今回は、先日信楽を訪れて、乗ってみたかったが叶わなかった、信楽高原鉄道について書く。 乗車経験がないのに、記事を書くのは私のポリシーに反するが、いづれ乗るであろうということで書くことにした。
信楽高原鉄道のキャッチフレーズは、
信楽が好き、 鉄道が好き、 人が好き
である。
駅で信楽高原鉄道ガイドのパンフを頂いた。 A3大判のパンフである。
車輛がなんとも楽しいではないか。 パンプに写っているのは、この車両である。大体一両編成だが、二両編成の時もあるようだ。 乗客者数次第である。
SKR312号車 | ||
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型式 | SKR310型 | |
製造会社 | 新潟トランシス(富士重工)社製 | |
導入日 | 平成13年11月 | |
紹介コメント | SKR311号車と同時に導入しました。 |
因みに、走っている車両はほかにも3台あって、これらである。
信楽高原鉄道ホームページ より。
SKR311号車 | ||
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型式 | SKR310型 | |
製造会社 | 新潟トランシス(富士重工)社製 | |
導入日 | 平成13年11月 | |
紹介コメント | SKR300型をベースにブレーキの二重化を初期装備し、機関を217kW(295ps)の高出力に変更しました。 |
SKR301号車 | ||
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型式 | SKR300型 | |
製造会社 | 新潟トランシス(富士重工)社製 | |
導入日 | 平成7年12月 | |
紹介コメント | 平成3年の事故を教訓に安全対策を施したSKR200型の増強仕様。車両端部に油圧ダンパーを装備する等の安全対策や、ドア開閉予告チャイムや車椅子スペース設置等のバリアフリー対策も実施。 |
SKR205号車 | ||
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型式 | SKR200型 | |
製造会社 | 新潟トランシス(富士重工)社製 | |
導入日 | 平成4年7月 | |
紹介コメント | 昭和62年のSKR開業当初から導入した形式で、バス部品を用いて製作した富士重工製LE-DCの第1弾がこのSKR200型です。抑速ブレーキに排気とリターダブレーキを装備して急こう配線区用としています。 |
Wikipedia によると、
信楽高原鐵道株式会社(しがらきこうげんてつどう)
滋賀県で旧国鉄特定地方交通線の鉄道路線である信楽線を運営している鉄道事業者。甲賀市や滋賀県などの出資による第三セクター方式で設立された、第三セクター鉄道の一つである。本社は滋賀県甲賀市信楽町長野192番地。
ということです。 第三セクター方式の運営ですね。 もともとは、国鉄信楽線であったわけだ。
パンフにも記載されているが、鉄道の歴史をひもとくとこのようになる。
歴史:
- 4月1日 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく鉄道事業再構築実施計画により上下分離方式に移行。信楽高原鐵道が信楽線の第二種鉄道事業者となり、線路や車両等の鉄道施設を譲渡された甲賀市が第三種鉄道事業者となる。
- 9月15日 台風18号によりこの日から信楽線が運休。16日には杣川橋梁の橋脚が流失。
Wiki によると、
2005年度の同鉄道の経常損益は4028万5000円の損失、2006年度末の債務超過額は13億4552万円となっているほか、2003年度における営業係数は約150%、2011年度で単年度赤字額は約9,000万円となっており、経営的にはきわめて厳しい。
さらには、追い打ちをかけるがごとく、台風18号の被害があった。 産経ニュースwest より。
全面運休が続く滋賀県甲賀市の第三セクター鉄道「信楽高原鉄道(SKR)」の今年度収支が、4200万円の赤字になる見込みであることが12日分かった。台風18号被害による運休に伴う利用者の落ち込みや代行バスの運行経費がかさむなどして一転、赤字の見通しとなった。
この鉄道も経営が大変そうですね。観光客が沢山来ないとやっていけないのです。とすれば、こんな宣伝記事を書くのも全く無意味ではない(と思える)のだ。 是非お暇ならば、信楽高原鉄道に乗ってください。
11月29日、30日の2日間、運行再開記念イベント が信楽駅前広場で開催される。
信楽高原鐵道は11月29日に運行再開いたします。
珍しく、Wikipedia には路線の詳しい紹介がない。 それで、再び 信楽高原鉄道ホームページ から引用する。
(後注: ごめんなさい。 Wiki の信楽高原鉄道信楽線のほうにありました。
信楽線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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信楽駅構内
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路線総延長 | 14.7 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
軌間 | 1067 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
凡例
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駅紹介
始点の信楽駅から終点の貴生川駅まで、所要時間は約24分である。
信楽駅 | 玉桂寺前駅 | 勅旨駅 |
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陶器の町 信楽の玄関口です。 ようこそ | 駅名の通り、お寺が近くに ありますよー | 信楽高原鐵道の中間駅です。 何の変哲もないコメントで す |
雲井駅 | 紫香楽宮跡駅 | 貴生川駅 |
信楽線開業当初から顕在する 唯一の駅です。 | 奈良時代に聖武天皇が営んだ離宮跡が近くにあります。 昔は信楽は紫香楽だったのか。 | 信楽高原鐵道のもう一つの終点。 JR草津線・近江鉄道の接続駅です。 |
6駅しかない。 信楽高原鉄道の見どころを紹介する。 実は大した観光地はない。
紫香楽宮跡
王桂寺
このように吊り橋を渡っていきます。
お寺の見どころについては、
ということで、ホームページ 王桂寺 をご覧ください。
貴生川遺跡
詳しくは、ここ 滋賀県文化財保護協会 へ。
信楽高原鉄道 で忘れられないのは、信楽高原鐵道列車衝突事故 である。
1991年(平成3年)5月14日に信楽高原鐵道において発生した、列車衝突事故である。
Wikipediaから、その概要を引用する。
1991年5月14日10時35分頃、滋賀県甲賀郡信楽町(現・甲賀市信楽町)黄瀬の信楽高原鐵道信楽線・小野谷信号場 - 紫香楽宮跡駅間で、信楽発貴生川行きの上り普通列車(SKR200形4両編成)と、京都発信楽行きの西日本旅客鉄道(JR西日本)直通下り臨時快速列車「世界陶芸祭しがらき号」(キハ58系3両編成)が正面衝突した。
キハ58形は先頭部が押し潰されて折れ曲がり、SKR200形は先頭車が2両目とキハ58形とに挟まれる形で原形を留めない程に粉砕された。
42名が死亡(JR側乗客30名、信楽高原鐵道側乗客12名、運転士と添乗の職員4名)、614名が重軽傷を負う大惨事となった。
いたましい事故でした。世界陶芸祭が開かれており、臨時快速列車は乗客で超満員の状態だったため、被害が大きくなったのだ。
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返信削除中桐信一 様
返信削除こんにちは。
はじめまして。突然、コメントを投稿しまして、すみません。私、桑原と申します。学校の教員をしております。
現在、野洲川流域の水害について研究をしているのですが、
中桐様のブログで掲載されている,信楽高原鐵道の橋梁が流出している写真を、授業の資料および論文に引用させていただきたいと考えております。
突然のお願いで,失礼なこととは存じますが、お許し願いますでしょうか。どうぞよろしくお願い致します。