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2015年10月30日金曜日

ウオズラコレクション

昔から魚好きで食べるのは勿論、水族館に行くのも大好きである。関連記事も結構書いている。

京都大学白浜水族館見学  串本海中公園見学  エビとカニ水族館  紀伊半島山越え一周旅行 2014.7.5-6 I  須磨海浜水族園 I 過去の旅 伊勢志摩旅行 2010年3月  秋吉台と門司、下関の旅行記 VII

魚料理のグルメ記事やその他にも魚について書いていると思うが、一寸思い出せない。ブログで何を書いたのかも最近は忘却の彼方である。関心があるのは、今書いている記事だけである。過去を振り返らずに生きていると言えばカッコ良いが、単に健忘症が進んだだけであろう。

昨日自分の書いた論文を見ていて、その内容をすっかり忘れていたのを知ってショックを受けた。前にもそんな経験はあったが、証明をわすれていただけで、内容までではない。エライ事になってきたと思う。論文自体は自分が忘れる位なので、他人が覚えている訳がなく、早晩そんなものは消えてしまうのであろう。別にかまわんが、全ての努力も結果もいずれは忘れ去られ消えてしまう。なんだか悲しいものがあるね。

話が全然 関係のない方向に走ってしまった。今回は、保育社から出している生きもの摩訶ふしぎ図鑑シリーズの一冊である

ウオヅラコレクション  伊藤 勝敏 著  四六サイズ/カラー176ページ
定価: 1,944円(税込)   価格: 1,944円(本体 1,800円、税 144円)
 
がとても面白かったので紹介したいというのが目的である。 先日図書館に行って、図鑑を眺めていて見つけた一冊です。
 
ウオヅラコレクション
【著者プロフィール】
伊藤勝敏…大阪生まれ。業界誌の出版社に勤務時代、海藻の写真を撮るため丹後半島の海に潜ったところ、その生物の多彩な姿と幻想的な海中世界に魅せられ、海中写真に取り組む。これも一つの生き方と思い、撮影を続けその姿を『どっこい生きてる、ゴミの中-たくましい海の魚たち-』(2010年/保育社刊)にまとめた。
 

伊藤勝敏さんのホームページには、素敵な海の生物の写真が沢山あります。是非ご覧になってください。  海中カメラマン伊藤勝敏ホームページ

ここでは、著書 ウオヅラコレクションから幾つかの特徴的なお顔(ウオズラ)を紹介したい。魚ってつくづく見るとこんな異様な顔をしているのだと感じた次第である。

本書では、お顔を幾つかのユニークな系に分類している。

本書で紹介する”ウオヅラ”たち

本書で紹介する”ウオヅラ”たち
本書で紹介する”ウオヅラ”たち

そのウオズラのキャプションが傑作である。

おばちゃん系  厚化粧 トガリエビス


若いころは、化粧は薄くとも美しいが、年齢を重ねると化粧は濃くなりそれに反して美しくもなくなっていくのである。その変遷を私はワイフを通して如実に理解しているのである。

おばちゃん系  なに見てんのよ! オハグロベラ



大きな口を開けて、誰かにこんな目で睨まれると何にも言えません。

おやじ系  タイガースファン! ムスジコショウダイ





これです。また甲子園球場に応援しに行ってみたい。



おやじ系  ゆかたのオヤジ ユカタハタ
 
 
口の中にエビを飼っているんだね。
 
オヤジじゃないけど、ベネディクト・カンバーバッチの涼しげな浴衣姿。
 
 
 
 

ちょいワル系  大ボス登場 コブダイ
 

見れば見るほど凶悪な面構えをしていますね。大ボスの風格がある。
 
魚のヤクザ社会では、この方のようですね。God Father
 
 

ちょいワル系  顔で判断しないでください シロワニ
 
 


性格は、至って大人しいそうです。人を襲うことなどないとの事だが、この面構えでは信じがたい。
因幡の白兎のサメは、こいつでなかったろうか?と思ったが、そうではない。神話では、単なるサメのことである。種類を特定している訳ではない。単純に言うと、ホホジロザメのような姿かたちをしたサメ一般をワニザメと呼ぶようです。今でも中国地方ではサメのことをワニと呼んでいる。
その呼び方から、シロワニという名前をもつサメであるということでした。

そう言えば、007の悪役でサメ男がでていました。




ちょいワル系  感情がすぐ顔にでるタイプ ネズミフグ





感情をすぐ表に出す奴は、大物になれません。針を逆立てて怒っても大して恐そうでない。ワルではありませんね。誰かに似ているなあ~。あれ、私かな。


ぼんやり系  飲み過ぎではありません アカエソ



見事に顔が赤く染まっています。でもまだら酔いです。こんな時は事故に遭わぬようくれぐれも注意しましょう。




その他、沢山のウオズラ写真が満載です。ウオズラを見るだけでも楽しい。お魚好きの方には、特に推薦いたします。

これでおしまい。

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