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2017年7月23日日曜日

志摩スペイン村 III

志摩スペイン村訪問の3回目は、エンバシーホールの見学から始める。

エンバシーホール スペイン北部の古い建物をモチーフにしているという。


イベント開催時には、イベントホールとして使用されます。また通常時はベンチが設置されているので休憩所としてご利用いただけます。この地方のお祭りをイメージしたステンドグラス、スペイン全土の地図スペイン17州をイメージしたフラッグなどの装飾を見てスペインを勉強しながら、疲れた足を休ませてあげてください。

下から見上げると中世の教会を模しているように見える。



壁にはスペイン全土の地図と各州の風物を描いたフラッグが掛けられている。


ハビエル城博物館  

登城門  この博物館にはアルタミラ洞窟壁画のレプリカがある。その他にも見どころのある展示物が揃っている。




重厚な石を積み上げて作ったこちらの博物館は、実は日本に初めてキリスト教を伝道したことで知られる宣教師フランシスコ・ザビエルの生家をモチーフにしたもの。実物と同じサイズで精巧に造られた、歴史的にも意味のある建物です。また、館内では約12,000年にもわたるスペインの歴史や文化を、貴重な資料や映像などを使ってわかりやすく解説しています。

実物のフランシスコ・ザビエルの生家の画像 
スペイン北部ナバーラ州にある。ザビエル城(発音の違いと思うが、ハビエル城でなく)と呼ばれている。 確かにそっくりに造られている。




城門をくぐってしばらく歩くと博物館入り口に来る。

ハビエル城博物館のネームプレート


城内に入って巨大人形が2体あるのにびっくりする。ヒガンテスと言って14世紀のはじめよりスペイン各地で祭りや催し物をにぎわした巨大人形である。

博物館中庭に展示されたヒガンテスは、イサベル女王フェルナンド王をモデルにしている。


同じくスペインの農夫夫妻のヒガンテス



こちらはヒガンテスではないが、ドン・キホーテサンチョ・パンサの木像。愛嬌たっぷりに作られている。


アルタミラ洞窟

旧石器時代の洞窟「アルタミラ洞窟」の壁画の実物大レプリカを所蔵。水のにじみ具合までリアルに再現されたこちらの壁画は、世界でたった3つしかない実物大レプリカです。

全く知らなかったが、壁面でなく洞窟の天井に描かれていたのでした。ひび割れも再現してある。


これが本物(現地のレプリカ)の画像 壁画は貴重な世界遺産で、外気による痛みにより現在は公開されていない。

天井部分


大航海時代の帆船。 コロンブスの乗ったサンタ・マリア号だと思われる。


サンタ・マリア号のレプリカ スペイン・マデイラフンカル(Funchal)にて。


以前(2004年)はハーバーランドに復元帆船 サンタ・マリア号が展示されていました。


現在はサンタ・マリア号の錨と望楼部分のみの屋外展示である。神戸開港150年 I


ゴヤの絵画のスチール写真


実物をマドリードプラド美術館に行った時に見た記憶があります。ゴヤは好きな画家で、画集や堀田善衞の評伝も読んだことがある。真に偉大な画家です。


その他にも、スペインの生活と美を表す装飾や工芸品の展示もある。見どころ満載の博物館です。

ハビエル城屋上広場から見た景色


ローマ遺跡


空飛ぶガリオン船(左側)と 太陽の洞窟入り口(右側)


博物館見学をおえて、ハビエル城を地上から見上げた写真。


太陽の洞窟  これは7年前の写真で、残念ながら現在は蔦は存在しない。



太陽の洞窟入り口

洞窟では、光のイルミネーションの中をエスカレーターで下っていく。ミュージック付きである。


太陽の洞窟の動画


バルセロナ夜の町での街路のイルミネーションを思い出します。


太陽の洞窟を抜けるとコロンブス広場にでる。

広場の中央にはコロンブスの塔が立っている。


1年半前にはバルセロナで実物を見てきたのでした。

ライトアップされたコロンブスの塔。 バルセロナ旅行記 XII



土台の部分に、本物には豪華な彫刻群がある。



つぎに乗りこんだのはフェリスクルーズである。今回はこれでおしまい。次回志摩スペイン村訪問記の最終回です。

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