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2017年1月14日土曜日

古代エジプトの神々

エジプト旅行記を書き続けてきたが、遺跡の壁画に無暗矢鱈と動物の頭を持つ神々が現れるのを改めて認識した。ガイドブックを見ながら偉そうにハトホル神とかクヌム神とかヌト神とか、さも良く知ってるかの如く書いてきたが、実は何も知らないどころか神様の同定も覚束ない。

それで今回はお勉強を兼ねて、古代エジプトの神々の画像紹介を行いたい。

Wikipediaやガイドブックの記述によると、エジプト神話における神々は3000年に渡って神話自体が多様に変化しそれに伴い神々も複雑雑多に変化している。Tour Egypt のページでは主な神々だけでも以下の如く沢山いる。


The Gods

当座知りたいのは壁画に描かれている神だけなので、ここではそれらの主だった神を見ていきたい。


天空から太地に向かって存在するのはつぎの神々。


強力な神々 



以下画像付きで解説する。パクリサイトであるNaverまとめサイトからのパクリ編集である。

ヘルモポリス・8柱の神々


ヘルモポリスは上エジプトと下エジプトの中間地点にあって、双方の「月神信仰」が習合した地といえる。

1)ヘルモポリスの主神トート神


トート神月神であり、かつ「知恵の神」でもある。その姿は鴾で現され、本来は「アケル」と呼ばれた神であったことが示唆される。



ヌン(Nun)は、エジプト神話の原始の神で、あらゆる存在の起源たる原初の大洋ないし混沌(カオス)が擬人化された神格で、一説にオシリスセトの兄弟とも言われている。

ヘリオポリス神話では創造神アトゥムを生み出した原初の丘の名であり、神ではない。太陽神ラーはこのヌンと呼ばれる海から意志の力で自らを作ったといわれている。

3)アメン

古代エジプトの太陽神アモン(Ammon)、アムン(Amun)と表記されることもある。
元々はナイル川東岸のテーベ(現・ルクソール)地方の大気の守護神、豊饒神である。中王国時代第11王朝のメンチュヘテプ2世がテーベを首都としてエジプトを再統一して以来、末期王朝時代の第30王朝までの1,700年余りにわたり、ラー神と一体化、「ラー=アメン」としてエジプトの歴史・文明の中心に位置し、エジプトの神々の主神とされた。


4)アマウネト

アマウネト

アマウネト(Amaunet)は、エジプト神話に登場する原始の女神である。彼女はオグドアドの一員であり、アメン配偶者であった。

5)クク   6)カウケト


クク(Kuk)(ケク(KekあるいはKeku))は、古代エジプト神話における「原始の闇」を神格化した神である。オグドアドの創世神話でこの神の名は「暗闇」を意味する。この神の女性形は「カウケト(Kauket) (あるいはケケト(Keket))」であり、それは単に「クク(Kuk)」という言葉の女性形。


7)フフ   8)ハウヘト

フフは無限や永遠を神格化したものとされ、名前そのものが「永遠」という意味であった。フフの女性形の対神は「ハウヘト」であるが、それは単にフフの名前を女性形にしたものであった。

フフの描写に共通することは、この神はしゃがんでそれぞれの手(あるいは片方の手)に椰子の茎を握っていることであり、希にはその髮も椰子の茎で現される。




ヘリオポリス九柱神

エジプト九柱の神々(エジプトきゅうちゅうのかみがみ、Ennead)は、エジプト神話の中のヘリオポリス創世神話に関わる九柱の神と女神。ヘリオポリス九柱神エネアドとも。


1)アトゥム(Atum)

 
アトゥム(Atum)はエジプト神話の男神。アトム(Atmu[1])、アテム(Atem)、トゥム(Tum)、テム(TemuもしくはTem)とも。
原初の丘ヌンより出し、ヘリオポリス神学における天地創造の神エジプト九柱の神々筆頭格。 最初の独り神であったため自慰によって大気の神シューと湿気の女神テフヌトを生み、さらにこの2神から大地の神ゲブと天空の女神ヌトが生まれ天地が創造されたとされる。
後には太陽神ラーと習合してラー・アトゥム神となる。

2)シュー(Shu)


シュー(Shu) 

シュー(Shu)は、古代エジプト神話の大気の神ヘリオポリス神話では創造神アトゥムの自慰によって誕生したとされる。妹でもある妻、湿気の神テフヌトとの間に、大地の神ゲブと天空の神ヌトをもうける。子供たちが抱き合っているところをシューが無理矢理引き離し、天と地とが分かれたとされる。

3)テフヌト(Tefnut)

テフヌト(Tefnut)は、古代エジプト神話の湿気の女神で、雌ライオンもしくはライオンの頭を持った女神として描かれる。
テフヌト、テフヌウト、テフェネトなどとも表記。ギリシア語ではトフェニス
ヘリオポリス神話では創造神アトゥムの自慰によって誕生したとされる。兄でもある夫、大気の神シューとの間に、大地の神ゲブと天空の女神ヌトをもうける。

4)ゲブ(Geb)  5)ヌト(Nut, Nuit)

太地に横たわっているのがゲブ。天空で手をのばしているのがヌト

ゲブ(Geb)は、古代エジプト神話の大地の神ヘリオポリス神話では大気の神シューと湿気の神テフヌトの息子。妹でもある妻、天空の神ヌトとの間に、オシリスイシスセトネフティスをもうける。妻のヌトと抱き合っている所を無理矢理シューによって引き離され、天と地とが分かれたとされる。


6)オシリス(Osiris)
オシリス(Osiris) 
 
オシリス(Osiris)は、古代エジプト神話に登場する神の一柱。オシリスとはギリシャ語読みで、エジプト語ではAsar(アサル)、Aser(アセル)、Ausar(アウサル)、Ausir(アウシル)、Wesir(ウェシル)、Usir(ウシル)、Usire、Ausareとも呼ぶ。イシス、ネフティス、セトの4兄弟の長兄とされる。王冠をかぶり、体をミイラとして包帯で巻かれて王座に座る男性の姿で描かれる。


7)イスィス(Isis)

イシス(Isis) 


イスィス(Isis)は、エジプト神話の女神。イスィスはギリシア語であり、古代エジプトではアセトと呼ばれた。ヘリオポリス神話ではゲブヌトの子供で、オシリスの妹でありセトネフティスの姉でもあり九柱神の一角を担う。またホルスの母。別の神話によるとラーの娘。ヌビアのフィラエ島やナイル河畔のサイスに大規模な神殿があったことで知られる。外見はトビあるいは背中にトビの翼を持った女性として表される。


8)セト(Set)


セト(Set)

セト(Set)、Seth(セトゥ)、Setekh(セテカー)、Setesh、Seti(セティ)、Sutekh(ステカー)、Setech、Sutech、Tabeh、Typhon(タイフォン)とはエジプト神話に登場する神。オシリスの弟。エジプト九柱の神々の一柱。砂漠と異邦の神であり、キャラバンの守り神である。


9)ネフティス(Neftis)


ネフティス(Nephthys)


ネフティス(Neftis, Neftys, Nephthys, Nepthys)は、エジプト神話に登場する女神。エジプト名ネベトフゥト(Nebet=Het "家の女主人" の意味) 。夜を司る女神
オシリスイシスとの妹、セトの姉と同時にセトにそむいてオシリスの復活のためにイシスに協力し、死者の守護神となる。死者の着る麻布を纏い毛髪がミイラが付ける鬘でできている。セトの子供がアヌビスである。

その他の有名神をいくつか挙げる。 ここからはWikipediaからの検索結果(パクリ)。

A) ホルス神

ウアス杖とアンクを持つホルス。


ホルス(Horus)

エジプト神話に登場する天空と太陽の神。エジプトの神々の中で最も古く最も偉大で、最も多様化した神の一つである。
ラーの息子天空神・隼の神であるホルスと、ゲブヌトの息子あるいはオシリスイシスの息子のホルスという同名の神が二柱存在し、やがて習合されたものだとされている。これ以外にも様々な神との習合が見られる。通常は隼の頭を持ち太陽と月の両目を持つ男性として表現される。時代とともに、その姿はから人間の姿をとるようになる。


B) アヌビス







































アヌビス

エジプト神話に登場する冥界の神で、リコポリスの守護神。「聖地の主人」(nb-ta-djsr)、「自らの山に居る者」(tpi-dju=f)、「ミイラを布で包む者」(imiut)などの異名を持つ。


C) ラー



ラーRa)、あるいはレーRe

エジプト神話における太陽神である。語源はエジプト語でそのまま、「Ra」(太陽)。
ラーハヤブサの頭をもつ姿で描かれることが多い。後にアトゥムと習合し、ヘリオポリスでは最も重要な神とされる。ヌンから生まれ、シューテフヌトバステトの父とされる。また、セクメトラーが人間を滅ぼすためにその目から生み出されたとされる。目からは強烈な光を放ち、敵を焼き滅ぼす。ラーを象徴する元素と色はそれぞれ火と赤。


D) セベク



セベク

セベク(Sebek) またはソベク(Sobek) は古代エジプトの神。ソブク(Sobk)、SochetSobkiSoknopaisとも呼ばれ、ギリシアではスコス (Σοῦχος、Suchos) とされている。彼の名前は「妊娠するかしないかを決める者」を意味する。


E) クヌム


クヌム。

クヌムKhnum, Knum, Chnum, Khunemu

古代エジプトから伝えられている創造神の一人。 ナイル川を司る神ともされ、その起源はエジプト神話のラーよりも古いとされる。フヌムとも呼ばれる。
クヌム信仰ではこの神だけが創造神で、粘土を捏ねて他の神々や万物を作り上げたとされる。 また、エレファンティネ(現在のアスワン)の守護神で、そこより南方から来る洪水の管理をしているという。


F) ミン


ミン

エジプト神話の神。豊穣の神であり、ファルス(陰茎)を勃起した姿で描かれる。手には殻竿を持ち、頭には羽飾りを二つつける。


G) パステト


バステト像、現代のレプリカ

バステト猫の女神として知られる。猫は古代エジプト人が初めて家畜化した動物と言われており、エジプト先王朝時代の遺跡の墓より猫の骨が発見されていることから、紀元前4000年紀後半には家畜化されていたと考えられている。
神話上においては、通常、バステトは太陽神ラーの娘とされる。しかし、ラーの妹、あるいはとされることもある。

H) ハトホル

ハトホル


ハトホル(Hathor)

古代エジプト神話の、愛と美と豊穣と幸運の女神。聖獣は牝牛
初期の頃はハトホルはラーとヌトの間の娘とされていた。やがてラーの妻とされ、ラーの牡牛と結婚して音楽の神イヒを産んだ。
やがてハトホルラーとの間にホルスを産んだ母と考えられるようになったが、通常は「エドフのホルス」(ホルス・ベフデティ)の妻とみなされた。



以上主要な神々を挙げた。これだけでも多くてとても憶えきれない。でも、これからの記事の参照になればと思います。 今回はこれでおしまい。

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