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2014年9月5日金曜日

静かなるドン

 


若い頃行きつけの喫茶店で、コーヒーを飲みながら週刊漫画本を読むのが楽しみだった。 
金のかからぬ唯一の娯楽ですね。色んな漫画雑誌を読んだのだが、その中の『週刊漫画サンデー』で連載されていた、ヤクザギャグ漫画の静かなるドンは、お気に入りの漫画の一つだった。 コミカルでありながら、シビアな任侠の世界が描かれている。主人公の近藤静也がドジでお調子者ではあるが、男気のあるヤクザの総長を演じるわけです。ヒロインの秋野明美 とのラブアフェアーが絡んできて、泣かせどころも満載です。脇役の生倉新八なんかも臆病かつ小心者に描かれていて、笑わされる。 

 
『静かなるドン』  
 そして、近藤静也は最終的にはヤクザ組織の解体を望んでいるのだ。


もう10年以上前から、漫画を読みに喫茶店に入ることはなくなっていた。 そんな暇が無くなってしまったからでもあるが、週刊誌や漫画本を置いている喫茶店が、スターバックスドトールなどのチェーン店に押されて、つぎつぎ廃業して消えていったからでもある。

それで、何年か前(2012年以前)に昔ながらの喫茶店に入り、 週刊漫画サンデー を開くと、
以前とかわらず、静かなるドン が連載されていたのである。 主人公の近藤静也は、下着会社のデザイナーであり、ヤクザの総長でもあったダブルフェースである。 組と組やマフィアとの抗争話は相変わらずで、よく続いたものだと感心した。 

その時は、こち亀なみの長期連載だなと思っていただけだが、先日BOOK-OFFに行ったとき、1冊108円で棚にズラーと並んでいた。 それで一番新しいのが第98巻で、それを買ってきたのだ。 
 


結構面白く読んだ。 2011年の単行本だが、小道具としてケータイとかの電子機器は一切出てこない。 かえって珍しい。 この巻では、話はまだまだ続きそうであった。それで、現在この漫画はどうなっているか気になって調べてみたのである。 その報告が今回の記事の目的である。

Wikipedia の記事:

静かなるドン

新田たつおによる日本の漫画作品。1988年(昭和63年)の11月15日号より2013年1月8日号(1号)まで『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて連載された。
長寿の人気漫画であり、週刊連載1000回達成、累計発行部数は4400万部を突破した。

とあるので、昨年一応連載は終了したわけですね。 24年間連載です。 全く知りませんでした。 
これが、最終話掲載の『週刊漫画サンデー』です。


 その星は永遠に輝く わけです。

 

 単行本第1巻と最終第108巻の表紙です。  

 
静かなるドン 第1巻-電子書籍
 
 全巻の表紙カバーは、ここ ブックライブ静かなるドン にあります。

TV化や映画にもなっています。 私も見たことはないが、香川照之近藤静也を演じた映画を記憶しています。 2009年には、再映画化されている。   Wiki-静かなるドン



作者の新田たつおは、この方です。私と同年配と思っていたが、年下でした。 
Wikiのよる彼のデータ。

新田 たつお(にった たつお、本名・島田好晴) 1953年(昭和28年)10月25日 -
 
日本漫画家大阪府出身。奈良芸術短期大学卒業。   
 
新田 たつお
本名島田好晴
生誕1953年10月25日(60歳)
大阪府
国籍日本の旗 日本
職業漫画家
活動期間1975年 -
ジャンルギャグ漫画、青年漫画
代表作『静かなるドン』
『ビッグマグナム 黒岩先生』
『こちら凡人組』
新田 たつお(にった たつお、本名・島田好晴。1953年(昭和28年)10月25日 - )は日本の漫画家。大阪府出身。奈良芸術短期大学卒業。

概略:
新田たつお」というペンネームは元々は友人の名前なのだが、「台所の鬼」の執筆でペンネームとして使用した際、そのままデビューを決めてしまったため、以降もその名を名乗っている。
高校在学時に『週刊少年サンデー』に掲載された「母と子の詩」でデビュー。
短大卒業後、中学校の美術教師を経て、漫画家となる。1975年に上京し、『週刊少年マガジン』に掲載された「台所の鬼」で再デビュー。
ビッグマグナム 黒岩先生』、『こちら凡人組』などのヒットを飛ばし、中でも1989年に連載を開始した『静かなるドン』はベストセラーとなり、映画化、テレビドラマ化、オリジナルビデオ化され、単行本も全108巻と長期連載の大作であった。

初期の作品の 『ビッグマグナム 黒岩先生』、『こちら凡人組』などは、毎週読んでいましたね。

ビッグマグナム 黒岩先生は、映画になり、主役の黒岩先生はやっさんです。

 
こちら凡人組は、サラリーマンの凡野平太郎が裏の顔を新宿の親分として活躍する漫画ですね。
その続編
その続編の続編
となりの凡人組 1巻 


作者の新田たつおは、この方です。

新連載の構想を明かした新田たつお氏 (C)ORICON NewS inc.

 
 2013年6月21日 『第42回日本漫画家協会賞』贈呈式に出席した際の写真です。実に若わかしい。

隊務スリップ という新作を発表しているそうです。 まだ読んでいません。 

 

近未来バトル漫画みたいですね。 また古本ショップで出会う機会があれば、是非読みたいものだ。

昔話とか関連マンガの感想なんかを書いて、もう少し続けたかったのだが、よいきりになったので、今回はこれでおしまい。 

雲の多い天気の悪い日が続いているせいか、インターネット接続が相変わらず極めて悪い。 画像の保存や文章の保存まで、途中で切られてしまう。 この記事を書く際に何度フリーズしたことか。 どういう事が原因なのであろうか? わからん。 果たして元にもどるのであろうか? わからん。 という訳で、繋がっている今のうちに記事をアップするのであった。  

ごきげんよくないが、ごきげんよう。


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