末の息子の誕生日祝い兼次男の送別会を兼ねて、ワイフが企画したのである。次男は仕事で東京へ行ってしまうのだ。ワイフには、グルメコネクションのようなものがあり、口コミのような形でどこからかそのような情報を仕入れてくる。とても私には真似できぬ仕業である。
この店です。インターネットで地図検索してきたのだが、目的の場所周辺では中々見つからなかった。バーと思って行き過ぎた店が、bb9でした。看板を出している訳でないので、分からないはずです。玄関入り口にある、小さな名板にbb9と記されてある。
薪焼料理の専門店である。はっきり言って、高級レストランである。 ワイフはともかく、私には似つかわしい店ではない。しかし、滅多にないチャンスなので、その料理写真を撮らせて頂いたのである。海鮮料理が主であったのは、大変好ましかった。その料理の数々をお見せしたい。流石に味のほうは、大変美味しゅうございました。文句のつけようがありません。経済的に余裕のある方、もしくは浪費癖のあるグルメにはお勧めの店です。
値段について書くのは心が痛むので、詳細は、そのホームページを見て頂くことにして、この店のポリシーの説明から。
about bb9 ~ bb9について
食事とは生命を食らうことだと考えています。
他の命を食らう。
命に対する最大のリスペクトとして
薪を熱源として命に火を入れています。
未だ底知れぬ奥深さを感じています。
少しでもその奥深さを感じて頂ければ
ありがたいとおもいます。
シェフ 坂井 剛
ソムリエ 西川 正一
ソムリエ 西川 正一
ということです。各料理については、ソムリエが懇切に説明してくださる。
ランチ、ディナー共にお任せメニューのみで、値段設定により出される料理が異なってくる。
この日のディナーメニューである。
自家製バターとトリュフの乗っかったパン。
チーズの様に見えるのが自家製バター。トリュフは、鰹節みたいでしたね。味については何と言ってよいのやら分からん。バター付きパンは実に美味い。
天然かんぱち 薪焼き
極めて美味。生で食べてもうまいのだから、絶妙の火加減を通すことにより一層旨みが増す。
ここで、まづは息子達とカンパイのビールである。ただし、次男はノンアルコールビール。ワインのほうは、料理に合わせたペアリングワイン6種というのを注文した。その1番目の白ワイン。
銘柄のほうは全然覚えていませんでしたが、このボトルです。TRIMBACH とある。アルザスワインですね。
ここでパン。
フランス モンサンミシェル ムール貝薪焼き
ムール貝は大体美味しくないんだけど、これは例外。空輸したのでないかと思われる位新鮮で、貝の旨みがある。貝のスープは、極上。
ここで、次男のためのスパーリングウオーター。ただの炭酸水、S.PEREGRINE。ニュージーランドの鉱泉のようです。調べてみて分かりました。
土佐清水 かつお薪焼き
かつおの叩きなんだけど、厚切りで揚げニンニクの匂いが香ばしい。おいしい!
ここで、三回目の赤ワイン。モーゼルワインと思うのだが、忘れました。
自家製 河内鴨のチストーラ 薪焼き
鴨のわりには脂が少ないように思った。勿論美味しいのだが、唯一格段に美味いとは思わなかった一品(私にとって)。
フレッシュ ポルチーニ茸 薪焼き
茸とは思えない。あっさりした肉を食べている食感であった。ソースとの取り合わせが絶妙なんだろうね。
淡路 あこう 薪焼き
刺身にするような鮮魚を上品に身がしまる程度に焼いてあるので、美味くないわけがない。如何せん量が物足りない。
何回目かの赤ワイン。銘柄については、ボトルの写真を撮ってないのでもうわからない。グラスはとても素晴らしい。高価な品物と思う。
仔豚 薪焼き
信じられんほど柔らかくて美味い。レアのようだが、こんなに美味い豚肉を食べたことはない。香草との取り合わせも絶妙。
ハーブティー なまのもぎたての香草がポットにほり込まれている。香り鮮烈。
無花果のアイスクリーム クリームは全く使っていないとの事。果肉だけの味。
自家製アイスクリーム
燻製の香りのするバニラアイスです。こんなの始めて食べました。
私は、一切れ残さず全て食べました。しかし、量から言うと満腹という訳にはいかなかった。とは云うものの、十二分に料理には満足した。ごちそうさま。
これでおしまい。
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