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2015年6月10日水曜日

姫路 太陽公園 VI

大体において昼からはたっぷり時間が取れるので、今こそ数学のお勉強をすべきなのに、していない。
過去の栄光なのか、あるジャーナルからゲストエディターになって欲しいとの依頼が来たが、もはやそのような能力はないのでお断りした。研究者としては誠に堕落しきっている。発表のあてはなくとも、研究は日々細々と続ける積りであったのに、それをしていない。楽な方向にばっかり進んでいる。そんな私自身が実に情けない。まともにしているのは、趣味のブログ書きだけである。

何とかしないといけないと思いつつ、逃避のブログ書きに精を出すのであった。

と、いつもの無意味な前書きを書いてから、今回の記事を始める。

石のエリア訪問記のつづきである。万里長城登場門からでした。
これですね。


この登城門の両脇には、一刀彫の仁王様が鎮座している。



この2体は、万里の長城とは直接関係がなく、ここら一帯の峰相山にあった鶏足寺の山門に置かれていたものである。

ここからは、緩やかな坂道になっていて、万里の長城を模している。衛兵は、武士桶である。


 


実際の万里の長城の通路の一部は、このようである。規模は異なるが、上手く似せてある。


ご存じのように万里の長城は、世界遺産である。

世界遺産万里の長城
(中華人民共和国)
万里の長城(明代)
万里の長城(明代)
英名The Great Wall
仏名La Grande Muraille
登録区分文化遺産
登録基準(1), (2), (3), (4), (6)
登録年1987年
公式サイトユネスコ本部(英語)
地図
万里の長城の位置
使用方法・表示

赤線は明代の万里の長城。

万里の長城(明代)。

清代後期の長城の古写真(1907年)。


万里の長城(ばんりのちょうじょう)

中華人民共和国に存在する城壁の遺跡である。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されており、新・世界七不思議にも選ばれている。
2009年4月18日の中華人民共和国国家文物局の発表により東端の遼寧省虎山から西端の甘粛省嘉峪関まで総延長は8,851.8kmとされていたが、2012年6月5日に総延長は従来の2倍以上の21,196.18kmと発表された。ただし現存する人工壁の延長は6,259.6kmであり、また、全長にわたって同じ規格作られているわけではなく、場所によって高さや幅や材料などが異なっている。

「宇宙から肉眼で見える唯一の建造物」と言われていたが、実際には見えてなかったらしい。私は信じ込んでいました。こんなデマはどこでもありますね。

万里の長城の通路の前に池があり、




その向こう岸に見えるのが石貨神殿


ミクロネシア連邦のヤップ島で古来使用されたという石の貨幣をお祀りしている。上の写真の家屋の前に幾つも転がっているのがそれ。


 各国のコインが石貨として巨大再現されている。例えば、これが日本最大の5円玉。


実際のヤップ島石貨。

石貨神殿の裏側には、峰相総本山 鶏足寺 の墓所(と思う)が広がっており、長寿観音が祀られている。
 


ここからさらに、石段を登っていくと向こうに見えるのは、何と、ピラミッドではないか。


デブのスフィンクスもいる。ピラミッド前に2体ある。


実物は、これです。昔パソコンの壁紙に使ってました。本物は鼻がもげているし、こんなにデブではない。



ピラミッドの正面。

ピラミッドの守り神である、女神イシス(と思われる)。月の女神ですね。グラマーな美人である。


そのイラスト。


内部に展示されているのが、 ツタンカーメン黄金のマスク である。


本物は、これ。マスクは、金キラキンでなく着色されている。 カイロ考古学博物館蔵。


内部の小部屋には、ツタンカーメンマスクの写真などが並べられてある。

 
この場所から向こうを見渡すと、天安門や中国の太原市の双塔が見える。



ピラミッドの隣にあるのが、峰相山鶏足寺である。400年前に、羽柴秀吉により滅亡させられたが、このテーマパーク設立を機に再び建立されたのだ。


住職さんがおられ、お寺の歴史などの説明をされていた。おみくじを100円で購入。末吉であったが、番号が良く、大吉なみの運勢だそうである。

今は、将来の見通しが立ちにくく、迷ったり悩んだりすることが多いのですが、
辛抱しなければなりません。

とある。悩むことはないのだが、そうかもしれんと妙に納得する。

お寺の境内にある、石碑群。

 
五百羅漢

羅漢様を後から写した。

仏陀涅槃像もあった。無念無想である、釈迦の境地。 横尾忠則美術館 大涅槃展

仏足石
ブッダの足の裏の形を刻みつけた石。薬師寺に残る日本最古の線刻仏足石のレプリカ。


本物はこれで、753(天平勝宝5)年に造られたといわれている。


鶏足寺の石仏群


鶏足寺を下っていくと、天安門広場にでる。


広場入り口横には、なぜか日本の巨大埴輪が存在する。


この天安門の建物は、中国で施工・一度組み立てたものを解体してここに運んだとある。着色は、現地の職人に来てもらい、着色したので、本場さながらという。ただし、毛沢東の肖像画は撤去されている。


 
 これが実物。


天安門の前に置かれている狛犬。実際には、無いみたいだね。


天安門の裏側

天安門から広場を見渡す。


息子に唆され、トリックアートをやっている。巨大埴輪は、我が手中にあり!
 姫路 太陽公園 II 



 
ここらで時間になったので、今回はこれでおしまい。太陽公園シリーズはまだつづく。

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