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2015年9月1日火曜日

六甲道南公園 まちTゆうえんち

20年前の1月17日にJR六甲道駅は、地震のため倒壊した。


駅南側の被害も大きかったのだが、その後再開発により市街地改造ビルが建設されて、防災公園である六甲道南公園がその中心部に造られた。

その航空写真。

公園には、広い芝生広場、大型の複合遊具があり、子供づれの家族利用や休憩などに利用されている。園内に流れやイタリアから贈られたタイルを敷き詰めたイタリア広場などが整備されている。


先日、六甲道界隈を散歩したのだが、六甲道南公園で子供のためのイベントに出会った。


子供達が楽しそうに遊んでいるので、何だろうと思って調べると、

まちTゆうえんち

というイベントであった。
神戸大学大学院の学生さんで運営している「まちプロジェクト実行委員会」が、毎年、六甲道南公園で開催しているイベントだそうです。オレンジのTシャツを着ているのがそのメンバーです。ボランティアですね。老人の決め台詞だが、若いのに偉いものだ、と言っておきたい。

それで、彼らの活動を宣伝すべく(宣伝効果は皆無に近いだろうが)このブログで紹介したい。

その様子。

輪投げ、ボール当てなど、色んなゲームやアトラクションがある。




このイベントの特徴的なシンボルがTシャツを繋げてつくる大きな旗(と言って良いかわからんが)である。


 
 
歴史は古く、2007年10月10日 「まちのTシャツゆうえんち」が第1回目だそうである。
その時の記事を引用する。

まちTプロジェクト実行委員会 ~灘区都賀川公園~ 

na20071015_01.jpg 神戸大学の学生達が中心に企画した「まちのTシャツゆうえんち」が灘区の都賀川公園を舞台に9月8日、9日に開催されました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 これは、地域にお世話になりながらも、自分達の可能性を地域に還元できていないことに気付いた学生達による、地域をもっと"おもしろく"するプロジェクトで、今年の灘区の地域提案型助成を受けたもの。家庭で眠っているTシャツを利用しようと、小中学校15校にTシャツのリサイクルの呼びかけや、地域自治会10団体に回収箱を設置するなど、約4,500枚のTシャツが集まりました。
na20071015_03.jpg 約3,000㎡の会場にかかる巨大なTシャツ「虹の橋」や、公園の遊具を動物に変身させた「まちT動物園」。Tシャツを使ったぬいぐるみ、かばん、布ぞうりを作る「Tシャツ工房」などユニークな企画が6ブース設置され、2日間で約1,000人以上の市民が来場しました。






このイベントは私の記憶にはないが、その後毎年場所を六甲道南公園に変えて行われているようである。このようなイベントは、是非つづけて欲しいものである。

頼もしい学生さん達を見てそう思いました。 これでおしまい。


 

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