今回は手始めに神戸長田区の新黒稲荷神社である。この神社は、海泉寺の鎮守社である。海泉寺については、神戸長田区 海泉寺 を参照ください。
新黒稲荷神社は、寺から一つ道路を隔てた一画にある。狭い境内にお堂と社殿だけがある神社である。必須のアイテムである稲荷鳥居が見当たらない。尤も稲荷神社の赤い常夜燈は三基もある。
平成27年11月に新しく建てられた。真っ新の稲荷神社である。ご祭神などについてのデータは不明。
2016年12月8日の記事である。
新設されたお堂で「みあらい地蔵」に手を合わせる檀家ら=神戸市長田区駒ケ林町3
阪神・淡路大震災で本堂や鐘突き堂など8棟が全壊した神戸市長田区駒ケ林町3の海泉寺で、震災後、地域のよりどころとして作られた「みあらい地蔵」のお堂が新設され、檀家(だんか)ら約100人が8日、お参りに訪れた。同寺の「新黒稲荷神社」も再建され、安座開眼の法要があった。
「震災後、地域の人たちが仮設住宅や兵庫県外へ移り住み、皆ばらばらになってしまった」と染川眞澄(しんちょう)住職(69)。知った顔を見なくなったことを惜しむ多くの声が、檀家や住民から寺に寄せられた。
「震災後、地域の人たちが仮設住宅や兵庫県外へ移り住み、皆ばらばらになってしまった」と染川眞澄(しんちょう)住職(69)。知った顔を見なくなったことを惜しむ多くの声が、檀家や住民から寺に寄せられた。
新黒稲荷神社 の社碑。
社殿の前にはみあらい地蔵尊の石碑が立っている。
みあらい地蔵尊像
手水鉢 社殿(といっても室内)の中に置いてある。変な感じである。
気になって2年以上前の新黒稲荷神社の画像を探してみたところ、ありました。7年前の画像です。
7年前の新黒稲荷神社 稲荷鳥居が確かにあり、手水舎もある。
かってはこの石の祠にみあらい地蔵尊を祀っていたと思われる。
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義経堂
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