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2014年4月11日金曜日

Malaysia 旅行 2013.8.26~31 (I) 

 

老人には、未来がない。 できるのは、過去を振り返るだけ。 
そう思い定めて、過去の海外旅行の思い出を綴るのである。  

 Malaysia  旅行 2013.8.26~31  について 自分宛てに出した絵葉書と
当てにならない記憶で書き綴ることにする。 今回はそのパート1である。 

旅行の際の忘備録のために書いている絵葉書のサンプルです。
 
 

このマレーシア旅行の目的は、国際学会 iCMS2013 に参加をし、講演をおこなう事でした。
期間は、8月28日29日の2日間で、 学会としては小規模のへぼな学会でした。 
Kedah 州の Mara 工科大学が主催したものです。 ワイフと同伴で出席した。

 
iCMS2013 のホームページのコピーですが、本体は既に無くなっていました。 
上で張ったリンクは、大学へのリンクです。 過去の学会ページは終わればすぐ無くなる。残念だ。


私の研究分野は世界的に見て段々とマイナーな分野になり、 以前のようにどこの国でも常時
国際学会が開かれるということはなくなっている。 この学会はコンピュータと数学、統計の学会で
私の講演テーマが辛うじて含まれるというわけで、論文投稿をしたわけです。 
科研費で行く最後の学会でした。 

大した審査もなくアブストは通過し、本論文も学会参加費を支払いこめばOKだった。 
えらくハードルが低い。 論文の中身には、少し自信があっただけに肩すかしであった。
28日に基調講演等の主要セッションがあり、29日に一般講演があてられている。 
私の講演は、29日の午後だ。 

この学会は国際学会というものの、ローカルな集会のようで、外国人参加は少ないように思う。 
アラブ人は見分けがつくが、マレー人と中国人との見分けのつかないので、
数え間違いかもしれぬが。

会場は、我々の宿泊しているホテルであった。 登録をすませて、初めてプログラムが
渡された位なので、講演者の決定が難しかったのだろう。 キャンセルした講演者がかなりいたと
思われる。 とはいうものの、私達(ワイフ)の主たる目的は、観光なので偉そうなことは言えぬ。
自分の講演セッション以外はほぼパスしたのだから。 言い訳をすれば、専門と関係のない講演ばかりだったのだ。 

私の講演もプログラムチェンジで、 午後2時に変更された。 
講演内容は、以前国内の学会で話したのと同じなので、何とか下手なりに英語で発表できた。
聴衆は少なく6人位であった。 セッションの参加者とそのグループの人だけという感じだ。
日本からの参加者は、老人の私1人だけなので、誰も講演に興味は持ってくれなかったわけだ。 
無理もない。 応用論でなく、かなり理論的な話なのだ。 訳のわからない質問が1件あったが、
質問の意味が解らないと答えてそれで終わってしまった。 儀礼的な質問でしかなかったのだろう。 

ワイフ曰く、へぼい学会で講演する意味がない。 真にその通りで、私の専門に近い関係の
国際学会は、今の時点ではこの学会しか見つけられなかったと言って弁解をする。

汗顔の至りである。 すまん。 



このような感じで、プロジェクターを用いて講演したのだ。 会場は2つありこちらは大きい方。 
2枚目は、時間通りに来たのに司会者がまだ来ていなかったときの写真である。 



講演は、このようにして行った。 数えてみると、聴衆はワイフを込めて7人だけ。 少なすぎ。

いずれにせよ、講演を終えてほっとする。 立派な Certification card を頂く。 
最近は、公費で出張しながら講演をパスする不逞の輩がいて、その防止に為に発行されている。

これはちゃんと役に立った。 帰国後、講演を行ったという証拠物件として事務に提出したのだ。

これで、海外出張の責務は果たした。  

次回からは、観光の話ばっかりになります。
 



 

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