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2015年7月11日土曜日

御影の西方寺

地元の神社仏閣紹介のシリーズである。自宅から歩いていけるような神社やお寺は大体紹介したと思っていたが、西方寺が残っていた。実をいうと、お寺自体は沢山あるのだが、小規模のお寺では防犯対策から入り口が閉められており、自由には参拝できない場合が多々ある。

その点、この西方寺は自由に参拝できるようになっていて、有難いお寺である。といっても、街中にあるそれ程大きくはないお寺である。

阪神御影駅から、2国まで南西に歩いて5,6分の所にある。Wikipediaに記載はないが、御影本町の項で、史跡「御影の松」で知られる歴史ある寺院として紹介されている。

寺マップ.Com では、このように記述されている。西方寺/さいほうじ

江戸時代に創建された浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
平成大修復工事により、エレベーター・スロープ設置などバリアフリー完備のお寺になりました。


綺麗に整った整備の行き届いているお寺です。

その入り口
 
案内板に、相田みつおの直筆(と思える)の詩が掲げられている。
 


いまここに だれともくらべない 
はだかのにんげん わたしがいます  みつお

西方寺御影の松の由来を記述する立て看板。


 次の2首である。

世にあらばまた帰り来む 津の国の御影の松よ 面がはりすな   藤原基俊

よみ置しのことはのちりうせず ふたたび千代のかげぞ栄む    藤原正房


御影の松(2代目)  その手前に見える大きな石がその2首の歌碑。


鐘楼

親鸞聖人像

 
阪神淡路大震災 追悼の碑 がある。


いかされている このいのち     肝に命じるべきですね。

手水舎

山門   震災に遭ったのを復興した山門。門に飾られている彫刻部分が素晴らしい。


慈光堂  現代風の建物に変わりました。納骨堂だと思われる。


こちらが本堂と思われる。

ご本尊は、阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)である。 大修復が成っただけに、金ぴかですね。
 
外観  


 金曜の午後だったが、拝観していたのは私ひとりでした。 不審の輩と思われたのかもしれない。

今回は、これでおしまい。

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