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2014年8月14日木曜日

いぶし瓦の町 津井


神戸から淡路島の南端福良に行こうと思うと、2通りのルートがある。以前書いたようにJR明石まで行き、そこで淡路ジェノバラインに乗って岩屋につく、そして岩屋から、島内路線バスに乗って福良にいく、というルートと、三宮から高速バスにのって明石大橋を通って福良までいくという2つ目のルートである。
                      明石散歩+淡路島岩屋散歩 II

最初のルートにある島内路線バスを使うと、運賃は極めて安いので年金生活者向きであるが、本数が少なく、頗る付きで不便である。それで、通常は第2ルートの高速バスを使うことになる。 

以前、名勝 慶野の松原 へ行ったとき、瓦の散歩道 というのがあった。


ここには、海岸線に沿って5万本の松が植わっており、長さ1.5kmの散策道があり、この道は瓦の散歩道 と称されている。 この道である。



駐車場には、このような標識がある。

 
この道なりを歩いていくと、いぶし瓦で製作した十二支七福神の像や鬼瓦が並んでいる。



 
 

また、 “瓦(かわら)ぬ愛を誓う”「プロポーズ街道」には、プロポーズや誓いの言葉を刻んだハート型を描いた瓦が並んでいる。


調べてみるといぶし瓦は、瓦の町津井で生産されているという。



それで、いぶし瓦を見るため、西淡町津井に行って見たくなった。 ちなみに、いぶし瓦 とは、 
瓦を焼いていぶしただけという、炭素の被膜で出来た銀色の瓦」 であります。

ここで集めたいぶし瓦の画像をアップします。 瓦を叩くと、キーンという良い音がでる。 
著作権の問題はないと思うので、出典は省略する。 

 


時間と天候の都合で第2のお金のかかるコースを取る。神戸ー陸の港西淡間 2100円である。
高速バスで、陸の港西淡 下車。 

 
このバス停には、南あわじ市内マップの掲示板があり、観光名所が示されている。
 
 
本数は少ないが、ここから津井行きのらん・らんバスが出ている。 35分ほどかかる。
 
 
乗客は、私1人でした。これに乗って海岸線を走る。 
窓からの景色は風光明媚で、観光バスみたいなものです。




津井の産業文化センターです。


ここには淡路島の瓦産業に関する資料が展示されている。


 
この方は、津井小学校の卒業生ですが、瓦屋の親父という以上の詳しい業績については不明。

センターに展示されている、鬼瓦です。


瓦を焼く窯が復元され、展示されている。


これが、瓦を焼く「だるま窯」です。


古代鬼瓦や現代の七福神の焼き物も展示されている。


こんな機械で、粘土をこねるわけですね。

 
 
 
 
大事なことを紹介するのを忘れていた。 ここ南あわじ市には、瓦のゆるキャラが存在する。
こいつです。 いぶし瓦の銀さんです。 全国的ではないが、そこそこ知名度がある。



ニックネーム
ibushi-ginsan
出身地
淡路島
お住まいの地域
兵庫県
出没地
屋根の上
出身校
津井港
という訳です。 個人のブログも持っている。   いぶし瓦の銀さん
これを見ると、結構活躍しているのがわかる。 私も、どこでかは忘れたが、以前こいつを見た記憶がある。

NEW !
今日、8月12日からシーサイドホテル舞子ビラ神戸で、イベントがはじまるゾ!


12日(火)から16日(土)までの間、日替わりで兵庫県のゆるキャラが出てきて、兵庫各地のPRや、ゲームを行うよ。

ということです。 

津井の町を散策の途中、水路にこのような赤い卵を見つけた。 



 
草の上にも、卵を産み付けている。



親は、こいつ、ジャンボタニシだ。 正確な名前は、スクミリンゴガイ で外来種の悪玉です。



 

東アジア・東南アジア各地で、イネの害虫となっている外来種であり、
世界の侵略的外来種ワースト100リスト選定種の1種ともなっている。
 
食えないことはないが、食わないほうが安全である。
 
日本では食用として海外などから持ち込まれたものが、野生化して分布を広げた。
スクミリンゴガイは体内に、広東住血線虫等の寄生虫を宿していることがある。 十分に加熱せず食した場合、寄生虫が人体に感染し、死に至ることもあるので注意が必要である。
 
もっとも、北朝鮮では養殖して卵も食べるそうである。
 
 
スクミリンゴガイを実際に食べた人の感想によると、調理法しだいでうまく食えるということです。
調べたところ、ベトナムでは普通に食料にしている。 
しかし、卵は最低の食材で食えたものではないそうだ。
でも、食べる気はしないなあ~。
 
道端の空き地に野生のヤマユリが沢山咲いていました。


でも風が強いらしく、花が裂けているのが沢山あった。

 
ため池には、ホテイアオイの花が満開であった。いっぺんに咲くと、なかなか綺麗である。



この時期の花でした。 今回は、脈絡のない話だったが、これでおしまい。 ごきげんよう。

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