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2018年4月13日金曜日

ナポリ旅行記 XXXVII ナポリ国立考古学博物館 (4)

水曜日に阪大で講義を2つ行ったが無事に済ますことができたのでほっとしている。2回の90分立ちっぱなし喋りっぱなしで腰痛がひどくならないかと少し不安だったが大丈夫でした。この具合なら半年は頑張れるだろうと自信はでてきた。しかし帰りは電車の中では満員で座れず立ちっぱなしだったのでじわりと腰痛がでてきた。自宅に帰り夕食を食べ、かなり疲れていたので腰の静養も兼ねてすぐに寝た。翌朝は腰のしびれや痛みを感じることなく目が覚めたので一安心。腰痛との戦いは長期戦なのであせらずに痛みを最小限にするように無理せず生活すべきと思っております。



昨日は朝早くから家族で日帰りドライブ旅行でした。その際に幾つか神社仏閣を訪問したので順次記事にするつもりです。

今回は一寸中断したナポリ国立考古学博物館の見学記のつづき。

まづ屋外にある修復中の大理石像の鑑賞である。館内には展示しきれないので屋外に移したのかもしれない。数多くのギリシャ風彫刻が透明なアーケード内に並べられている。


屋外の展示アーケード  自由に鑑賞できるようになっている。


いづれも写実的な彫りの優れた彫像です。沢山あるが2作品ほどを紹介する。


男性像



女性像

その他の作品は省略。何と言っても館内1階にあるPiano Terra で展示されている石像群は圧倒的に素晴らしいのでそちらの方をゆっくりと見ていこう。

これらの作品の多くは紀元前5世紀ころからのギリシャ彫刻ローマ時代に復刻したものである。レプリカといってもオリジナルは多く失われていて、模刻とはいえ2000年近く経ち今やローマ時代の文化遺産である。

展示作品の多くはファルネーズ・コレクションの一部である。

私には全く知識がなく詳しい説明はできませんので、写真でこんな彫像がありましたよと報告するだけです。写真をご覧になって見事だと思ってくだされば嬉しいですね。


貴族の男性像


将軍像 顔に比べて手がでかい。

頭部の欠けた男性像


青年像

男性頭部像  カエサルの頭部かと思いました。

婦人のブロンズ像2体


カプアのビーナス



兵士像

槍兵  槍は失われているけどね。

神殿壁面の彫刻


婦人像

二人のいけにえの牛を殺す天使像   コワ!



馬上の将軍像


髭の男性像

デブっちょの男性頭部像

 壁面レリーフ  神話の蛇


兵士の服装と戦勝旗


竪琴を持つ女性 着色されていて実に美しい。

ブロンズと色大理石で作られた男性像 左右対称で2体 狛犬みたいに門前に立っていたのかもしれません。



髭の青年像


メトロ駅構内でも展示されていた ファルネーズヘラクレス像 
足元に青年が写っているが他意はない。たまたま写っただけ。


婦人像  やはり見物人が写ってしまったがお蔭でこの像の大きさがわかる。


ダビデ像みたいだね。


平和の使者

巨人族の兵士


かの有名な(私は知らなかったが)ファルネーゼの雄牛



その細部

牛を制御する青年

青年の足元の女性


暴れ牛を見守る兵士



今回はこれでおしまい。

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