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2014年8月13日水曜日

俳優ロビン・ウィリアム死去


昨日の毎日新聞の夕刊を見て、映画俳優のロビン・ウィリアムが亡くなったのを知った。63歳と、私より2歳も若かったのだ。 私よりずっと年上だと思っていた。 意外であった。 記事では、鬱病による自殺らしいと書かれている。 他人事でないような気がしたのだ。 彼は特に私好みの俳優ではないが、名優だとは思っていた。 彼の出演している映画は沢山見たように思っていたのだ。 しかし、彼本人がどのような人物であるかは殆ど知らない。  

まづ死因を、ニュース記事をもとにして調べてみた。 亡くなったのは、8月11日である。 
のっけから、英語で申し訳ないが、New York Daily News Monday, August 11, 2014, 7:03 PM の記事では、

Robin Williams dead at 63: Oscar-winning actor found after apparent suicide
 
The award-winning actor and comedian was found unconscious inside his Tiburon, Calif., residence at 11:55 a.m. according to the Marin County Sheriff’s Office. The coroner suspects that his death was suicide caused by asphyxiation. He had been ‘battling severe depression of late,’ his publicist said in a statement.
 
 要約すると、
 
ロビン・ウィリアム63歳で死去:オスカー賞俳優のおそらく自殺による遺体が発見される。
 
俳優のロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)がカリフォルニア(California)州の自宅で死亡しているのが見つかったと発表した。検死官は、彼の死が窒息によって引き起こされた自殺だったのではないかと推測している。彼は「最近激しい抑鬱状態にあった」と彼の広報者が述べている。 
 
この家で亡くなりました。
 
 下手な訳なので、日本の関連記事を調べてみた。
 
Wikipedia と【AFP=時事】に分かりやすい記事があったので、こちらを引用する。

 
2014年8月11日、カリフォルニア州の自宅にて死去。63歳没。自殺と見られている。関係者によると、数か月鬱状態にあり、アルコール依存症専門のリハビリセンターに入院したこともあったという。(Wikipedia) 
 
米警察は11日、米オスカー俳優のロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)さん(63)がカリフォルニア(California)州の自宅で死亡しているのが見つかったと発表した。自殺とみられるという。
 同州マリン(Marin)郡保安官事務所によると、ウィリアムズさんの遺体は11日正午前に同州北部ティブロン(Tiburon)の自宅で見つかった。同保安官事務所検視局は声明で、現時点で死因は「窒息による自殺」だとみていると発表した。

 ウィリアムズさんの広報担当者が出した声明によると、ウィリアムズさんは最近、重いうつ病と闘っていた。 (AFP 時事通信)


私は、彼のことを詳しく知っている訳ではない。それで、芸能記事では比較的信頼のおける、Wikipedia で調べてみた。   ロビン・ウィリアムズ

ロビン・ウィリアムズ
Robin Williams
Robin Williams
2011年、ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊のプレミアにて
本名Robin McLaurim Williams
生年月日1951年7月21日
没年月日2014年8月11日(満63歳没)
出生地イリノイ州シカゴ
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業俳優、コメディアン、声優
ジャンル舞台、映画、テレビドラマ
活動期間1972年 - 2014年

 
ロビン・ウィリアムズRobin Williams, 1951年7月21日 - 2014年8月11日)
アメリカ合衆国の俳優、コメディアン。イリノイ州シカゴ出身。

同世代の中で最も愛される俳優の一人だったウィリアムズは、米人気ドラマ「モーク&ミンディ(Mork & Mindy)」で名声を得た後、映画界に進出し、『グッドモーニング、ベトナム(Good Morning Vietnam)』(1987)や『いまを生きる(Dead Poets Society)』(1989)などのヒット作に出演。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(Good Will Hunting)』(1997)で米アカデミー賞(Academy Awards)助演男優賞を受賞した。

彼の私生活ですが、このように書かれている。

2度の結婚で3人の子供がいる(2008年に離婚し、2011年に3人目の妻スーザンと再婚している)。
2人目の妻マーサとの間に生まれた娘の名前は、彼の大好きな日本製のテレビゲームソフト『ゼルダの伝説』にちなんで「ゼルダ」と命名している。

艶福家なんでしょうが、芸能人としてはそれほど、変わっているとは思えません。彼は、日本びいきだったそうです。 娘のゼルダさんの誕生日の写真です。


こちらが、3番目の奥さんのスーザン・シュナイダーさんです。



私は、彼は健康そのもののバイタリティー溢れた俳優だ、と勝手に思っていましたが、そうでもなかったようです。 彼の病歴です。


離婚後に心臓の手術をして、それから再婚を果たし、映画界で活躍していた訳です。
自殺は、やはり初老性の鬱病にかかっていたのでしょう。
勝手な憶測だが、思った仕事が来ないとか、自分の演技に疑問を感じたり、かってのような演技ができないとかの悩みがあったのかもしれぬ。繊細な感受性の持ち主ほど、このような事で悩んでしまい、アルコールに逃げ込んでしまうのだ。
無理はないように思うが、生きていればもっと年をとったとき、老人の役柄で名画に主演できるかもしれないのだ。ヘンリーフォンダクリント・イーストウッドみたいにね。 
やっぱり自殺は残念ですね。 前々回 戸塚洋二の記事を書いただけに、余計にそう思います。
  がんと闘った科学者の記録 戸塚洋二

出演した映画やTVのリストは、引用しませんがかなり大きなものです。

映画デビューは、1980年の『ポパイ』だそうだ。私は、見ていない。

29歳のときですが、30半ばにみえますね。 つぎからは、私の実際に見た記憶に残る映画を紹介する。 まあ、公開時のチラシを見ていくだけだが。

ガープの世界』 (作家 ジョン・アーヴィングのベストセラーの映画化) 1982


劇場ではなく、ビデオ(DVDでなく)で見たような記憶がある。以下すべて、劇場で見た。

ミセス・ダウト』 しゃべくりが実に上手い。 殆ど天才的と思った。 1993年



レナードの朝』  ロバート・デニーロとの共演で感動的な作品でした。



グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』 マット・デイモンとの共演で、これまた感動的な名作です。
1997年


インソムニア』 これは、主演ではありませんが、名優 アル・パチーノ、ヒラリー・スワンクと共演しています。犯人役で出演しています。これも名作と思う。 2002年



他にも『ナイト ミュージアム』、その他の作品に出演しているが、時間の関係で省略する。 

それにしても、やはり希代の名優だと思う。 いかに苦しくとも自殺する必要は無かったように思う。
笹井芳樹さんの自殺といい、鬱に基づく自殺には、痛ましいが割り切れない気持ちが付きまとう。
                                  理研のCDB笹井芳樹副センター長自殺

まだまだ活躍する可能性は残されているのに・・・。 

つつしんで彼の冥福を祈りたい。 合掌 

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