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2014年3月21日金曜日

Web Museum, Paris の紹介

インターネット上の色々な Virtual Museum を調べてみると、 すごいのが幾つもありました。  
そのうち、面白かったものをここで紹介します。

・ Web Museum, Paris

Vertual Museum の老舗。  Nicholas Pioch により作成。 

ページを開くと、 こんなロゴがあって 

そこをクリックすると、 ポール セザンヌ (Cézanne, Paul) の紹介ページになります。

 Encyclopaedia Britannica, 1994  からの簡単な セザンヌの説明があります。

(b. Jan. 19, 1839, Aix-en-Provence, Fr.--d. Oct. 22, 1906, Aix-en-Provence)
French painter, one of the greatest of the Postimpressionists, whose works and ideas were influential in the aesthetic development of many 20th-century artists and art movements, especially Cubism. Cézanne's art, misunderstood and discredited by the public during most of his life, grew out of Impressionism and eventually challenged all the conventional values of painting in the 19th century through its insistence on personal expression and on the integrity of the painting itself. He has been called the father of modern painting.

こんな具合です。 簡潔で見やすい。

 ページの内容が箇条書きにされています。

各項目をご覧になって見ればわかりますが、中身はかなりの充実です。

・Biography のページには、セザンヌの伝記が挿絵いりで説明されています。

たとえば、 The Card Players としてこの絵画をクリックすれば、フルスクリーンででます。



次の項目の、

・From Impressionism to Classicism and Cubism  では、
セザンヌの 印象派から古典派および立体派への変遷が書いてあります。

Cézanne is an artist's artist.   

という言葉もあります。 文中、例えば ゴーギャン (Gauguin, Paul) の引用もあり、
そこをクリックすると、ゴーギャンのページに飛び 彼の絵画を鑑賞できるようになっている。

Femmes de Tahiti [Sur la plage] (Tahitian Women [On the Beach])
1891 ; Oil on canvas, 69 x 91 cm (27 1/8 x 35 7/8 in); Musee d'Orsay, Paris


有名な絵画ですが、大画面で見れるのは楽しいですね。

・Cézanne's works には、セザンヌの初期の仕事が説明されています。
ここでも、挿絵いりで色々な画家との関連が述べられています。 
画家の引用は、クリック1発でその画家のページに飛ぶようになっています。
ここらは、 Wikipedia と同じスタイルです。 

ここには、父親の肖像ということで、次の画像がアップされています。

Portrait of the Artist's Father
c. 1866 ; Oil on canvas, 198.5 x 119.3 cm (78 1/8 x 47 in); National Gallery of Art, Washington, D.C.



・Portraits  セザンヌには、肖像画の名品が沢山あります。 
この項目では、そこに焦点をい当てて絵画の掲示と共に説明しています。
15点ほどの絵画がアップされています。 好きな1作品をあげます。 自画像です。

Self-Portrait with Rose Background
c. 1875 ; Oil on canvas, 66 x 55 cm (26 x 21 5/8"); Private collection; Venturi no. 286


・Bathers  水浴画は、セザンヌのもう一つのテーマでもある。  
この項目では、水浴画とその構図について述べてある。 1つ作品を挙げる。

Les grandes baigneuses
1900-05; Nudes in Landscape; Oil on canvas, 132.4 x 219.1 cm (52 1/8 x 86 1/4 in); The Barnes Foundation, Merion, Pennsylvania



・The Still Life galleria  セザンヌは、静物画も沢山描いています。

In his pursuit of the essence of art, Cézanne had to suppress earthly delights.
 

正直、意味は分かんないけど、カッコいい表現ですね。
画像は、20枚ほどあります。 ここからも、2枚ほど引用します。

Still Life with Plate of Cherries
1885-87; Oil on canvas, 58.1 x 68.9 cm (22 /78 x 27"); Los Angeles County Museum of Art; Venturi no. 498



Pyramid of Skulls
c. 1901; Oil on canvas, 37 x 45.5 cm (14 5/8 x 17 7/8"); Private collection; Venturi no. 753


この骸骨のピラミッドの絵は、見た記憶がありませんでした。

・Landscapes  風景画の項です。 ここでも、20枚以上の絵画がアップされています。

Cézanne understood that a painting could not really do its subject justice.

なんて、これまた意味はよく分からないものの、カッコ良い文章ですね。 

遊びでですが、 エキサイト翻訳  にこの文章をかけてみました。
結果は、これです。

 
Cézanneは、絵画が実際にその従属する公正を行うことができないと理解しました。
やっぱし、分かったような解らん文章ですね。

・The Mont Sainte-Victoire and Bibemus saga  
プロヴァンスにある、セザンヌの家の近くにあるサント·ヴィクトワール山は、
彼の好みのテーマであったため、しばしば描かれています。
ここには、17枚の絵画がアップされています。

Le Mont Sainte-Victoire
c. 1897-98; Oil on canvas, 81 x 100.5 cm (31 7/8 x 39 1/2 in); The Hermitage, St. Petersburg
No. 3K 1395. Formerly collection Bernhard Koehler, Berlin


・Château Noir  ノワール城の項目です。 
 マルセイユの実業家によって18世紀に建てられた城で、
黒魔術と関連していると地元では信じられていた。 ここでは、5枚の絵画がアップされています。
 1枚挙げます。

Château Noir
1900-04; Oil on canvas, 73.7 x 96.6 cm (29 x 38 in); National Gallery of Art, Washington, D.C; Venturi 796



これで一応全ての項目を説明しました。 説明中のArtists index も充実していて、
彼らの絵をみて この Virtual Museum を動きまわるだけで 2-3時間はあっという間に経ちます。 
私の場合は、1日中見ていました。 
 

私の紹介したい画家も何人もいます。 こんなサイトとても作れません。 
素晴らしいです。 


つぎは、中世美術です。


・Les très riches heures du Duc de Berry

ベリー公のいとも豪華なる時祷書 というそうです。

 ここでの所蔵作品は、門外不出のようになっていて、
このサイトからしか現在は見れないそうです。 以下、お宝画像です。
絵画は、1月から12月までの12枚です。 

 
 





 


 

 
 
 

 
 
 
追記:最初アップしたとき、5月の1枚が抜けていました。修正します、)

3番目は、 Explore the WebMuseum unique
Famous Artworks collections   です。



展覧会とか、有名な美術品の Virtual Displacement が行われています。

Famous Artworks の中身をみてみましょう。

以下のようになっています。 

 

Famous Artworks exhibition


Artist Index

Glossary


Themes Index

 
 
 
各項目リストは、充実しています。 
各項目の中身は、全部見ていませんが充実度にはバラツキがあるようです。
充実した項目では、2番目のアイテムと同じように楽しめます。 

Picasso and Cubism  で画像が全然ないのは、著作権の問題だろう。 
しかし、おかしい。 ピカソは、もう歴史的偉人なのに。  

また、最後の項目の Japanese Art and Architecture  は、いただけません。
文字情報ばかりです。 改良の余地ありです。 

例えば、 Kamakura Art は、Wikipedia の 鎌倉文化  のほうがベターです。

おまけで、 

Visit Paris on a small tour

というのもあります。 パリの名所案内ですね。

Q and A もあります。

日本の The Vertual Museum of Japanese Arts もこの位充実していればいいのにね。



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