地図 神社は琵琶湖沿岸の中央部分、近江高島にある。
こじんまりとした琵琶湖に面した綺麗に整備された由緒ある神社である。社屋は歴史を感じさせて参拝するにはとても良い神社です。
社碑
拝殿前鳥居
境内の案内図
近江最古の大社である。
いつものようにWikipediaさんに神社の基礎情報を教えていただく。
白鬚神社 | |
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境内(左から若宮神社・本殿・拝殿・絵馬殿) | |
所在地 | 滋賀県高島市鵜川215 |
位置 | 北緯35度16分28.25秒 東経136度0分39.92秒座標: 北緯35度16分28.25秒 東経136度0分39.92秒 |
主祭神 | 猿田彦命 |
社格等 | 国史見在社 旧県社 |
創建 | (伝)第11代垂仁天皇25年 |
本殿の様式 | 入母屋造 |
別名 | 白鬚大明神・比良明神 |
例祭 | 5月3日 9月5日・6日 |
白鬚神社(しらひげじんじゃ)
滋賀県高島市鵜川にある神社。国史見在社で、旧社格は県社。別称は「白鬚大明神」「比良明神」。神紋は「左三ツ巴」。
全国にある白鬚神社の総本社とされる。沖島を背景として琵琶湖畔に鳥居を浮かべることから、「近江の厳島」とも称される。
鳥居が湖の中に浮かんでいる姿は厳島神社とよく似ています。
白髭神社と言えば六甲山にもありました。白狐から由来しているとの事でした。関係があるのかもしれません。 六甲山ー摩耶山散歩 I
ご祭神:
猿田彦命 (さるたひこのみこと、猿田彦大神)
何度か画像紹介しているが、今回はこれ。
注釈が入る。
国史に「比良神」と見える神名が当社を指すとされており、元々の祭神は比良山の神であるともいわれる。人格神が猿田彦命とされた由来は不詳であるが、猿田彦命は水尾神社(高島市拝戸)の縁起『三尾神社本土記』にも見えることから、両社の密接な関係が指摘される。
倭姫命 日本猛尊の叔母にあたる。伊勢神宮を建立したとされる。
後述の国史に見える神名「比良神」から、当社の元々の祭祀は比良山に対するものであったとする説がある。一方で白鬚信仰の多く分布する武蔵国北部や近江・筑前には渡来人が多いことから、それら渡来人が祖神を祀ったことに始まるという説もある。
当社の周囲には、背後の山中に横穴式石室(現・末社岩戸社)が残るほか、山頂には磐座と古墳群が残っている。
それでは境内を見て廻ろう。
拝殿横
拝殿中
本殿 拝殿と繋がっていて奥の社屋が本殿
横から見た本殿
本殿の屋根
本殿は慶長8年(1603年)の造営。国の重要文化財に指定されている。
片桐且元を奉行として播州の大工の手で建てられたとされる。間口三間・奥行三間の入母屋造で、向拝一間を付し、屋根は檜皮葺である。明治の拝殿造営・接続に伴い、向拝の軒先は権現造のような複合社殿様式となり、その際に屋根も杮葺から檜皮葺に改められている。
狛犬二基
手水舎
手水舎横の歌碑
与謝野鉄幹・与謝野晶子夫妻が参詣した際に詠んだ歌碑である。
絵馬殿(旧拝殿)
境内社の若宮神社
社殿は慶長期の造営で、一間社流造の杮葺。高島市指定文化財。境内社は他に10社ある。これらは本殿裏の石段上にあるので「上の宮」と総称される。
石段前の鳥居
石段
その10社を連続的に紹介する。
豊受大神宮(外宮) - 社殿は慶長期の造営で、高島市指定文化財。
皇大神宮(内宮) - 社殿は慶長期の造営で、高島市指定文化財。
八幡三所社(3社相殿) - 社殿は慶長期の造営で、高島市指定文化財。
- 八幡神社
- 加茂神社
- 高良神社
上三社の後ろ姿
鳥居が残りの4社前に建てられている。
左から寿老神社、鳴子弁財天社
浪除稲荷社
天満神社
最後の1社である岩戸社は撮り忘れてしまった。でも心配はいらない。
Wikipedia様が助けてくれるのである。
岩戸社 右は古墳石室
この祠は、天岩戸として祀られている。
歌碑や句碑 時間がないので説明は省略。紫式部の歌碑がありました。
これが紫式部の歌碑
本殿の遠景
神社参拝口に居る狛犬二基
常夜燈 屋根つきです。石柱には、白鬚大明神、永代常夜燈、海上安全心願成就の文字が、刻まれている。建立は、天保4年8月。
蕪村の歌碑
社務所 いつもは写さないのだけれど、立派なので写真に撮りました。
大鳥居
大鳥居は湖中に立ち、当社のシンボルとなっている。鳥居について古くは弘安3年(1280年)の絵図では陸上に描かれているが、その後の琵琶湖の水位上昇に伴い水中に立つようになったと伝える。その伝説に基づいて昭和12年(1937年)に鳥居の寄進がなされ、昭和56年(1981年)に現在に見る鳥居が再建された。
その周辺
湖畔の階段に座って眺めることができる。
これでおしまい。
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