7名の鬼役は、前日より鬼宿(おにのやど)に籠り、身を清めるため何度も井戸水をかぶり練習を重ねる。当日早朝には、須磨の海岸で海中に入り、身も心も清めて神の代理としての鬼役を務める。
七匹の鬼の面である。(長田神社蔵)
上段右から
呆助(ほおすけ)鬼、
尻くじり鬼、
餅割(もちわり)鬼、
赤鬼。
下段右から
姥(うば)鬼、
一番太郎鬼、
青鬼。
見た所、実際に使われた鬼面はこの実物ではなくレプリカと思われる。
幸いな事に、神戸新聞NEXTにその禊の今年度記事がある。それを引用紹介したい。
節分の3日、長田神社(神戸市長田区)の追儺式で鬼に扮する氏子7人が、同市須磨区の須磨海岸で身を清める儀式に臨んだ。
式を控え、氏子や神職らが海岸に集合。7人はふんどし姿になると、一斉に海へ駆け込んだ。肩を組み、「おーし、おーし」の掛け声で、水温約7度の海に何度もつかった。
この日朝、神戸の最低気温は4度。海から上がった7人の肌は真っ赤になったが、指導役の氏子からは「清めの時間が短いわ」と冷やかしの声が飛んだ。(那谷享平記事)
この方々が鬼役をやっていたんですね。好青年、好中年ばかりです。どうでも良い事だが、写真から青鬼役は誰だか分かったのだ。
以前の年度の禊写真。 すごく寒そうですね。
阪南大学の該当ページ には、この禊に関する調査報告がある。
さて、今回は追儺式での(気に入った)鬼の写真だけをアップしたい。
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