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2014年11月10日月曜日

画家 アントン・レームデン


ウイーン幻想派の画家シリーズの最終回である。今回は、アントン・レームデンの紹介をする。
この画家も絵画だけでなく、教会の内装、壁画などを手掛け、幅広い芸術活動をつづけている。
しかし、日本では殆ど人気のないマイナーな画家として捉えられているようである。調べてみると、本国オーストリアでも似たような状況らしい。画業から考えると残念なことである。

例によって、レームデンの基本情報をWikipediaにより検索する。 日本語のページはないが、ドイツ語、英語、スベロニア語のページがある。 いずれも記事の分量は多くない。  

Anton Lehmden
   

Anton Lehmden im Porträt
 
Anton Lehmden (* 2. Januar 1929 in Nitra, Slowakei) ist ein österreichischer Maler und Druckgrafiker, der der Wiener Schule des Phantastischen Realismus zugerechnet wird.
 (ドイツ語版:説明少なすぎ。)

Anton Lehmden (born January 2, 1929 in Nitra, Slovakia) is an Austrian painter, draughtsman, and printmaker. Lehmden was a co-founder, together with Ernst Fuchs, Rudolf Hausner, Arik Brauer, Fritz Janschka and Wolfgang Hutter, of the Vienna School of Fantastic Realism. He settled in Vienna after 1945 and studied at the Academy of Fine Arts Vienna. (英語版:他の幻想派画家と同じ説明だ。芸がない。)

(下手な日本語訳) アントン・レームデン (1929年1月2日 スロバキア ノイトラ生まれ) は、オーストリアの画家、意匠家および版画製作者。 レームデンは、エルンスト・フックス、ルドルフ・ハウズナー、フリッツ・ヤンスカ、ヴォルフガング・フッターおよびアントン・レムーデンと共にウイーン幻想派を創始した一人。彼は、1945年以来ウイーンに住んでおり、ウイーン美術アカデミーで学んでいる。 



Anton Lehmden at his castle in 2011.
 
ウィーン幻想絵画展図録』 朝日新聞社 から彼の経歴を引用する。 


1929年1月2日、 スロバキアのノイトラに生まれる。第2次世界大戦が終戦を迎える1945年よりウィーンに定住。

1945年、 ウィーン美術学校に入学し、R.C.アンデルセン教授とギュータースロー教授に師事。ハウズナーらと共にウィーン・アートクラブを創設する。
 
1953年、 ウィーン市奨励賞を受賞。

1954年、 代表作の一つ『風景の中の戦士』を制作。

1954~56年、 代表作の一つ『戦車の戦い』を制作。

1956年、 インスブルグのグラフィック賞1位、国家奨励賞を受賞。

1958年、 ローマの奨学金を獲得してローマに滞在。

1962~63年、 トルコで教鞭をとる。

1964~65年、 イスタンブールの聖ゲオルグ教会の内装改修事業に協力し、数多くの壁画や窓画、教会設備の設計を手がける。

1966年、 ドイツクロイツ・ルネサンス城を入手。

1968年、 ウィーン賞を受賞。

1970年、 ウィーンの聖ラザロ派聖堂の再建に参画。キリスト磔刑像の巨大壁画を描く。
グラーツの聖ラザロ教会の壁画・窓絵を描く。
ドイツ・ニュルンベルクのデューラー賞を受賞。

上に記してあるように、彼は1966年にドイツクロイツ・ルネサンス城を購入している。彼の美術館兼アトリエとして使用するためである。この城は、ブラウフレンキッシュの町にあり、ハンガリーとの国境近く、オーストリアでも辺境と呼んでいい地域にこの町は存在する。
町の中心部にある教会のステンドグラスは、アントン・ レームデンの作品である。

Deutschkreutz Deutschkreutz


 


 
Deutschkreutzこのステンドグラスです。

ドイツクロイツ・ルネサンス城での、


彼の作品製作動画です。



彼の若い頃は、くまおじさんである。



 代表作と言われる 『風景の中の戦士』 を探したが、見つからないので、手元にある画集からスキャンした。 画質が悪いのは許されよ。
 
 
 
同じく代表作の 『戦車の戦い』 である。 
 
 
 
(資料:『ウィーン幻想絵画展』朝日新聞社)
 
最近の作品の説明を行うレームデン。 ドイツクロイツ・ルネサンス城にて。
 
 
 
彼の絵画を見ていこう。 タイトルと製作年は省略する。
 

 

 


 




 

 

 

 



絵画はこの位にしておく。 地層の変異というのが、彼の1つのメインテーマになっている。

彼はまた地下鉄の壁絵(ガラス絵)も制作している。
 
5.4.2014 ÖK59 77b/64a F/ x/ / Wien 1. U3-Station Volkstheater / U3-Bahnsteige, Glasfries von Anton Lehmden

アップしてみると、この様である。


これで、ウイーン幻想派の画家シリーズもおしまい。 ごきげんよう。


 
 

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