湊川神社は、ほぼ毎年年始にお参りしているのも拘わらず今年は参拝していなかった。
なんやかやと忙しく、余裕のない日々を送っているせいであろう。寒いし、外出が億劫という理由もあるがね。
神社の表神門である。 あらためて観ると、立派な御門である。
ワイフが写真を撮ってくれたが、別に頼んではいない。単なる証拠写真である。
ここは、神戸市民は誰でも知っているが、楠木正成を祭っている神社である。 我々は なんこう(楠公)さんと言っておる。
湊川神社 | |
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本殿正面 | |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区多聞通三丁目1番1号 |
位置 | 北緯34度40分53.5秒 東経135度10分32.0秒座標: 北緯34度40分53.5秒 東経135度10分32.0秒 |
主祭神 | 楠木正成 |
社格等 | 別格官幣社・別表神社 |
創建 | 明治5年(1872年) |
札所等 | 神仏霊場巡拝の道70番(兵庫5番) |
例祭 | 7月12日 |
境内の案内図です。縦長の敷地で、表神門から一直線に本殿に至る。
縁日には、この通りの両側に沢山の店が並ぶわけである。
Wikipedia記事によると、神社が造営されるまでの経緯がつぎのように書かれている。
・楠木正成は、延元元年(1336年)5月25日、湊川の地で足利尊氏と戦い殉節した(湊川の戦い)。
楠木正成
・その墓は長らく荒廃していたが、元禄5年(1692年)になり徳川光圀が「嗚呼忠臣楠子之墓」の石碑を建立した。
・水戸学者らによって楠木正成は理想の勤皇家として崇敬された。幕末には維新志士らによって祭祀されるようになり、彼らの熱烈な崇敬心は国家による楠社創建を求めるに至った。
・1867年(慶応3年)に尾張藩主徳川慶勝により楠社創立の建白がなされ、明治元年(1868年)、それを受けて明治天皇は大楠公の忠義を後世に伝えるため、神社を創建するよう命じ、明治2年(1869年)、墓所・殉節地を含む7,232坪(現在約7,680坪)を境内地と定め、明治5年(1872年)5月24日、湊川神社が創建された。
ですから
記述の如く、創建は明治初年以来なので、歴史的には浅い神社といえる。かっては、紀元祭が行われたとあるが、この日は建国記念日であったが、何も催し物はなかった。
境内には、楠本稲荷神社がある。神社の境内の中の神社で、なんか変な感じである。
鳥居を潜っていくと、このように本殿に達する。お狐様の石像がありました。
ご神体は拝めませんでした。
これが石の鳥居で、両脇には狛犬の石像が鎮座ましましている。
こちらが拝殿。
拝殿の中である。
拝殿では、巫女さんたちが儀式のリハーサルをやっていた。何の儀式かは、分からない。これは貴重だと思い、動画に撮りました。無断ですが、許して頂きたい。私とワイフの音声は無視すること。
前に座っているのが、儀式の演技指導をおこなう監督役の巫女さんです。
この時は、暗くて見えなかったのだが、拝殿天井画である。全国の著名画家が奉納したそうである。
こちらが社務所。
社務所の右横にいる狛犬。陶器製です。
開運の巨大絵馬。今年は羊年です。
楠木正成公 御墓所である。境内にある菊水天満宮の中にある。 拝殿のお隣です。
これでお参りを終えて、こちらの東門から神戸中央図書館へ向かう。
通りの向かいにあるのが、神戸地方裁判所の建物。
1904年(明治37年)に建設された赤煉瓦の庁舎がファサード保存されている。誰が見ても変な外見である。1991年(平成3年)、神戸営繕事務所により改築設計された。 Wikiでも、
このファサード保存された中途半端な外観は一般市民にはかなり不評のようで、神戸の他の洋風建築のようにモダンな洋風建築と同列に紹介されることはほ とんど皆無。
と書かれてある。私とて、こんな建物は見たくもない。神戸の景観を害しているとさえ思う。
大倉山公園に隣接する形で神戸中央図書館は建てられている。
その入り口。
ここは、神戸市立図書館の一部で、かっての本館である。その他には、4つの分館・分室が王子(現在の灘)・長田(現在の新長田)・三宮・西神(現在の西)の4図書館として再編されている。
蔵書数は、2012年の時点で188万冊。
ここは、中央図書館だけあって、雑誌、新聞、地図、電子資料、写真も多く、児童書、専門書のコーナーも広い。特に阪神淡路大震災関係の資料は充実している。
館内はこのようになっている。
児童書のコーナー。かなり広い。洲本図書館くらいありそうだ。
こちらが一般書のコーナー。専門書の物理と数学の棚を見たが、とんでも本が散見された。一般相対性理論は間違っているとかの本です。 数式の殆どないリーマン予想の本もあった。フェルマーの定理の簡易別証明の本もありました。 間違っているに決まってるけど、読んでもわかんないだろうね。
ここが、雑誌閲覧のコーナー。 最近どこの図書館でもそうだが、暇そうな老人が無暗に多い。 人のことは言えんが。
ワイフは2冊小説を借りる。私は、貸出の手続きをしていないので借りられない。
図書館を出て、 神戸駅に向かう。 駅前に、南米からのストリートミュージシャンがいる。彼らは、よく「コンドルは飛んでいく」を演奏していた。 私は、ここで彼らを何度も見ているので、日本に定住しているのかもしれん。
おまけですが、ペルーの写真つき演奏です。
El condor pasa コンドルは飛んでいく (高画質版)
ハーバーランドのUmieです。ここも阪急百貨店が撤退して、随分様変わりしました。
ここが、 神戸ハーバーランドUmie サウスモール5FにあるOSシネマズ。
このシネコンで、エクソダス: 神と王を鑑賞した。
リドリー・スコット監督が旧約聖書を基に描いたアドベンチャー大作。大国エジプトの王家の養子として育てられるも、兄弟同然に育ったエジプトの王ラムセスに反旗を翻した男モーゼの数奇な運命を描く。
好きな俳優のクリスチャン・ベールがモーゼ役を演じるというので、ずっと楽しみにしていたのである。
2時間半の大作で、特撮部分もそれなりに凄かったのだが、感動する程の映画ではなかった。ヘブライの神の立ち位置がわからんので、いまいちストリーに腑が落ちない。娯楽作品として見ているのに、楽しくない。子供の姿の神がこましゃくれていて不愉快な存在である。こんなクソガキに振り回されるなよ。と思い、私には期待したほど面白くなかったのである。ワイフや息子達に聞くと、大体は同意見であった。
そういえば、最近は映画の記事も全く書いていない、面白い映画は来ないなと思いつつ、今回の記事は終了するのである。
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