それでは、異人館のつづきを紹介する。
香りの家オランダ館
入館料は、750円。
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北野のオランダ坂を登ると、1920年代のノスタルジックな雰囲気のオランダ館が見えてきます。オランダ館は大正中期の寄棟造り。(神戸市教育委員会指定No.48伝統的保存建造物)長い間オランダ総領事邸として使用され、1987年1月より一般公開されました。オランダのヴォーレンダム地方の民族衣装を着て記念撮影も出来ます。また、年齢や星座、好きな音楽・花・果物などのデータからあなたの個性にあったオリジナル香水が作れるので思い出づくりにぜひ訪れてください。
ウイーンオーストリアの家
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作曲家モーツアルトをテーマにしており、オーストリアの文化の紹介とモーツアルトにまつわる品々を展示紹介しています。館内は18~19世紀の貴族の家を再現しています。
モーツアルトが作曲に使用したピアノなどの複製品(フォルテ・ピアノ)なども展示されています。
またウィーン直送のチョコレートケーキなどの紹介や販売もしています。
デンマーク館
入館料は、550円。
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デンマークのバイキングミュージアムやアンデルセンミュージアムの協力のもと、北欧デンマークの歴史や文化を紹介しているテーマ館です。
2分の1サイズのバイキング船のレプリカの展示や、童話作家アンデルセンの書斎も再現されており、愛用品などが展示されています。
ウイーンオーストリアの家 の屋根をくぐり抜けると
すぐそばが鱗の家になっている。
美術館共で、入館料は1050円。
外国人向けの高級借家として旧外国人居留地に建てられ、明治後期に現在地へ移築された、神戸で最初に公開された異人館です。
外壁を覆う天然石のスレートが魚のうろこに似ているところから「うろこの家」の愛称で呼ばれ数ある異人館の中でも最も人気のある有名異人館です。
館内のインテリアは昔のままで、随所に異人館独特の意匠が凝らされています。
アンティークな家具調度品の数々や、イギリス最古の名窯「ロイヤル・ウースター」やドイツの古窯「マイセン」、デンマーク王室御用達の磁器工房「ロイヤル・コペンハーゲン」など、質の高い西洋の名磁器のコレクションは必見です。
外観
うろこの家の前庭にある 「カリドン(ポルチェリーノ)の豬」はギリシャ神話に登場するイノシシで、そのオリジナルはイタリアのウフィツィ美術館にあります。
鼻に触れると幸運を呼ぶといわれています。そのため、イノシシの鼻はピカピカです。
館内の様子。
馬車 |
ダイニングルーム |
ステンドグラス |
室内 |
2階からの景色 |
山手八番館
入り口
外観
入館料は、550円。
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ベイウィンドウと入口アーチにあるステンドグラスが特徴的な館です。
ロダン、ブールデル、ベルナールの三大巨匠の傑作やルノアール晩年の希少なブロンズ作品など、世界の彫塑・版画芸術の枠を一堂に展覧してあります。
また、ガンダーラ石仏の美しい姿を間近で見ることが出来ます。
館内には、座ると願いが叶うと言い伝えられている「サトゥルヌスの椅子」という不思議な椅子もあります。
館内の様子。
ステンドグラス
北野外国人娯楽部 旧フリューガ邸で、明治後期に建てられた。
入り口もしくは出口
外観
中庭
入館料は、550円。
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開港当時から居留者の社交場として愛された、会員制の倶楽部。「ライオンハウス3号館」 と呼ばれていたこの建物では、開港当時からの居留者社交場・会員制倶楽部を再現しています。
ブルボン王朝の貴族の家にあった巨大な暖炉は、随所に精巧な浮彫が施され豪華なしつらえです。マキかまどのあるオールドキッチンには銅製の鍋や杓などが鈍い光沢を放っています。
館内の様子。
オールドキッチン
プライベートチャペル |
馬車 |
入り口
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オリエンタルムード溢れる異色の異人館元中国領事館の当館は、洗練されたインテリアの中に明朝(1368〜1615)から清朝(1616〜1911)に至る貴重な美術品、家具、調度を部屋ごとに趣向をもって配し、中国モダニズムの世界を再現しています。
館内の様子。
イタリア館 美術館でもあり、レストランでもある。入館は無料。
入り口
外観
屋根の紋章
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イタリア館(プラトン装飾美術館)はイタリアを中心としたヨーロッパの18~19世紀の家具調度品、絵画彫刻等が展示されている異人館です。現在も実際に人が住んでいる異人館で、邸内の各部屋にミレー、コローなどの絵画や美術品が詰まったゴージャスな私邸です。
プールのある南庭では飲み物やランチが注文でき、特にマンマの手造りケーキや週末限定ランチは人気メニューです。
ダイニング・ルーム(食堂)
パーラー ルーム(居間)
南側テラス
入り口
外観
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明治25年(1892)に建てられた木造2階建ての神戸最古の異人館。1912年シリア
Aleppo生まれの貿易商 R.サッスーン(Rahmo Sassoon)氏が、昭和60年(1985)まで居住していた。神戸市指定伝統的建造物に指定されている。
お庭
以上で今回の異人館紹介はおしまい。
また異人館ではないが、廃墟のようになった建物を見つけた。面白いのでアップしておく。
日が暮れてきたので、帰宅することにした。残りの異人館については次回の取材 III にまわしたい。
帰り道に写した、最近恒例の黄昏風景写真をアップする。 全てJR新神戸駅周辺で撮ったものである。
歩き疲れたので、しばしこの公園で佇んでいた。黄昏時もまた素早く過ぎ去るのであった。
これでおしまい。
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