ワイフと末の息子とで、三宮の老房(ラオファン)へ行った。この間台北に行って、台湾料理には堪能したはずなのに、またもや中華料理を食べに行こうというワイフの提案である。帰国してからは、家庭料理でご馳走の類は食べていない。それで、本場神戸の中華料理を食べにいこうということになったのである。店は、ワイフの指定で老房にきめた。この店は、現役時代には海外からのお客さんを連れて行ったりした店で、今も年に2,3度は訪づれている。いつ行っても美味しいレストランである。
神戸では老舗の中華料理店として、神仙閣が良く知られている。ここは、宴会や結婚式の披露宴などに使われている料理店だが、その隣にあって規模を小さくし、食事を楽しむことに特化したような店が老房である。この老舗神仙閣がプロデュースしたお店である。姉妹店というか親子店ですな。
老房のホームページを調べるまで、知らなかったのだが、老房には、神戸店と大阪店がある。我々が行ったのは、勿論神戸店である。 老房
店内をホームページから概観する。 2階の店内はスペースはかなり広く、モダンな設計になっている。名のある、建築家が設計したと思える。 つぎのような5つの部分+厨房に分けられている。
これが、老房の題字である。
これが入り口。中華寺院風でしゃれている。
1階が受付で、2階がレストランになっている。
このようなチャイナドレスを着たウエイトレスが席まで案内してくれる。
3匹の仔豚が店のマスコットである(かどうかは知らん)。 可愛いいので写してみた。
我々は、この完全プライベート空間の1テーブルに座ったのである。 照明は、心もち暗くしてあり、このようにいい感じである。これは食事前に撮ったが、その後、食事を終えるまでに満席になってしまった。予約をしたほうが、確実である。
まずは、ビールと突き出し。ザーサイと湯葉および蒸し鳥を和えたものである。 美味し。 ビールはサントリーモルツの生。
ミル貝の湯引き葱ソース。見目麗しいだけでなく、美味しい。ネギとミル貝の食感が良い。ランの花も食べてしまったのである。 極々美味。とても淡泊な味わいである。
カキのオイスターソース炒め。 カキを素揚げしたのち、セロリ、ねぎ、パプリカと炒めてある。私は、カキ好きなのだが、それに充分答えてくれた。大層美味であった。
豚足のから揚げスパーシー炒め。豚足のから揚げとは珍しい。骨にくっついているスジや肉は、やはり脂っこいが、塩水と共に食べると、全く気にならない。少しクセはあるが、美味である。
本場四川麻婆豆腐。この店の名物料理の1つである。 山椒の量をみよ! 唐辛子だけではない。辛いが実に美味い。 絶品である。 ご飯にかけて食べると、これがまた美味いのだ。
茶巾包みの春巻き。これまた、この店の名物料理である。春巻を茶巾包みするのは、変わっているが、意外に食べやすい。定番の一品である。美味。
マーボー丼である。 メッチャ うま~い。
ハチノスのピリ辛炒め。ちょっと変わったものを食べよう、ということで注文した。これも美味し。味付けは、かなり濃くて塩味がきつかったが、ビールにはピッタリである。ハチノス自体は、コリコリした歯ごたえがたまらんかった。内臓肉に好きな方には、こたえられんとおもう。
ちなみに、ハチノスは牛の第2胃である。
第1胃のミノにつぐ第2胃。1.5Kg前後。
蜂の巣状に筋があり、独特の風味と歯ごたえがある。
海鮮あんかけ焼きそば(フライめん)。貝柱、エビ、イカが入っている。 これも定番だが、いつもながら美味し。 汁まで残さず食べたのである。
というわけで、1品1品は分量は少ないが、これだけ食べれば満腹である。
美味しかった。 ごちそうさま。
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