ここは、経済産業省の近代化産業遺産に指定されている。 Wikipedia によると、
旧鐘紡洲本工場原綿倉庫 | |
---|---|
情報 | |
旧用途 | 紡績工場倉庫、美術館 |
建築主 | 鐘紡(現:クラシエホールディングス) |
構造形式 | 煉瓦造平屋建て |
竣工 | 1909年(明治42年) |
所在地 | 〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋1丁目 |
位置 | 北緯34度20分43.9秒 東経134度53分43.2秒 |
旧鐘紡洲本工場原綿倉庫(きゅうかねぼうすもとこうじょうげんめんそうこ)
明治時代に建設された赤レンガ倉庫で、経済産業省の近代化産業遺産に認定される「洲本市の綿産業関連遺産」の一つである。
産業遺産群のデータによると、こうなっている。
No | 29 |
---|---|
名称 | 旧原綿倉庫 |
遺産種類 | 洲本市の綿産業関連遺産 |
資料等 | - |
カテゴリ | 西日本綿産業 |
都道府県 | 兵庫県 |
市区町村 | 洲本市 |
概要 | 『旧原綿倉庫』は、兵庫県の洲本市の綿産業関連遺産として、経済産業省の近代化産業遺産(西日本綿産業)に登録されています。 |
洲本市が整備する「新都心」と呼ばれる約15haの区域内にある。
この地域は、明治・大正レトロ街と呼ばれている。門司港レトロ街の真似かもしれん。
産業遺産活用の手本として、知られているそうである。
これが、洲本アルチザンスクエアのメインの赤レンガ建築物である。
内部は完全に改装されおしゃれで近代的な造りになっている。
レストランとか設計事務所などが、テナントとして入っている。
屋根の頂上にトンビがいるのがみえるであろうか。
この一帯は、洲本市民広場になっている。
「冬咲きチューリップショー」が開催されていました。本年度は、5品種・13,800球のチューリップが洲本市民広場(洲本市)と兵庫県公館(神戸市)で展示されているようである。
私の趣味に合致するので、ここ幸いとばかりチューリップの写真を沢山撮りました。
公園内には、このような大きな木がシンボルのように立っている。洲本市の方針で、樹木の保存を最優先しているそうだ。
さらに公園内には、くにうみの刻という彫像がある。 滝川福市淡翁の遺言による寄付金により平成19年10月に建立とある。(後注:滝川氏は、淡路信用金庫の創始者だそうです。写真は見当たらず。)
これが、かねぼう洲本工場の足跡を記した石碑。
要約して記すと、つぎのようである。
東京・鐘ヶ淵で誕生した鐘紡は、明治33年(1900年)、地元の紡績工場を買収し洲本に進出。
洲本町は、洲本川の付け替え工事を行って蒸気船の航行を可能にし、鐘紡に新工場建設を要請。
安く良質なインド綿の輸入と、低賃金の女性労働力の確保に利点があると考えた鐘紡側は、その要請に答え、明治42年(1909年)、織機300台、精紡機2万錘を備えた洲本第二工場を完成させる。工場はその後拡大の一途をたどり第5工場まで建設された。最盛時には、約4000人が就業していた。その後、不況や産業転換のため1986年に操業を停止した。
このような赤レンガ倉庫群である。敷地内は綺麗に整備されている。中央にみえるのが、塵突。
この建物が産業遺産のシンボルモニュメントである、旧鐘紡洲本第二工場汽缶室である。
この日は、この建物の3階で洲本市民工房の展覧会が開かれていた。
このような作品が展示されていたが、私の趣味や興味と全く合わなかったので殆どパスした。
むしろ建物の内部に興味があったので、そちらの写真を2枚ほどアップする。
向かいに見えるのは、倉庫を改造したレストラン。
こちらの赤レンガ館は、改装中でした。
敷地内には、 Time after Time.re という名のレストランがあった。ワイフが料理は良さそうといってたが、お腹が一杯だったので次回機会があればということになる。
このレストランです。赤レンガとは全く関係ないと思われた。調べて見ると、こんなホームページがあった。 Time after Time それによると、内部にレンガ造りの構造を残している。
旧鐘紡洲本第3工場汽缶室である。ここが、レストラン・特産品販売店淡路ごちそう館御食国の店舗として活用されている。 1998年に開業された。
内部は、鉄柱の骨組みを生かしたレトロ風で、こんな感じです。
ついでに周辺の施設の写真をアップする。 兵庫県立淡路医療センター
洲本市文化体育館
レンガ造りの様子というか、現状を写してみた。レンガ壁に雑草が生えている!
ここが市立洲本図書館である。1998年に完成。工場跡を生かした実に優れた建造物です。
エントランスとその周囲には工場のレンガ壁が使われ、この中庭にも一面に敷かれている。
エントランスの壁に展示されている、小原流の生け花。実に趣がある。
中に入ってみて、図書館の充実ぶりにびっくりした。特にこの広いフロアー全体が児童室になっいる。 素晴らしい! 児童書のコーナーでは、こんなにも沢山の絵本が分類、整理、展示されている。
一般書の書架も広々としている。専門書のコーナーもあり、理工学書の質の良い本が結構沢山並んでいました。 この近くに住んでいる洲本市民は、実に幸運であると思った次第である。 30分ほど、物理とか数学の本、魚の本を眺めさせて頂いた。Wikipedia より、情報の質は良い。当たり前か。
それで興味を感じたので、この図書館の全貌を調べてみた。
ホームページも充実していました。 洲本図書館
データは次の通り。
|
24万冊も所蔵している。そのうち12万冊が開架されている。ここで、パソコンを持ち込んで仕事ができれば、申し分ないね。 静かで落ち着いて調べ物ができる。
- 図書館入口
- 児童室
- お話の部屋
- 一般開架
- カウンター
- 対面朗読室
- インターネット
- 郷土資料
- AV・雑誌・新聞ブランジングコーナー
- 身障者用駐車場
幾つか館内の写真を拝借する。
郷土資料コーナー
インターネットコーナー
という塩梅です。
今回はこれでおしまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿