ページビューの合計

2015年5月25日月曜日

湯村温泉郷 正福寺

前回の夢さんぽが長くなりすぎたので、別枠の寺院シリーズの記事として正福寺を紹介する。
写してきた写真をお見せする前に、いつものWikipediaによるお勉強。


正福寺
Yumura onsen Shofukuji03s2816.jpg
所在地兵庫県美方郡新温泉町湯174
位置北緯35度33分17.4秒
東経134度29分14.1秒
山号天竜山
宗派天台宗
本尊不動明王
創建年(伝)848年
開基(伝)円仁(慈覚大師)
文化財不動明王立像、正福寺桜(以上は県指定文化財)

正福寺(しょうふくじ)

兵庫県新温泉町の湯村温泉郷にある天台宗の仏教寺院。平安時代前期の僧円仁慈覚大師)の創建と伝わる。山号は天竜山、本尊は不動明王。桜の固有種である正福寺桜で知られる。



このお寺は、湯村温泉の生みの親ともいえる 慈覚大師 がお建てになった。


慈覚大師

円仁(794~864) 
15歳で最澄に師事し、承和5年(838)中国に渡り、五台山・長安等で勉学、会昌2年武宗の仏教弾圧に遭い、艱難辛苦しながら多くの典籍・教法を持ち帰った。帰朝後は天台密教の大成につとめ、関東東北を巡錫して多くの霊場を開いた。

但馬七花寺霊場の1つでもある。正福寺桜で知られている。



湯村温泉街の川沿いの道路から、少し離れた所にある石段の上に鐘楼門が見えている。只の山門ではないのである。


石段を登りきると、立派な真新しい 天龍山 正福寺 の石碑がある。


鐘楼門には、天龍寺の額が掲げられている。

裏に廻るとわかるのだが、2階部分が鐘つき台になっている。このような山門を見たのは初めてだ。


開花の時期は過ぎてしまったが、これが天然記念物の正福寺桜

 
但馬地方から播磨地方北部に分布する固有種で、正福寺の植栽木であったことから、「正福寺桜」と命名された。樹高5メートル、幹周0.4メートル、所有者は正福寺、管理者は温泉町教育委員会である。
学名はプルヌスタジマエンシス・マキノ。花一輪の花弁50枚前後、ガク片10枚、メシベ2~6本という八重桜の変種(キンキマメザクラとヤマザクラの自然交配種)である。 葉柄と花弁は薄い毛で被われており、花弁の枚数は樹齢に関連するとされている。 開花時期は4月上旬~中旬。(by Wiki)

本堂

本堂には、兵庫県指定有形文化財の木造不動明王立像があるはずだが、本堂に入るのが憚られたので見ておりません。調べてみると、小さい画像だがこの像です。



観音堂  お堂の横にある地蔵尊は、只の地蔵尊ではない。

天満宮の社


経堂

そして、夢千代地蔵菩薩である。勿論夢千代日記に因んでいる。


地蔵は、慈悲ぶかき吉永小百合の顔を彷彿とさせる。(無論嘘だが。)
 
短いけれど、 正福寺案内はこれでおしまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿