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2014年10月20日月曜日

画家 ヴォルフガング・フッター


前2回で、ウイーン幻想派の画家 エルンスト・フックス と ルドルフ・ハウズナー を紹介をした。 ちなみに、予想通り、日本でのルドルフ・ハウズナーの人気はなかった。 エルンスト・フックスのほうは、根強い人気がある。   
画家 エルンスト・フックス 画家 ルドルフ・ハウズナー 

今回は、この幻想派グループの人気画家といえるヴォルフガング・フッターの紹介をしたい。  
海外では、メルヘンチックな画風でもあり、かなりの人気がある。 日本語の Wikipedia では見当たらぬが、ドイツ語と英語ページは存在している。 ドイツ語版は、このように挿絵いりである。

Wolfgang Hutter
    

Mosaik Pflanzen und Gestirne (1958) in der Buchengasse 139, Wien-Favoriten
 
Wolfgang Hutter ( 13. Dezember 1928 in Wien, † 26. September 2014) war ein österreichischer Maler und Grafiker.
 

Mosaik - Allegorie des Abend am Dag-Hammarskjöld-Hof in Wien 21.
 Matthäus-Jiszda-Strasse 4 - Entstanden 1959

これによると、つい最近 2014年9月26日 85歳で亡くなられたのだね。 全く知りませんでした。
 
英語版によると、こう説明されている。
 
Wolfgang Hutter (December 13, 1928, Vienna, Austria - September 26, 2014) was a painter, draughtsman, printmaker and stage designer. Hutter's imagery is characterised by an artificial paradise of gardens and fantastical fairytale-like scenes.
 
(へたな日本語訳) ヴォルフガング・フッター (1928年12月13日 オーストリア ウイーン生まれ  2014年9月26日 死去) は、画家、図案家、版画製作者およびステージデザイナーでした。 フッターの創作イメージは、庭園からなる人工楽園や 空想的なおとぎ話のような場面で特徴づけられる。

 来るべき楽園を夢みる夢想家

というわけです。 


手持ちの 『ウィーン幻想絵画展図録』 朝日新聞社 から彼の経歴を引用する。

    
 1928年12月13日、画家・著述家の父親のもと、ウィーンに生まれる。

 1944年、工芸美術アカデミーを経てウィーン美術学校に入学。ギュータースロー教授に師事する。マスタースクール賞を受賞。

 1949年、ハウズナーらが創設したウィーン・アートクラブに入会。

 
 1954年、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。ユネスコ賞を受賞。

 1958年、ウィーン市の美術賞を受賞。

 1960年、ザルツブルグに新設されたフェスティバル・ホールに壁画を描く。

 1961年、東京ビエンナーレに出品。ウィーン劇場のモザイク床を制作する。

 1966年、ウィーンの工芸美術学校の教授に就任。

この記事の目的であるところの絵画を見ていこう。 絵画の題名は煩わしいので省略する。




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楽しんで頂けたであろうか。 私は、このようなファンタジックな絵画は大好きである。 
女性の目が特徴的ですね、ということで今回はおしまい。
 
今週末まで、ブログはお休みにします。 それではごきげんよう。

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