今朝の朝刊で、淡路人形浄瑠璃の女義太夫師 鶴沢友路師匠が心不全のため亡くなられたことを知った。103歳であった。以前彼女の人生に感動して記事を書いたことがある。芸人の魂に殉じた立派な一生を送り、大往生された女性です。
淡路人形浄瑠璃 三味線師匠 鶴澤友路
100歳を超えてからは、とてもお優しいお顔になられています。とはいえ厳しい師匠ではあり続けました。
Yahoo ニュースの記事より抜粋する。
国の重要無形民俗文化財「淡路人形浄瑠璃」を継承し、「義太夫節三味線」の分野で初めて人間国宝に認定された、鶴澤友路(つるざわ・ともじ、本名・宮崎君子=みやざき・きみこ)さんが13日午前10時53分、心不全のため死去した。
103歳だった。兵庫県出身。
淡路人形浄瑠璃の盛んな南淡町(現南あわじ市)で生まれ、4歳から義太夫節三味線を習い始めた。大阪文楽の6代目、鶴澤友次郎らの内弟子となり28歳で女流義太夫の真打に昇進。大阪や京都で活躍したほか米カーネギーホールなど世界各地で公演。
淡路島の小中高校で指導にあたり、100歳を過ぎても弟子を指導するなど多くの後継者を育てた。
昭和61年に重要無形文化財「義太夫節」(総合認定)保持者に認定された。平成7年に文化庁長官表彰、10年6月に重要無形文化財義太夫節三味線保持者(人間国宝)に認定された。
19年11月に旭日小綬章を受章した。
心からの追悼の意を表したくて記事にさせて頂きました。長年の労苦が認められた素晴らしい人生でした。合掌
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