてから朝食の支度をして、終われば洗濯物をほして、翌日乾いたらたたんで収納し、食事の買い出しをして夕食の手伝いをして、食後の皿洗いをしている。昼食は余り物かお弁当で済ませている。植木の水遣りも時に手伝う。(妻孝行を自慢しているのではない。)ワイフはフライパンなど重いものを持てない状況なので致し方ないのだ。先日は結婚して初めて爪切りを手伝った。こんなハードな主夫業をこなしているので、正直草臥れてきているのは事実だ。
秋になり少しづつ回復している気配があるので、これからは家事の分担を減らしてもらってブログ書きの時間をつくろうと思っている。私にも気分転換が必要だものね。
こんな事を書く予定ではなかった。今日介護老人保健施設プリエールから母が退所した。その報告記事を書く予定でした。この施設の方々には本当にお世話になりました。母に良くして頂き感謝の気持ちで一杯である。
ここには、長い間通わせて頂いた。母の部屋は2階の202号室でした。
腰椎の圧迫骨折から何とか歩けるようになったのは、ここの理学療法士さんのお蔭であった。そのほか看護師さん始め施設の方々には本当にお世話になった。親切にして頂き、母の要望に耳を傾けてくださり、また力になってくださり実に有難かった。
神戸労災病院からこの施設に入居させて頂いて、半年と少し経った。半年後には、規則上出所しなければいけないので、つぎの高齢者向きの住宅を探さねばならない。
介護老人保健施設とは、病院と在宅介護の中間に位置し、最終的にはご家庭で生活できるように回復を支援する「介護施設」なので、半年の滞在が限度なのだ。母の場合も退所後自宅で看護する予定であったが、ワイフの病気により私一人ではとても世話しきれないので、止むを得ない判断である。
妹と2人で候補の施設を見学して、地元の新開地にある施設せんだんの実に決めた。ここは医療法人とタイアップしているので、安心して任せられる。丁度10月には1部屋空くことになっていたので、早速申し込み施設の面談を受けた。母の状態は年齢からすれば良好ということで入所が9月30日に決まった。当初は10月1日だったが、入居時の検診をするということで9月30日になったのだ。
せんだんの実
1階ガレージ部分 これは写真に撮りました。
そして22日の朝に用意をすませてから、プリエールに向かった。職員さんや入居していた方々から退所のお祝いの言葉をかけて頂いた。本当に嬉しいし、有難いことでした。思わず涙ぐみそうになった。老人になると涙腺が緩む。
既に妹と次男は来ていて、荷物をまとめて車で母を自宅に連れて帰った。ワイフがシャケ寿司を作ってくれていたので、それで細やかに5人で退所祝いをしたのであった。
プリエールでは、色んな催しがある。母の滞在時の記録として、8月8日の夏祭りでの母の写真を残しておきたい。もう母についてはプライバシーは考慮しない。ありのままを見て頂ければ良いと思っている。
玄関での夏祭りの看板 職員さんの手作りの看板が可愛いい。
首から出席表をかけて貰っている母。 痩せて小さくなっているけど嬉しそう。
会場は施設の1階ガレージです。
まづはヨーヨー釣り。
指先は自由には動かせなくなっているが、それでも何とか釣り上げることが出来ました!
合格のシールを貼って貰って喜んでいる母。
職員さんが親子のツーショットを撮ってくれました。貴重な1枚になりました。
次は千本引き。
なんと! 目覚まし時計が当たりました。
もぐらたたき
職員さんが手動でモグラを出し入れしてくれる。
母の握力は殆どないのだが、当てやすいように待っていてくれる。
射的
水鉄砲で半紙に描かれた的に当てるのだが、如何せん力がないので水が飛ばない。
それでも幾つかの的には当たったが、成績は不可でした。
食堂で、今度はご褒美のおやつ会。
ボランティアの方々も来ていたようである。そのお姉さんからたこ焼きを頂いている母。
その他には、わた菓子、アイスクリーム、水ようかんが用意されている。母と私で全て完食。
全てのアトラクションを終えて、自室でお休みの母。やり終えた満足感がありますね。
これが、全種目制覇の証。よく頑張りました。
これでおしまい。
お待ちしていました。品のある親子! 皆さまのお幸せをお祈りします。中野勲
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