パンフ
これは、西垂水青年会のパンフだが、東垂水のほうもあるかもしれない。未確認である。上のパンフにあるように、名物は布団太鼓の巡行である。
ハーバーランドのお祭りを見てからだったので、垂水到着は1時半を過ぎていた。
JR垂水駅前に掲げられていたお祭りの看板
このお祭りの事を良く知らなかったので調べてみた。じつは、東西垂水秋祭りの正確な記述は見当たらない。どうやら海神社秋祭りの布団太鼓巡行が特化して東西垂水地区で開かれることになったらしい。期日は10月10日から12日までで、12日が海神社秋祭りの日になっている。
海神社秋祭り/御神輿巡幸(海神社)
10月12日に海神社秋祭り(海上渡御祭)が行われます。(兵庫県神戸市:10月の歳時記)
海神社の秋祭り(海上渡御祭)では、船の航海の安全や漁業が栄える事を主として祈願します。
海神社秋祭りは、神輿渡御の他に布団太鼓も5基、存在します。5基とは、つまり海神社には5地区あると言う事です。
※5地区とは(東垂水・西垂水・塩屋・東高丸・名谷)
そして、神輿を担ぐのは当番制で、5地区が1年交代で神輿を担ぎます。
ようするに、5年に1度、神輿と布団太鼓の両方を担がなければいけないと言う事です。
全く知らなかったが、今日行われる海神社秋祭りの一環というかサテライト祭だったんだね。今日は休息日でこのブログを書いている。肝心の海上渡御祭はもう見に行けない。 正しく後の祭りです。やはり、取材は1日掛かりでよく調べておかないといけない。
仕方ないので、この東西垂水秋祭り 布団太鼓巡行のみをお祭りの記事にする。
まづ、東垂水と西垂水の二基の布団太鼓が街中を競い合って練り歩く。その様子を紹介する。
奥に見えるのがそうなのだが、写真を撮ろうと道路に出ると警備員のおじさんに「歩道に寄って下さい」と叱られた。「すいません」と謝った、その証拠写真。実は見物客はまばら。
これが、西垂水の布団太鼓である。 若衆は青い法被。
櫓の中で鐘をチンチン、太鼓をドンドン敲いて巡行するのである。
和やかに行進していた。
こちらは、東垂水の布団太鼓。 若衆の法被は濃い紫色。
地走りをやっていたが、この時はそれ程のスピードではない。安全運転ですね。(後注:スピードをあげて走る場面を見ていなかっただけ。誤解だがその時の印象なので、そのままにしておく。)
神輿の布団の部分は、金糸の刺繍がなされており豪華である。東西、意匠が微妙に異なっている。
笹を打ち払って厄払いするわけである。
折角の機会なので、布団太鼓の様子を写させて貰った。
龍が金の刺繍で描かれある。提灯も刺繍付きである。
東西二基の布団太鼓の練り合わせ。 別に競そりあったりはしない。平和的な行進で迫力に欠ける。(後注:これも誤解。昨年度の動画を見たが、迫力はある。私がそのシーンを見なかっただけ。)
のんびりムードが漂っている。
垂水界隈 海神社と福田川散歩
神社では、 懐かしの夜店の屋台が沢山並んでいた。屋台見物は面白い。
くじ引きの店 やはり妖怪ウオッチ関連のグッズが人気のようだ。
ウナギ釣りの店。昔は良く夜店で出ていましたね。エラのところに引っ掛けるのだが、暴れるので絶対に釣れない。糸が切れてしまうのだ。遊んでみたかったが、大人げないし先客がいたのでやめにした。
これまた懐かしい輪投げである。景品にタイガースグッズ多し。店主の趣味だね。
たこ焼き、お好み焼き、ホルモン焼き、ポテト屋、唐揚げ屋などの飲食屋台も多い。境内所狭しと並んでいる。
この境内に午後8時ころ布団太鼓が宮入をする。
それで、本来の目的である息子のカツ丼屋での皿洗いに向かう。
お蔭さまで、開店以来徐々にだがお客が増え、何とかやっていけている。土日の忙しいときは、休みなしで、鍋、釜、皿洗いに大童である。私が手伝うときは、稼ぎが少なくても暇な方が良い、と思ってしまうのはいけないのだろうか。
5時から8時まで、黙々と皿洗いをこなしてから、海神社へと向かった。息子を誘ったが来ない。店の後かたづけで忙しく、私のような暇人ではない。
中央に光っているのが、電飾に飾られた布団太鼓。 神社はすごい人混みでした。写真のほうは、電飾の光が強すぎて上手く写らない。色々とデジカメの設定を変えたが画像に大した変化はない。ご容赦願う。
布団太鼓は、鳥居をくぐって
さらに国道を突っ切って、練り場である垂水漁港前に向かう。
ここが垂水漁港前の広場なのだが、明石大橋のイルミネーションがきれいだったので、
つい写してしまった。相変わらずピンボケ。
夜の撮影は難しい。これはマシな1枚。
空全体が真っ暗になったので、比較的写り易くなった。二基の布団太鼓。
光の王冠にしか見えんね。
接写したが、やはり写りはイマイチである。マシそうなのを挙げる。
どうも光量が強すぎたようなので、逆にフラッシュを焚いた。それで比較的きれいに写るようになった。
太鼓をうち乍ら、掛け声をあげて台車を持ち上げる。それが繰り返される。
二基で、練り回しを始めるのだが、とても威勢が良いとは言えぬ。安全運転かな。それともこれからが本番なのかな。(後注:本番はこの後始まる。派手な動きを見せるらしい。)
若衆が台上に立つかと思ってたがそうではない。太鼓の音色が響く。
よーいや セッ の掛け声とともに台車を頭上に差し上げる。その一瞬。
実はもう見飽きてしまって、足の筋肉がパンパンに張れてしまっていることもあり、無理をせず自宅に帰ることにした。従って本番全部を見たとは言いかねる。いささか悔しいので、お祭りの動画を探してみた。2年前の動画がありました。
本番の動画はこれ。
これを見ると、皿洗いしているうちに祭の佳境部分を見落としていたことになる。お祭りは、付きっきりでみないとその全貌はわからないのだ。残念としか言いようがない。来年への課題だね。夜走りは、見ていてもそれなりの迫力はある。でもダンジリが二基じゃあね。と、いささか不満ではありました。(後注:二基しか参加できないしきたり。)
見学を終えての、海神社の夜店の様子。射的場がある。これまた懐かしい。
という訳で、知らずに不備の多い東西垂水秋祭り報告であった。
これでおしまい。
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