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2018年5月7日月曜日

姫路 播州男山三社 男山八幡宮

播州男山三社の最後に控えるのが男山八幡宮である。今回はこの神社の紹介である。

一週間以上ブログを休んでいましたがようやく再開です。腰の具合が良くなく長い間パソコンの前に座っているのが辛くてついついさぼっていました。残念なことにゴールデンウイークで遊びまわっていた訳ではなくて、家事と買い出し以外はベッドで寝そべって読書ばっかりのグータラ生活でした。これはいかんな~で反省しきり。でも誰にも迷惑はかけていないのでこれで良いことにする。

途中の参道脇にあった 戯れる戎大黒 の石像

えべっさんだいこくさんが魚と袋の上でふざけているようですが、どんな寓意があるんでしょうね。私にはわかりません。


石段の先には石鳥居があり、その先が玉垣に囲まれた男山八幡宮境内となる。




この石鳥居は正徳6年(1716年)のもので、相当に古いはずだがそんな風には見えない。手入れが行き届いているのでしょう。
看板には姫路城主榊原政邦が、社殿を改修した際に寄進したとある。

政邦は、この12年前、越後村上から姫路へ移って来た。彼は文学にも優れ、「男山八景」の和歌も詠んでおり、鳥居の左の柱には武運の長久と家門の繁栄を願った長い文が刻まれている。

写真にも薄っすら写っていますがとても読めません。



石鳥居横には狛犬ならぬ一対の神馬像が奉納されている。




飛躍神馬一対 と彫られた石碑が立てられている。仁王さんと同じく吽型阿型の二体である。神馬像はブロンズ製です。

阿型の飛龍号



吽型の雲龍号




ここでパンフおよびWikipediaから当神社の基礎データを引用する。


男山八幡宮 (姫路市)


男山八幡宮

所在地 兵庫県姫路市山野井町
位置 北緯34度50分30.4秒
東経134度41分21.4秒座標: 北緯34度50分30.4秒 東経134度41分21.4秒
主祭神 八幡神
創建 1345年(貞和元年)
例祭 厄神祭(2月)、観月祭(9月)



拝殿


 男山八幡宮(おとこやまはちまんぐう)

兵庫県姫路市山野井町にある神社男山の中腹に鎮座している。


ご祭神:

主祭神   八幡大神 
(はちまんおおかみ)  

何度も書いているが応神天皇のこと。今回は円頂衲衣姿八幡神像。 袈裟姿の八幡神は初めて見ました。


息長帯姫尊 (おきながたらしひめのみこと)  神功皇后のことですね。

今回は奉納画より。 定番ですが武内宿禰と幼子の応神天皇が描かれている。



比売大神 (ひめおおかみ)  

主祭神と並んで比売神比売大神)、比咩神、姫大神などと書かれるが、これは特定の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すものである。
応神天皇の妻かもしれない。

この画像は大宜都比売命(おおげつひめのみこと)五穀豊穣の女神です。




由緒(略年記):

1345年(貞和元年)
赤松貞範が国府姫路の姫山に城(姫路城)を築く際に京都の石清水八幡宮より分霊し男山に祀る。城の鎮守社として歴代城主の信仰も厚かった。

京都の石清水八幡宮はこちら。 石清水八幡宮

1679年(延宝7年) 
松平直矩社殿を修理した。麓の参道入り口に現在残っている石鳥居は、この時に寄進された。



1716年(正徳6年) 
榊原政邦が社殿を新築再建した。社殿の前に現在残っている石鳥居は、この時に寄進された物で武運長久・家門繁栄を願った文章が刻まれている。政邦は「男山八景」の和歌も詠んでいる。

1987年(昭和62年)10月16日 
放火で建物を焼失した。

・1990年(平成2年)9月 
本殿・幣殿・拝殿再建した。


という事で、社殿の瓦屋根などが妙に新しいのは約30年前に再建された故でした。

それでは境内の参拝である。

拝殿



社額  木額 男山八幡宮 と白書されている。




拝殿前

拝殿中  水尾神社同様 こちらにも 左大臣 右大臣 の像が祀られている。


30年前に再建されたであろう拝殿狛犬二基  年若く傷んだ所はどこにもありません。



境内 玉砂利が敷かれているが境内はとても狭い。 姫路城天守閣が見えますね。


境内から望む姫路城


本殿

男山八幡宮からさらに登っていくと男山山頂にある男山配水池公園にでる。

大天守西小天守乾小天守東小天守のすべてが同時に望める貴重なスポットが、この公園である (姫路市広報より)。


通路は赤レンガ敷きで広場には芝生が広がっている。家族連れの行楽客が絶景を楽しんでいました。


その貴重な絶景ポイントから眺めた姫路城


下からこの公園にのぼる石段は全部で198段である。学生の部活のトレーニング場にもなっているそうです。


地上から眺めた石段 

地上に降りてきて撮影した姫路城の雄姿


言うまでもなく世界遺産です。


これでおしまい。

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