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2015年8月26日水曜日

石垣・西表島旅行記 IV   幻の滝 シーカヤック&トレッキング(2)

幻の滝 シーカヤック&トレッキングの後篇。 遂に、ナーラの滝に到達したのである。写真右下に写っている女性と比較すれば大体の規模が解ってもらえると思う。高さ15,6mと言ったところか。船を利用しても、このような奥地までは、なかなか来れない。幻の滝と呼ばれる所以である。

滝の水量は現在それ程多くないが、岩上を歩いても滑らないところをみると常に一定量以上の流れがあると思える。豪雨の後は、凄いんだろうね。



意外にもかなりの数の先着者がいた。皆我々と似たような、ライフジャケット姿である。カヤックで川のぼりをする際に、ゴムボートの観光船が通り過ぎて行ったので、恐らくその乗客に違いない。

皆さん滝壺に飛び込んで泳いだり、滝の下で水浴びなどをして遊んでおりました。



若い人たちは、上の写真中央の大岩からジャンプして滝壺に飛び込んでいた。我々のグループの3人組(23歳だそうな)も嬉々として飛び込んでいた。若さとは、眩しいものである。異性とともに、このような経験を持つことは、素晴らしい記憶となり得るのだ。う~む。羨ましい。

私は、飛び込むと心臓発作で死んでしまいそうなので、下の写真左下の大岩の横手からそろそろと水に入り、その滝壺で泳いだ。かなり深い滝壺である。身体中が汗だくだったので、実に気持ちが良かった。一時の極楽を味わったのである。その後日焼けと筋肉痛という地獄を味わったので、差し引きはマイナスだったけどね。

ワイフと3男も滝の一番下の場所で水遊びをしている。



川床の岩は砂岩のようで、表面は滑らかになっている。休息するには、ぴったりである。ガイドの萩原さんは、一頻り滝壺で皆と一緒に遊んだのち、昼食の支度に取りかかった。8人分の八重山そばの作成である。そのため、どんぶりなども重たいリックに詰め込んでいたのだ。本当にご苦労様でした。

我々は、それを尻目に水遊びを楽しんでいた。体調不良の次男は、水遊びに加わらずブータレておりました。次男に比べ、ワイフは嬉しさだけであった。

ワイフと三男の滝の裏側探索写真集を修整の上アップする。





 
 私も裏側に行きましたが、相当の水圧です。ここでは、水垢離の修行はとても出来ません。
滝裏訪問を終わって帰ってきた三男、それをねぎらうワイフ。


再びナーラの滝の写真。写っている息子が邪魔だったので、バッサリ切り取ってやった。


滝壺の上は、このような断崖絶壁になっている。


 
 この滝のある場所には、こんな大岩がゴロゴロしている。

昼食の八重山そばを手にする次男と三男。そばは、ウインナーとゴーヤ、かまぼこが入っていて、空腹も手伝い美味でした。朝食は全員、碌に食べてなかったのだ。一滴のツユも残さず食べました。


若い3人グループも楽しんでいたようです。


滝の前で、ナーラの滝訪問の記念写真を撮った。各人ボカシ方が違ってしまい、異様な感じになってしまった。


ならばと、一様にボカシてやるとこの様になった。これでは、何だか分からんね。


さらにならばと、顔だけを切り取ってやった。これなら文句はあるまい。個人情報は、ほぼ完全に死守したのだ。(後で怒られそうだな~)


と、遊んでいるうちに時間となり、もと来た熱帯雨林の山道を下り、

 
 

カヤックの係留場に8名全員無事到着。


ここで、再びシーカヤックを操り、川下りを始めるのであった。


 
見えているように、帰りは引き潮で水量が少なくて深いところを選んで漕がなくてはならない。何とかこなしていたが、遂に河口付近で砂上に乗り上げる。

こんな感じの浅瀬。



カヤックをワイフに引っ張ってもらい、浅瀬から脱出。それからは、ガイドの萩原さんのカヤックにワイアを結び付け、方向づけをしてもらった。これで、パドルを漕ぐだけで進むようになり、随分楽になった。かくして、無事白浜港につく。

若い2人はずっと前に岸に到着して、待っていてくれた。息子達はやはり浅瀬に入り込み、脱出に難渋をしていたが、どうにか岸まで辿り着いた。体調不良の次男は当てにできず、三男がほぼ一人で操作していたのである。結局私とワイフのカヤックよりも到着が遅く、ドン尻であった。情けない限りである。

私はへとへとだったので、カヤックの引き上げやトレーナーへの積み込みは若い学生さんにやって頂いた。親切な、とても気の良い学生さん達であった。この記事は読んでいないだろうが、彼らに有り難うと述べたい。

そして、シーカヤック&トレッキングは終了し、ガイドの萩原さんは我々の宿泊先である、星野リゾート リゾナーレ西表島まで、車で送ってくれたのである。学生さんたちは、日帰りで上原港に帰っていった。彼らにとって、きっと素晴らしい経験であったに違いない。

これで、シーカヤック&トレッキング編はおしまい。 V につづく。

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