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2017年7月4日火曜日

神戸垂水区 旧木下家住宅

今回は、前回の若宮八幡神社にひきつづいて、舞子公園西地区内にある旧木下家住宅の紹介である。

旧木下家住宅の表札


前庭から見た邸宅  昭和初期の典型的な和風住宅です。最近訪問した邸宅では、旧中井梅太郎氏邸宅の がんこ 石橋苑 がありますが、ほぼ同時代にも拘わらずこちらの旧木下家住宅は渋い(侘び寂びの利いた)造りになっている。料亭に改築されていないせいでしょう。

主屋


応接室 洋間で接客に使っていた模様。


芝生の敷き詰められた前庭 



ここでWikipediaから旧木下家住宅の基礎知識を得る。

旧木下家住宅
Former Kinoshita House Kobe03s3.jpg
所在地兵庫県神戸市垂水区東舞子町
(兵庫県立舞子公園区域内)
位置北緯34度37分59.6秒
東経135度2分11.8秒
類型近代和風住宅
形式・構造木造、数寄屋造り、瓦葺
建築年1941年
文化財国の登録有形文化財(2001年登録)


主屋茶室

茶室待合


旧木下家住宅(きゅうきのしたけじゅうたく)

兵庫県神戸市垂水区にある数寄屋造り近代和風建築主屋・土蔵・納戸の3棟は国の登録有形文化財に登録されている。

概要:

数寄屋造近代和風住宅で、昭和16年(1941年)に又野良助邸として竣工した。昭和18年(1943年)の増築を経て昭和27年(1952年)に木下吉左衛門の所有となり、その子孫である木下吉治郎の遺族から平成12年(2000年)に兵庫県に寄贈された。

兵庫県は当屋敷および周辺一帯を隣接する舞子公園に組み込み、平成18年(2006年)から保存修復工事を開始し、完工後の平成17年(2009年)10月24日より一般公開を開始した。
昭和初期築の和風住宅の構えを中庭・前庭も含めほぼ完全に残しており、その希少性から主屋・土蔵・納戸の3棟が平成13年(2001年)11月に国の登録有形文化財に登録された。


住宅の俯瞰図



玄関入り口の門

玄関入り口近くにある小さな常夜燈井戸  実用ではなく置物。


玄関部分 ここで入場料を支払う。何とたったの100円です。格安です。高齢者割引は70才以上で50円で、これは残念ながら適用できず。



玄関奥の座敷には、パネルが置かれていて主屋の修復前の写真や土蔵や納屋の修理時の写真が並べられている。





縁側



座敷


前庭の様子

こちらは中庭

主屋書院


応接室


台所  水道には時代物の蛇口がついている。

茶室  茶道具の置き棚


管理棟  RC製の2階建てのモダンな建物。



管理棟2階から住宅を眺めると、こんな風に屋根と中庭の松しか見えない。当たり前ですが・・・。


同じく土蔵  中には入れない。

住宅家屋の見学は以上でおしまいだが、今回お見せしたいのは、部屋のあちこちに展示されていた創作人形(紙粘土人形?)である。

こちらの方は展示会の名残りのようで、現在も展示しているかは定かではない。

ふくろう


福助  福助人形については、この記事をご覧ください。福助人形 

柿乗りさる

ことり うさぎ 姫だるま

十二支の動物、だるま、その他

七福神

牛と天神  菅原道真公ですね。服部天神
姉様人形

少女(中国の)

十二支の顔のみ

十二支瓢箪


鯨ぐるま

福乗りえびす

海に遊ぶ 鯨乗り

七福神 なぜにゃんこが?

お福さん

さる三びき  🙈🙊🙉 であります。

その反対ヴァージョン

おすもうさん どすこい

どすこい どすこい どすこい


これでおしまい。

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