先月の27日に、運動不足解消のため(こればっかり)長田を散策することにした。
昼過ぎに自宅を出発して、JR六甲道まで徒歩。 それから、電車にのりこみJR新長田下車。
久しぶりでした。 これは、駅前のモニュメント。
Wikipedia の説明では、
阪神・淡路大震災以降、当駅を含むこの地域は神戸市の再開発重点地区に指定され、駅南地区で都市再開発事業が目まぐるしく変化し、商業施設やホテル、住宅を併設した高層ビル街が建設された。
とある。 この南地区の風景は現在このようになっていて、沢山の高層ビルが林立している。
神戸市は、漫画家・横山光輝の生地であり、毎年夏頃に「三国志祭」が開かれている。実際の生誕地は、神戸市須磨区であるが、一般には長田区が 横山光輝 ゆかりの地として知られている。三国志関係の石像とか、鉄人28号のモニュメントがここにあるからだ。
横山 光輝(よこやま みつてる) 1934年6月18日 - 2004年4月15日
神戸公式観光サイトには、
新長田にゆかりの深い横山光輝さんの作品の魅力でまちを盛り上げようと、地元の商店街などが中心となって立ち上げられたNPO法人「KOBE鉄人PROJECT」が、震災復興と地域活性化のシンボルとしての期待を託し作られた。
とある。
この鉄人の勇姿を、写真で紹介するというのが今回の記事の目的。 新長田駅南口を出て西に3分ほど歩くと、若松公園 にでる。 すると、目に前に飛び込んでくるのがこの鉄人28号。
どうです。迫力がありますね。 近づいてみる。
趣味が悪いが、真下から覗いてみる。 出腹である。
後ろから眺めると、ちゃんと2基のジェット噴射機がついている。
鉄人の足元にいる、子供を見てください。 かなりの大きさであるのが解ると思う。
どうです。カッコいいでしょう。 平日ということもあり、人通りは多くない。 素人カメラマンらしき方がカメラで、韓国人の観光客らしきグループが鉄人をバックにしてiPadで写真を撮っていた。
鉄人28号建設は、結構な大工事でした。 その動画をアップします。
でっかい鉄人28号像、頭と胴体が合体 神戸・長田
鉄人28号組み立て中
製造中の動画は、シリーズになっている。
実物大!鉄人28号製造中
実物大!鉄人28号製造中(2)
実物大!鉄人28号製造中(3)
実物大!鉄人28号製造中(4)
実物大!鉄人28号製造中(5)
実物大!鉄人28号製造中(6)
実物大!鉄人28号製造中(7)
漫画の絵柄や主人公の名前は、しっかり覚えているが、ストーリーはあらかた忘れていました。
Wiki で調べると
太平洋戦争末期、大日本帝国陸軍が開発していた巨大ロボット「鉄人28号」が戦後に現れ、鉄人を自由に操る小型操縦器(リモコン)を巡って悪漢、犯罪組織にスパイ団までもが入り乱れる争奪戦に、主人公の少年探偵・金田正太郎も巻き込まれる。数々の苦難の末に鉄人を手に入れた正太郎は、今度は鉄人28号の力で次々と現れる犯罪者や怪ロボットを倒して平和を守る為に活躍する。
正太郎君は、子供のくせに背広、ワイシャツでネクタイなんぞして、そのくせ半ズボン、長靴下で、今から見れば訳の分からぬ衣裳ですが、当時はきざっぽくて、カッコ良い服装だと思ったものです。 実際に、これが当時のお金持ちのお坊ちゃまの正装だったのです。
最近復刻BOXシリーズというのが、出版されていて、これらは横山光輝選書の単行本の表紙カバーです。 小学館から出版されています。 小学館クリエイティブ
復刻本というのは、小説だけかと思っていたら漫画もあったんですね。
1963年10月20日~1966年5月25日、TVアニメ放映されましたが、当時は白黒でした。 1960年代始めはカラーTVなんか、普通の家庭にはありません。白黒TVでも持っている家庭は、豊かなほうでした。それで、近所のお家に見せてもらいに行くわけです。
しばらくすると1964年の東京オリンピックのころから、普通の家庭でも白黒TVが普及し、1970年代始めには、殆どの家庭でカラーTVが見られるようになりましたね。 7、8年で変わりました。思えばびっくりするような大変化です。
話がそれたが、当時の鉄人28号白黒アニメの主題曲の動画です。 とっても懐かしい。
鉄人28号 Tetujin28gou
オープニング・テーマ1「鉄人28号」
TVアニメの主題歌のレコードもありました。 そのジャケットです。 こちらは同じ歌だが、歌手が変わっている。
オープニング・テーマ2「鉄人28号の歌」
「鉄人28号」 西六郷少年合唱団
敷島博士や大塚署長のでてくる初期のTVアニメもありました。
いやあ、とても懐かしい。
そういえば、鉄人28号万引き事件というのがありましたね。 鉄人28号のブリキのおもちゃの万引き犯の顔写真を公開するぞと、中古ショップ「まんだらけ」がそのサイトで警告した事件です。結局は、警察が捕まえたわけですが、公開したら即たれこみでお縄だったでしょうね。
これは、レトロなやつです。 実際に盗難にあったのは、これです。
野村トーイのブリキ玩具『鉄人28号 No.3』
まんだらけでは、25万円の値段が付けられていたそうだ。 私の1ヶ月の年金額より多い。
売ればこれ1体で、ひと月生き延びることができるのだ。 といっても家中探してもこんなレアおもちゃはないものね。
鉄人28号話は、これでおしまい。
散歩話に戻るが、面倒になったので簡単に済ます。 若松公園を出てから、大正筋や六軒道を通って、2国沿いをJr兵庫駅まで歩いた。たった1駅だが、歩くと時間がかかるものである。この一帯は、整備され随分きれいになった。汗みずくになったが、良い運動であった。
新長田では、三国志におけるの周瑜の石像なども、撮ったがこの紹介は次の機会に回す。
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