ページビューの合計

2015年5月11日月曜日

長崎旅行記 XI 島原湧き水巡り

長崎旅行記もひつこく続いていますね。11回目になる。今回は島原湧き水巡りの記事であるが、まづは島原グルメから始める。

島原駅でこのグルメパンフを入手した。しまばら名物まっぷである。


裏面

これによると、島原名物として、4品が挙げられている。どんな物品なのかを、パンフに沿って説明する。

1.かんざらし
島原の冷たい湧き水で適度に冷やした白玉に、砂糖・蜂蜜等を使ったシロップをかけて食べる島原の素朴なおやつ。

2.具雑煮
寛永14年(1637年)の島原の乱の土生、一揆軍の総大将であった天草四郎が、約3万7千人の信徒達と籠城した際、農民たちに餅を兵糧として蓄えさせ、山や海から色々な材料を集めて炊いた雑炊(と言い伝えられている)。

3.六兵衛
サツマイモを粉にして山芋をすり入れて、うどん状にしたもの。だし汁は醤油で、ねぎの薬味だけをそえる。
 
4.長崎Wスーパーポーク丼
 丼にキャベツを敷きその上にポークの生姜焼きと目玉焼きを乗せたもの。ご飯の下には、豚の角煮が入っている。


3の六兵衛長崎Wスーパーポーク丼は食べる気がしなかったので、1と2を食したのである。

具雑煮については、名店姫松屋があるということでその店に入った。

この店です。


そのパンフ。


ワイフの注文した具雑煮は、これである。お餅がたっぷり入っている。



私は餅はあまり好物でない故、幕の内定食を頼んだ。こちらは、豪華である。ビールのあても種類豊富で、大変結構でした。お刺身は、有明の鯛。

お味噌汁と新香つき。

お味は、上々です。
 

1のかんざらしは、アーケード街にあった水屋敷という喫茶店で食べた。

これですね。つぶあんがたっぷりとかかっていました。お水は、島原の湧き水



私は、湧き水じたてのコーヒーを注文した。水が良いと、コーヒーの味も一段と増すのである。



後で紹介するが島原湧き水館では、かんざらしの手づくり体験というのもやっている。


島原の湧き水めぐりを始めよう。頼りになるのは、おでかけナビのパンフである。


市内至る所に湧き水の泉があるのだが、このガイドに従って見て回ろうという事だ。

泉は、一番街アーケード周辺に集まっている。順次見ていく。

萬乃泉


このように、泉の湧くところに鯉や金魚が放流されている。ここは、アーケード内のサンプラザ万町ホールの前にある池。 鯉の泳ぐまち」というのが島原のキャッチフレーズなのが良くわかる。


しんわの泉

ゆとろぎ足湯という源泉かけ流しの足湯もある。勿論無料です。


岩永の泉  水は枯れているようだ。
長庚の泉


島原の街並み

このように至る所、鯉が水路を泳いでいる。
 
鯉の泳ぐまち」の石碑




湧水庭園 四明荘

四明荘の説明書き。


この庭園は、国の登録記念物になっている。住宅は、湧き水を利用して造られている。湧き水を湛えた透明な池に泳ぐ鯉を、部屋からも鑑賞できるように設計されている。入館は無料。


お庭の様子。
 
 
四明荘には、大小三つの池があり、 その最大の池。1日約1000トンの湧水量を誇っているそうだ。池には鯉が泳いでいて、  庭園には赤松や楓などいろいろな木々が植えられている。
 

縁側に坐して、しばし寛ぐ爺さんであった。
 

池の水は澄んでいて、あくまで透明である。


 
住宅の右横にも小さな池があり、こちらにも別の湧き水口がある。小さな鯉が泳いでいる。



四明荘をでると、このような鯉を模った石碑があった。


 
しまばら湧き水館

玄関を上がると、なんと山頭火ではないか。

こんなうまい水があふれている

島原の湧き水にピッタリのセリフですね。

 
館のお庭


ここは、無料の休憩所になっている。

浜の城跡の石碑があった。


浜の城の由来を記した石碑。

現在は、公園になっている。


湧き水巡りのルートから少し外れたところにある、水頭の井戸


このカメに自分の年齢だけ水をかけると長生きする。


水頭井戸から水を汲んでいる爺さん。カメさんにかける訳ではない。長生きしたいとは思っていないのである。


井戸脇からも、こんこんと泉が湧いている。


島原では、ちょっと名の知られたしまばら水屋敷。 お屋敷を改造して、現在喫茶店として営業している。 

このような風情である。


縁側に面して、湧き水の池がある。

 
 

このお店で前述したように、かんざらしと水出しコーヒーを注文したのだ。

店の御主人は、まねき猫の大コレクターであり、一階の階段から2階の部屋まで、まねき猫だらけであった。

こんなのは、大好きなのでウハウハ言って、それらの猫ちゃんを写真に撮りまくったのである。
いつものヲタコメントを書きだすとキリがないので、以下画像のみ。



 


 








実に素晴らしい、一大個人コレクションです。

水屋敷のお隣は、その主人の経営する招き猫関連グッズのお店でした。


商店街の入り口にあった北村西望作の銅像。


かくして、島原観光を終え、島原鉄道のラッピング列車で諫早まで戻ったのである。


まだ、このシリーズはつづきそうですね。今回は、これでおしまい。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿