ウイーン幻想派の画家シリーズの最終回である。今回は、アントン・レームデンの紹介をする。
この画家も絵画だけでなく、教会の内装、壁画などを手掛け、幅広い芸術活動をつづけている。
しかし、日本では殆ど人気のないマイナーな画家として捉えられているようである。調べてみると、本国オーストリアでも似たような状況らしい。画業から考えると残念なことである。
例によって、レームデンの基本情報をWikipediaにより検索する。 日本語のページはないが、ドイツ語、英語、スベロニア語のページがある。 いずれも記事の分量は多くない。
Anton Lehmden
Anton Lehmden (* 2. Januar 1929 in Nitra, Slowakei) ist ein österreichischer Maler und Druckgrafiker, der der Wiener Schule des Phantastischen Realismus zugerechnet wird.
(ドイツ語版:説明少なすぎ。)
Anton Lehmden (born January 2, 1929 in Nitra, Slovakia) is an Austrian painter, draughtsman, and printmaker. Lehmden was a co-founder, together with Ernst Fuchs, Rudolf Hausner, Arik Brauer, Fritz Janschka and Wolfgang Hutter, of the Vienna School of Fantastic Realism. He settled in Vienna after 1945 and studied at the Academy of Fine Arts Vienna. (英語版:他の幻想派画家と同じ説明だ。芸がない。)
(下手な日本語訳) アントン・レームデン (1929年1月2日 スロバキア ノイトラ生まれ) は、オーストリアの画家、意匠家および版画製作者。 レームデンは、エルンスト・フックス、ルドルフ・ハウズナー、フリッツ・ヤンスカ、ヴォルフガング・フッターおよびアントン・レムーデンと共にウイーン幻想派を創始した一人。彼は、1945年以来ウイーンに住んでおり、ウイーン美術アカデミーで学んでいる。
(下手な日本語訳) アントン・レームデン (1929年1月2日 スロバキア ノイトラ生まれ) は、オーストリアの画家、意匠家および版画製作者。 レームデンは、エルンスト・フックス、ルドルフ・ハウズナー、フリッツ・ヤンスカ、ヴォルフガング・フッターおよびアントン・レムーデンと共にウイーン幻想派を創始した一人。彼は、1945年以来ウイーンに住んでおり、ウイーン美術アカデミーで学んでいる。
代表作と言われる 『風景の中の戦士』 を探したが、見つからないので、手元にある画集からスキャンした。 画質が悪いのは許されよ。
絵画はこの位にしておく。 地層の変異というのが、彼の1つのメインテーマになっている。
彼はまた地下鉄の壁絵(ガラス絵)も制作している。
アップしてみると、この様である。
これで、ウイーン幻想派の画家シリーズもおしまい。 ごきげんよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿