福井の勝山ほど著名ではないが、兵庫丹波市でも、恐竜の化石が見つかっている。2006年に篠山川・川代渓谷付近で発見された化石は約1億1千万年前、中生代白亜紀のティタノサウルス形類の恐竜であるという。通称「丹波竜」と呼ばれている。 そのゆるキャラちーたんも存在する。こいつは、時々雲隠れする。ご覧の通りである。
丹波市山南町の丹波竜化石工房「ちーたんの館」へ行けば、丹波竜の原寸大骨格図を描いたウォールマウントや発掘現場の再現、化石のクリーニングルームをガラス越しに見学できるなど、その全容がわかる。
実は、この「ちーたんの館」へは行っていないのだが、その内に訪問して取材記事を書きたいと思っている。
内部の様子。
ここで紹介したいのは、丹波竜の巨大モニュメントである。これである。
正面から見たところ。
こいつは、丹波竜の里公園に実在する。
丹波市の広報より:
丹波竜発見地に近い「元気村かみくげ」施設の入り口に、恐竜をテーマにした恐竜広場が平成27年3月29日に オープンしました。
丹波竜の実物大モニュメント(体長15m、体高7m)や、恐竜骨格をモチーフにしたアスレチック&スライダー などの遊具が備え付けられています。丹波竜の実物大模型は迫力満点!!ぜひおこしください。
恐竜広場
田植え時の丹波竜
恐竜骨格のアスレチック&スライダー
広場のベンチや地面には、小型の恐竜がいるそうだ。会ってみたいものだ。
これだけでなく、丹波恐竜米、恐竜焼き、丹波竜の絵本もある。
以下上久下地域づくりセンター からの丹波竜と関連特産品宣伝のコピペ。
丹波竜とは?
篠山川(兵庫県丹波市山南町上滝地域)において、1億4千万年から1億2千万年前の白亜紀前期の地層から、当時生息していた竜脚類の大型草食恐竜ティタノサウルス形類と見られる 化石が発見されました。
体長は十数メートルと推測され、国内最大級と言われています。
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丹波竜の発見
平成18年8月7日に、丹波市在住の化石研究家二人が地質調査に出かけ、 折り重なる篠山層群の赤茶けた泥岩層の表面から、1cmほど突き出た灰色がかった石のようなものを発見しました。
ハンマーやタガネを使い2日がかりで、棒状の石のような15cmのかたまり4本を掘り出し、これを人と自然の博物館に持ち込みました。 そして鑑定の結果、恐竜化石と判断されました。
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「丹波恐竜米」お土産にどうぞ!
上久下自治協議会は、地元かみくげ産のお米が地域外からの来訪者に好評であることに着目して、新しい商標 「丹波恐竜米こしひかり」をお土産用に販売することにしました。「夢とロマンの丹波竜の里」の産品として、 しかも、他に類を見ない、「1億年前の恐竜時代の地層が残る上久下の地で育ったおいしいお米」を味わって もらいます。米袋はお土産用に適した、3合(450g)入りで、上久下の風景(山間に架かるつり橋、流れる篠山川、 その周辺に広がる地層にこうべを垂れた稲穂など)に恐竜画を盛り込んだ斬新的な袋を真空包装しています。 販売価格は450円で、元気村かみくげ売店と地域づくりセンターのみで販売します。
お持ち帰り「恐竜焼き」
商標登録「恐竜焼き」の「テークアウト(お持ち帰り)」が可能となりました。元気村かみくげでは、今まで施設内で 焼きたてを食していただいていた「恐竜焼き」を、地域内外からの来訪者にお持ち帰りが可能なように冷凍保存し、 3個入りと5個入りをケース入りで販売することにしました。「恐竜焼き」を遠路からの来訪者にもお土産品として 販売します。3個入り390円、5個入り650円。
ぜひ食べてみたいものである。
こども絵本「丹波竜のおくりもの」
このたび丹波竜の絵本が出版されました。原作者は化石発見者でもある村上茂さん。 恐竜好きの少年が夢の中で恐竜の世界に迷い込んで「丹波竜」と出会い、丹波竜から命の大切さを教わる...という お話です。市内の書店、上久下地域づくりセンター等で販売しています。
絵本の表紙
- 書名: 丹波竜のおくりもの
- 原作: 村上 茂
- 製作: むらかみ ゆきこ・毛利泰房
- 発行者: 上久下地域自治協議会
- 印刷・製本・販売協力: (株)丹波新聞社
- 販売価格: 1,500円(税込み)
ということです。 これでおしまい。
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