島原鉄道で諫早駅に下車。ここから長崎空港行きのバスに乗る予定である。
諫早市については、何も知らないに等しいのでWikipediaで調べてみた。
諫早市(いさはやし)
長崎県中央部にある市。長崎市、佐世保市に次ぎ長崎県第3位、九州では第12位の人口を有する都市である。
それぞれ特長を持つ3つの海に囲まれ、県下最大の穀倉地帯も広がっており、自然の恵みが豊か。長崎県内の交通結節点として整備が進み、多様な産業が集積している。
九州でも大きな都市の1つなんですね。
ここが、諫早駅前バスターミナル。駅からの陸橋を越えた所にある。
陸橋からの眺め。
私はここで、バス待ちの時間を無駄にせず観光に励もうとしたのである。実は、帰ってから書く旅行記の記事のネタにしようと思っただけだが・・・。
駅前にあった、「のんのこ街踊り」の像。
「のんのこ」とは”愛らしい、かわいい”という意味である。
少し長いが、諫早のんのこ祭の公式サイトより引用。 2014諫早のんのこ祭
「諫早のんのこ節」の歴史は、江戸時代の参勤交代での出来事が始まりだと言われています。
諫早の藩主が江戸参勤交代で箱根の関所を通過中に関役人は不覚にも居眠りをしていました。
関所を通るときは大鳥毛・槍などの道具類を45度以上前方へ傾けるのが決まりでしたが、役人の声がかからないので、道具を傾けずに通過していました。
ところがこれに気付いた役人が「天下の関所を立て道具のまま通るとは何事ぞ。早々に引き返せ」と怒鳴りましたが、行列の最後尾にいた足軽頭の小柳与右衛門が肩衣を脱ぎ、関所の玄関にわらじのまま片足を踏んで「なぜ通らぬ前にとがめない。行列を引き返せというなら職務怠慢のその者らがまず腹を召されよ。さらば行列を戻そう」と啖呵を切ると、役人は言葉につまり行列は関所を通過しました。
関所から数キロ離れた所で一行は道端の芝生に腰をおろし「立て道具のまま関所を越えたのは吾が藩のみぞ」と言って酒盃をあげたそうです。
その時に歌心ある藩士が即興で”芝になりたや箱根の芝に、諸国大名の敷芝に”と歌ったのが「のんのこ節」の元唄になったと伝えられています。
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こんな曲目です。
バスターミナルの近くにある、駅前公園。
公園横を流れる本明川(ほんみょうがわ)。
白鷺を発見。
川向にあった神社の鳥居。 岩屋観音とある。 調べてみると、ここは岩屋稲荷と呼ばれる神社であった。諫江八十八ヶ所霊場、第十一番札所であるそうだ。
正一位稲荷大明神の額が掛かっている鳥居。ここが、岩屋稲荷の入り口になるそうだ。横が駐車場になっており、入り口も境内もごっちゃになっている。
岩屋(山)観音。大きな自然石の祠に祀られている。
観音堂。 この中には、沢山の観音坐像を含めた石仏が祀られている。
境内の様子。
神社見学を終えて、長崎空港行きのバスに乗る。このバスは特急バスでなく、ローカルバスであった。従って、停車駅が思いのほか多い。
バスから見た景色。
予定通り、空港に到着。空港に掲げられていた、大村市の看板。
この写真を撮ったときは、天正少年使節のことを書きたかったのです。遠藤周作の「沈黙」や「侍」でもでてきますね。今はさほど書きたい訳でもない。しかし折角なので、Wikipediaの記事と画像を引用する。
天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)
1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。
使節
空港内にいた、ゆるキャラ 角煮まんじゅうちゃん。
実物はこれです。
その着ぐるみ。
食いしん坊で全国各地の美味しい物を食べるのが大好き。
いつも元気に角煮まんじゅうで笑顔を広げていけるよう頑張っています。
応援してね~。
空港に停車していたラッピングバス。ハウステンポス行きである。
その車体には、佐世保バーガーのゆるキャラ、佐世保バーガーボーイとさせぼのぼこちゃんが描かれている。
この顔を見たらわかるように、作者は、やなせたかし。やなせたかしデザインのご当地ゆるキャラ
(佐世保バーガーのキャラクター)
人々に愛される佐世保バーガーのイメージをさらにアップさせようと2003年に誕生しました。デザインはアンパンマンのやなせたかし先生が手掛けています。
2006年には女の子キャラクター「させぼのボコちゃん」も登場、2人で美味しいハンバーガーの文化を広げようと活躍中です。
その着ぐるみ。
佐世保へは、行ったことがある。佐世保バーガーも食べました。証拠写真もあるので、その内紹介したい。いつになるかわからんが・・・・
空港で買った自分用のお土産、子烏賊(こいか)。島原・雲仙味紀行とある。スルメイカの稚魚を干したものである。乾燥ホタルイカの大型と思えば良い。しがめば、肝の味が広がり、不味くはない。
我々の乗る飛行機 JAL2378。
かくして、無事に飛行機は長崎空港を飛び立ち伊丹空港に到着したのである。
空港には、次男が車で迎えに来てくれた。お蔭で自宅まで帰るのは、大変楽であった。
有難いことである。
機内では、このようなカードを頂いた。
CA(キャビン・アテンダント)さんの手作りルートマップです。
最後に、旅行中にゲットした風景印と絵葉書(笠松宏有画)の画像をアップする。
今回は、これでおしまい。
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