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2017年12月6日水曜日

神戸北区 正福寺

今回も道場探訪のシリーズで、曹洞宗正福寺の紹介である。Wikipediaには記載がないが、幸いお寺のホームページがあるのでそれを基にして解説したい。
正福寺・布袋寺

神戸北区 正福寺
住所:神戸市北区道場町平田八六二

平田の正福寺さんと呼ばれているそうです。

曹洞宗(本山は永平寺と総持寺)の寺院。
大慈山桂林寺(真言宗)の寺院に、明治時代に 清楽山正福寺(曹洞宗)が村内より移転し、現在に至っています。

現在は桂林寺を山号として、桂林山正福寺 と言う。

寺碑  曹洞宗正福寺 と刻されている。


お寺の掲示板

標語が面白かったので写してみた。

ああしてやった、こうしてやったで地獄行き

住職さんの説教の文言でしょうね。人に恩をきせるような言動は慎むべきです。人は保護者に対してこういう感情を持ちやすいがそれは厳禁ですね。

山門への石段  登り口にお地蔵様が祀られている。


山門 表札には 桂林山 正福寺 とある。


御本尊 阿弥陀如来・聖観世音菩薩 
創 立 慶安4年(西暦1651年)
現 在 現住職二十四世


本堂  立派な静謐とした佇まいの本堂です。


本堂正面扁額 



堂内に入るのは遠慮させて頂いたが、ホームページによると、

正福寺本尊 観世音菩薩
桂林寺本尊 阿弥陀如来座像
赤穂義士由来の千手観世音菩薩
びんずる尊者

などが祀られている。無断で画像引用するのは気が引けるのだが紹介記事ということでお許しを頂き、びんずる尊者の画像を引用する。


賓頭盧尊者 

仏弟子。十六羅漢第一で、白頭、長眉の相を具え、涅槃に入らず、摩梨山に住んで衆生を救う。小乗においては上座とし、禅寺では食堂にその像を安置する。
日本ではこれを撫でて病気の平癒を祈る。なでぼとけ。おびんずるさま。

常夜燈

本堂からは渡り廊下が大日堂につづいている。 廊下の下は池になっていて境内全体が庭園風である。


境内から見た山門舎利塔(十三層)


鐘楼

鐘楼台の石垣の下に鬼瓦が並べられていた。こんなのは大好きなので写させて頂いた。




表情にも鬼の個性らしきものがありますね。

歌碑  水子地蔵尊を詠っている歌碑。

ふところに 慈悲の能化の地蔵尊
いだきとらるる わが水子たち


水子地蔵尊  赤子を抱き、また足元にも二人います。彼らが水子なのは物悲しい。


大日堂  大日様をお祀りしている。


こちらは堂内を撮影できました。ご本尊大日様石仏です。


大日堂から本堂への渡り廊下


不動明王を祀る


稲荷堂を案内する朱鳥居



堂前の朱鳥居三連


稲荷堂

弘法太子石像を祀るお堂


境内周辺の竹林  


地蔵尊


大日堂から眺めた境内

墓地の中に立つ観世音菩薩

墓地  小さな地蔵尊も祀られている。


静かな気持ちで参拝するのにはとても良いお寺でした。 これでおしまい。

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