久々の画家シリーズである。 世紀末画家 オーブリー・ビアズリー
画家 H. R. ギーガー逝去
今回は、 ベクシンスキー を紹介したい。 この画家もあまり有名でないので、ご存じでない方も多いのでないかと思っていた。 そこで、検索をしてみると Wikipedia 以外にもかなり多くの関連ページが見つかった。 そうである。 有名でないと思ったのは、私の思い込みに過ぎないのであった。 こういう事はよくある。
極めつきが、彼の Virtual Musium である。 是非見に行ってください。
Wikipedia よりの人物紹介。
ズジスワフ・ベクシンスキー
Zdzisław Beksiński (1929年2月24日 - 2005年2月21日)
ポーランドの画家、写真家、芸術家。
ベクシンスキー(1991年撮影)
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生誕 | 1929年2月24日 ポーランド第二共和国 サノク |
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死去 | 2005年2月21日(満75歳没) ポーランド ワルシャワ |
国籍 | ポーランド |
分野 | 絵画、写真 |
最終学歴 | クラクフ工業大学建築設計学部卒 |
概略:
作品では、死、絶望、破損、廃退、廃墟、終焉などが描かれ、それは不気味さや残酷さと同時に荘厳な美しさを感じさせる。独特の世界観から多くの支持を得た画家である。作品自体は退廃的で「終焉の画家」と呼ばれる程だが、彼自身は人当たりが良く少し内向的で、人との会話をよく楽しんだとして知られている。だが、政治不信、マスコミ嫌い等があり、普段は隠居のように暮らし制作に没頭しており、他の芸術に触れることも嫌った為、ポーランド語以外は話さず、ポーランドから出る事も生涯なかった。
ということで、大変内気な好人物のようですが、描く作品はかなり不気味でエグイのです。
そのような作品の制作に没頭し、悲劇的な最期を迎えたが、75才で死ぬまで膨大な作品を残した。
来歴を簡単に述べる。
来歴:
ポーランド南東部のサノク出身。 少年時代にナチス・ドイツのポーランド侵攻を経験。
クラクフ工業大学建築設計学部に入学、卒業後は建築業務で現場監督をするも不満を抱き、芸術の道へ進む。
1964年、初個展では作品の全てに買い手がつき、すぐさまポーランドの代表的な近代芸術家として認知される。当初は抽象画を描いていたが、1960年代の間に独自の幻想的リアリズムと称される画風に移行する。
1998年、妻が亡くなる。
1999年のクリスマスイブ、息子が鬱病により自殺。ベクシンスキーは息子の死との折り合いを付けられず。
2005年、自宅にて2人の若者に殺害される。ベクシンスキーの誕生日3日前の出来事であり、75歳であった。後に主犯として、長年彼のパトロンであった人物の16歳の息子とその親族が逮捕されており、借金の頼みを断った事が動機と報道されている。
それでは、早速 彼の画業を紹介する。 彼の作品には、全てタイトルがついていない。
初期の作品(1970年代) 鉛筆画
絵画(1968~1983) 人物
絵画(1984~1989) 廃墟
絵画(1995~2005) 晩年の作品
Computer を使ったモンタージュ作品
このように見てくると、漫画の ガンツ、ベルセルク、エバンゲリオン 等に多大の影響(パクリ)
を与えているのがよく分かります。
漫画の画像ネタ元として べクシンスキー は良く知られているのだ。 納得する。
これで、今回はおしまい。 それでは、ごきげんよう。
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