それで、その見物にでかけたのである。頼まれていた論文のレポートをようやく完成して、メールで送ったので、差し当たり急ぎの用事は無くなったからである。
朝の行事を済ませてから、JRで元町に向かった。JR元町から元町中華街へは、歩いて5分ほどである。元町中央商店街の入り口に立てかけられていた 2015南京町春節祭 の看板。
これが、中華街の入り口である長安門。
この入り口で、警備員のおじさんから春節祭のパンフを頂く。
パンフ。 プレイベントが15日にあり、19日から22日まで4日間開催される。
私は、15日のプレイベントには参加していないので、様子がわからない。メインは、南龍游行
とある。 そこで、探してみると2011年のプレイベントの様子が YouTube で見つかりました。
この動画です。
春節祭を前に、金龍が舞う 神戸
上のパンフは見えにくいので、19日からのイベントスケジュールを大写しにする。
- 10:30無事祈願
- 11:00オープニング
- 11:15変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 12:00中国史人游行 人物紹介
- 13:00歌
【范 丹陽】 - 14:00獅子舞・舞踊
【神戸中華同文学校舞獅隊・民族舞蹈部】 - 15:00太極拳
【兵庫太極拳同好会】 - 16:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 17:00中国史人游行 帰着
- 18:00音楽
【Xeno・Quartet】 - 19:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
- 11:00神戸華僑幼稚園の演技
- 11:30変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 12:00二胡
【二胡グループ和鳴】 - 12:30歌
【范 丹陽】 - 13:00音楽
【JCM民族楽団】 - 13:30太極拳
【神戸華僑総会太極拳協会】 - 14:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 14:30歌
【范 丹陽】 - 15:00太極拳
【神戸華僑総会太極拳協会】 - 16:00音楽
【Xeno・Quartet】 - 17:00音楽
【JCM民族楽団】 - 18:00龍舞・獅子舞
【神戸市立兵庫商業高等学校龍獅團】 - 19:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】 - 20:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
- 11:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 11:30音楽
【神戸華僑総会民族楽器団華蕾】 - 12:00歌
【范 丹陽】 - 12:30獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】 - 13:00花架拳
【日本花架拳学会】 - 13:30太極拳
【神戸華僑総会太極拳協会】 - 14:00歌
【范 丹陽】 - 14:30音楽
【神戸華僑総会民族楽器団華蕾】 - 15:00太極拳
【兵庫太極拳同好会】 - 15:30獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊幼獅班】 - 16:00舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】 - 16:30獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】 - 17:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 17:00舞蹈
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】 - 18:00舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】 - 19:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】 - 20:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】
- 20:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】 - 20:30獅子舞
【南京町龍獅団】
ということで、盛り沢山の内容である。
主な見どころは、南京町広場における雑技、獅子舞、変臉、そして中国史人游行 である。これらについては、後で動画で示そう。
昨日は、大変な人通りでした。写真でみると大したことはなさそうだが、南京町広場に近付くと人の山で歩けない。警備員が立ち止らないように誘導するので、ステージの前で見ることができない。
オープニングが始まったばかりだが、このような人だかりである。両手を上にあげて、この写真をとるのがやっとでした。中央で挨拶しているのは、南京町商店街振興組合の理事長、曹英生さん。
後で調べると、「阪神・淡路大震災で南京町も大きな被害を受けましたが、20年の節目の年に無事祭りを開催でき、うれしく思います」とあいさつしたそうである。
立ち止まって見れないものだから、広場のステージをこのようにくるくると回っていくのである。
これは、ステージ裏からの写真。
くるりと1周して、再び長安門からこの南京町広場に来ると、ステージでは、「変臉」が行われていた。これは、中国・四川地方の伝統舞踊で、顔に着けた面が一瞬のうちに次々と変わる舞踊なのである。
余りの人だかりでうまく写せなかったのだが、青の面が
川劇
京劇と似た様式で行われる中国の伝統的演劇であるが、変臉(へんれん)と呼ばれる、瞬時に瞼譜(隈取)を変える技巧で有名。
川劇の特色は「変臉」である。役者が顔に手を当てる瞬間に瞼譜が変わるというものである。これは布の仮面を使用しているとされるが、どのような仕組みかは「一子相伝」の「秘伝」とされる。中国では第1級国家秘密として守られている。
北斗の拳みたいですな。実際どのような舞踏かというと、2012年の春節祭前夜祭の動画が見つかったので、その全貌をほぼ完全に紹介できる。このような舞踏です。(演者は、2枚目です。)
変臉 神戸南京町・春節祭 前夜祭 2012年
こんな動画も見つけました。信じられぬ程の瞬時の技です。
変臉 スロー再生して見ました
ここでもまた、観客席に入ることができずに弾きとばされて、ステージの周囲を回ることになった。都合南京町を2周したのだ。
そのついでに、つぎのアトラクションの登場人物である、西遊記の登場人物をカメラに収めたのである。
左から孫悟空、沙悟浄。後ろ姿は三蔵法師。
三蔵法師様です。
孫悟空。
八戒。
関帝廟おみくじも売ってました。お線香もね。 商魂逞しいです。
それで、ステージをゆっくり見るのは不可能と思い定め、横尾忠則美術館に行ってからもう一度ここに戻ってこようと考えたのである。
メインのアトラクションである雑技、獅子舞、中国史人游行は過去のものを動画により紹介する。
それで、2013年の時のものだが、獅子舞の動画をアップする。色鮮やかな獅子が躍
今年の分が、先ほどアップされました。実にラッキーでした。 私の見たシーンがそのまま映されています。(後注:昨年の分しか、この記事を書き始めた時点では存在しなかった。)
つぎは、神戸市立兵庫商業高等学校龍獅團による龍舞演舞です。昨年撮影された動画です。
神戸南京町春節祭2014 「龍舞」 兵庫商業高校龍獅
さて、横尾忠則美術館を見終わって戻ってきたのは、もう既に3時を過ぎていた。従って、獅子舞は見れなかったのだが、太極拳の演技は見れたのである。相変わらず人で一杯だったが、午前ほどではない。観客席のラインに入って見ることができたのである。
串唐揚げの食べ歩きで出口の西安門に至る。
ここからJR神戸駅まで歩き、駅前の中華レストランで天津飯とビールで昼食兼夕食をとり、
自宅についたのは午後6時であった。
春節祭は、これからが山場です。今日、明日もイベントは沢山あります。
是非お近くの方はお出かけ下さい。食べ歩きは楽しいですよ。
今回の記事はこれでおしまい。
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