神戸ビエンナーレ2015の9回目は、
兵庫県立美術館で開催されていた
ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム 展 の紹介である。
隣の会場で、
パウル・クレー だれにもないしょ。 展が開催されており、
クレー展を見終わってから見学した。この日(11日)は、美術展の3連続鑑賞で1日をつぶしてしまった。だが、それはそれで充実していたのだ。
神戸ビエンナーレ2015 VII 神戸ビエンナーレ2015 VIII
クレー展と同じく来週の23日には、終了するというのに、紹介がえらく遅れたものだ。あと2日しかない。
入り口にある看板
マリオの看板(正確には、垂れ幕)もある。
会場入り口には、
セーラームーン他のアニメがビデオ放映されている。
アニメ作品の解説が、壁面に書かれている。読みわすれないように。
私は、65歳以上ゆえ500円であった。神戸市の粋な計らいである。 ウム、毎回こんなことを書いてますな~。
パンフは、2種類ある。
1枚目
裏面は略。
2枚目
展示会のコンセプト
「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展は、日本のマンガやアニメに大きな足跡を残した手塚治虫が亡くなった1989年以降のマンガ、アニメ、ゲームの表現の多様性を約60作品を通して概観するものです。
昭和から平成に変わってからの四半世紀の間に、デジタル技術は大きく進化し、マンガ、アニメ、ゲームの制作スタイルや表現も変わり、インターネットやスマートフォンの普及は作品の楽しみ方を変えています。
また一方で、バブル経済崩壊(1991)、阪神・淡路大震災(1995)、地下鉄サリン事件(1995)、リーマンショック(2008)、東日本大震災(2011)など、歴史的な大きな事件を幾つも経験し、社会や世相も大きく変わりました。社会の変化と呼応しているような作品も少なくはありません。
本展覧会は「ヒーロー&ヒロイン」「マンガ、アニメ」「ゲーム」「インターネット」「キャラクター」「プレイ」の7セクションで構成し、1989年以降の特徴的な作品を通して、マンガ、アニメ、ゲームがどのように表現を広げてきたかを紹介します。
ということで、展示場は7つのセクションから構成されている。アニメ、マンガやゲーム好きの若者にとっては、楽しい展示会だったと思う。アニメは見ても、ゲームはしない爺さんにとっては、色んなアニメや漫画の原画を見るのはそれなりに面白かったが、スーパーマリオとかのゲーム関連の展示はさして面白くはない。60以上の作品が何らかの形で展示されている。私の知っている作品は半分以下であった。これでは、漫画好きとは言えないね。アニメは、サマーウオーズ、新世紀エヴァンゲリオン、
メトロポリスは見ごたえはあったが、他は馴染みがないので、いまいちであった。この分野の人気は年齢が大きく影響する。会場で私と同年配の方は、2,3人しかいなかったように思う。場違い爺さんであった。
なお会場内での撮影は禁止されている。
メトロポリス
©手塚プロダクション/
METROPOLIS製作委員会
それでは、内容の紹介。
撮った写真とか、あちこちからゲットした画像を各セクション毎に2枚挿入する。読んだ、もしくは見た作品のみ。太字で示す。
ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展
Sec. 1 ヒーロー&ヒロイン
ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち、美少女戦士セーラームーン、少女革命ウテナ、 NARUTO -ナルト-、鋼の錬金術師、魔法少女まどか☆マギカ など
Sec. 2 マンガ
あの日からのマンガ、ジョジョリオン-ジョジョの奇妙な冒険Part8、なのはな、いちえふ、 編集王、鈴木先生、少女革命ウテナ、3月のライオン など
Sec. 3 アニメ
機動警察パトレイバー 劇場版、GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊、マクロスプラス、 メトロポリス、新世紀エヴァンゲリオン、パプリカ、シドニアの騎士、サマーウォーズ、 日本アニメ(ーター)見本市 など
Sec. 4 ゲーム
ファミリーコンピュータの歴史、PlayStationの歴史、スーパーマリオブラザーズ30周年、 スーパーマリオメーカー、メタルギア・ソリッド、モンスターハンターポータブル2nd、 ポケットモンスター、グランツーリスモ6 など
Sec. 5 インターネット
ほしのこえ -The voices of a distant star-、イヴの時間、ソードアートオンライン、 メカクシティアクターズ、CRIMSON ROOM、東方紅魔郷~the Embodiment of Scarlet Devil.、 ひぐらしのなく頃に など
Sec. 6 キャラクター
ときめきメモリアル ~forever with you~、ラブプラス、艦隊これくしょん-艦これ-、 けいおん!、初音ミク など
ラッピング列車と電車 I けいおん!のラッピング電車です。
こんな記事を書いた。 ネトゲ廃人
Sec. 7 プレイ
ストリートファイターⅡ、ぷよぷよ、バーチャファイター、電車でGO!、 ファイナルファンタジーⅦ、シーマン、太鼓の達人、ウルトラストリートファイターIV、 ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人、ファイナルファンタジー XIII、 実況パワフルプロ野球2014、ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015、 バイオハザード リベレーションズ2、戦国BASARA4 皇 など
背景画が実に素晴らしい。 イラストレーター内尾和正
会場では、壁にゲームがズラリとならんでおり、実際に遊べるようになっている。
最後におまけの写真。
館内で展示されていた 国谷隆志 作 Deep Projection の一部。
美術館からの運河の眺め
これでおしまい。
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