まづパンフのつづきをアップする。
このパンフが示す如く、世界中の有名遺跡や建造物の模型を展示する一大テーマパークなのである。世界収集10ヶ年計画で、2025年までに世界193カ国の展示物を建造、収集する計画だそうだ。気宇壮大である。白鳥城は、その1つにすぎない。
石のエリアのマップを示そう。
この様な通路沿いに、世界の石の文化遺跡が結集して展示されている。マップに示されている如く、嫌になるほど石像が沢山ある。
それでは、石のエリア案内を始める。
このエリアの入り口には、兵馬俑の人形を型どった石像が並べられている。中国風の狛犬の横にいるのが、只の爺さんである。
こんな感じで、兵士達は対話している様に並べられている。
入場して最初に迎えてくれたのは、韓国のトルハルバンである。
弟子が韓国の大学で先生をしているので、韓国へは何度も行っている。済州島にも2度ほど行ったことがある。その時に、トルハルバンには何度もお会いしている。同じ爺さん仲間である。
トルハルバン
韓国の済州島にある石像。済州島の方言で「石製の爺さん」を意味する。パクスモリ、武石木、偶石木、翁仲石ともいう。
暫く歩くと、凱旋門にでる。
パリへは、3度ほど行っている。この凱旋門へも登ったことがあるのだ。シャンゼリゼ通りのシャルル・ド・ゴール広場にある。地下鉄で行きました。これが本物。
当時は(気鋭の研究者?で)、国際学会で講演などを度々行っていたのだ。パリ大へも行きました。過去の栄光ですな、今は見る影もない。同じような事を前回も書いた気がする。老人の繰言だね。
現在は、ご覧のようにデブの爺さんでしかない。
通路にそって、各国の石像が並んでいる。
悪い趣味であることは重々承知しているが、それらを実物写真と比較検討するのである。
コロンビアの牙のある神像
コロンビアの古代文化におけるサン・アグスティンの石彫は、人間、動物像、牙(きば)をもった神像を主題としている。
これが本物。スタイルは同じだが、本物とは微妙に違っているね。
チリのイースター島モアイ像
アップにするとこんな感じで、やっぱり眼が恐いね。
実物はこれで、目玉がなくもっと奥眼ですね。
しかし、眼の入っているモアイ像も残されている。それによると、復元されたほうがより似ているのかもしれぬ。
コペンハーゲンの人魚姫の像
これも実物を見たのだ。20代の終わり、若かりし頃にヨーロッパの主要都市を見て回ったとき、コペンハーゲンを訪づれたのである。そんな元気があったとは、今となっては信じがたい。この地は観光名所だったが、周りが造船所で風景は美しくない上に、小さいので見栄えがしないのを記憶している。世界三大がっかりの1つです。
その割には、人魚姫の像は幾度かに渉って損壊され、その度に修復されているなど、近年では芸術テロの対象となっている。
これが実物。寂しげな表情ではある。
5年前には、やせ細ってしまって、こんな様子であった。
メキシコ人頭 アチャ アチャコの顔のようだね、と言っても誰にもわかるまい。
その実物らしき画像は見つからない。探しかたが悪いのだろう。
メソポタミア文明の、ラガシュ国王グデアとその妃
その説明板。これがないと、無知な私には何が何やらわからない。
グデア、ラガシュ国の王子 とある実物の彫像
フランスのランスにある、ルーヴル美術館の分館「ルーヴル・ランス」所蔵。
メキシコの巨石人頭
これは、有名ですね。私でも知っている。Wikipediaによる説明。
巨石人頭像(きょせきじんとうぞう、Colossal Head)
メキシコ湾岸のオルメカ文化の遺跡に見られるネグロイド的風貌の人物の頭部を表現した巨大な石像のことをいう。重さ10トン以上ある。
本物の画像は沢山みつかる。その内の2体(頭)。
実物は、レプリカよりひとまわり以上大きい。
アステカのチャクモール(メキシコ)
写真の右下にある、人頭を模った供物台です。上部に見えるのは、マチュ・ピチュ遺跡。
実物と思ったが、説明を読むとこれもレプリカ。
こちらが本物だが、デザインが異なる。
ボリビアの太陽の門
天地創造の神・ビラコチャが浮き彫りにされ擬人化した鳥が彫られている。
爺さんが門を支えている、わけがない。
空中都市 マチュ・ピチュ遺跡
ちっとも似てない様だし、こんなに貧弱だっけと思いますね。
実物
そこにあった天空人の像。立派な物をお持ちである。
実物のマチュ・ピチュ遺跡
そのお隣のインカの石像。
石像のオリジナルは見つからない。
ケツアルコアトルの神殿
馬鹿な爺さんが、馬鹿な格好をしてるね。それを嘲笑っているらしき、おっさんもいる。
これが実物。
カバーのアーチ(メキシコ マヤ文明)
実物
石像ばかりでいささか飽きてきたので、今回はこれで止める。
石のエリアの石像はまだまだあるので、次回につづく。
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