グラシア大通り
交差点中央にあるライトアップされた噴水。
カタルューニャ広場の大噴水
この広場の向かい側にあるデパート。雪の結晶のイルミネーションが鮮やか。
カタルューニャ広場を横切ってランブラス通りに入る。
この通りだが、沢山の観光客でごった返している。
この周辺地域はバルセロナで最も古くから開けた地区であり、教会、美術館などが密集している。
ランブラス通りは歩行者専用になっている。ガイドブックによると、旧市街地に位置し、市の中心部から臨海地区まで続く長さ1.2kmの並木道とある。
夜のイルミネーションを見よう。
時期は過ぎたがクリスマスツリーのような装飾された木があった。
通りの両脇には、市場、商店、花屋、カフェテリア、レストランなどが所狭しと並んでいる。
さらに通りを進むと通路のイルミネーションが顔の一筆書きのようなものに変わる。
脇道のイルミネーション。Feliz Navidadって、確かクリスマスのお祝いだよね。時期は完全に過ぎてます。
銅像風の大道芸人。 このカウボーイがスライド写真宜しく数分毎にスタイルを変えるのです。面白いのだが、観客は少なかったようです。
ランブラス通りの終点近くでの賑わい。
ランブラス通りの南端に立つコロンブスの塔。
高さ57mで、コロンブスがその右手で海の方向を指している。コロンブス像の高さのみでは約7mである。見かけよりも大きな像である。この塔は1882年に工事が始まり6年後の1888年にこ完成した。1888年の世界初のバルセロナ万国博覧会の除幕式に間に合った訳である。完成が遅れたのはひたすら資金不足の為であったという。
塔内部はエレベータになっており、塔の上は展望台になっている。時間が遅かったので残念ながら昇っていません。
良く知られているように、コロンブスに航海資金を出資したのは当時スペイン国王であったイサベル女王である。1492年に新大陸を発見した後には、女王に謁見するためバルセロナへやって来ている。そういう縁があって、ここバルセロナにイタリア人のコロンブス像がある。
その足元部分の彫像群である。
塔を守護するライオン像
観光客がライオンの背に乗っていた。塔の周りには8頭のライオンがいる。私の息子の1人も1頭の背中に乗って雄叫びをあげていたが、その写真はカットする。
中央部にデンと構えるイザベラ女王の像。
コロンブスが新大陸に到達するまでの過程が下部の青銅板に刻まれている。
また新大陸発見に関わった人物らの像が、多くの彫刻家によって彫り上げられている。実際にそれらは見事な彫刻群です。幾つか見てみよう。
海図を持つコロンブス
その全体像
この像もまたイザベラ女王と思われる。
こロンブスの塔からほんの2,3分歩いたところが臨海区域になる。写真の向かい側の区画がポルト・ベイで、そこに向かって桟橋が架かっている。
港湾に浮かぶ帆船
桟橋からの景色 沢山のヨットが停泊している。
何だかわからぬが、海中にある星を眺める人物像。
桟橋を渡りきった場所。
ショッピングモールは、マレマグナムと言う名前で、日本でもよく見かける新しいタイプのモール街です。
内部はこのような造りになっている。西宮ガーデンズなんかとよく似ている。やはりまだクリスマスツリーが飾られていた。スペインでは新年もクリスマスの一部になっているのかね?
このモール街で海鮮料理を食べようと思ったのだが、良さそうな店は見つからない。それで再びランブラス通りに戻ったのである。それで、疲れてもいたのでエイヤッととあるレストランに入った。そのレストランでの料理写真をお見せしたい。
イベリコ豚の生ハム。 勿論ビールも注文した。 生ハムはびっくりする程量が多い。でも塩辛すぎる。
サラダ 正確な名前は憶えていないが、要するにミックスサラダですね。
魚貝類のパエリア パエリア・デ・マリスコスと言う。 そのものの名前です。
パン・コン・トマテ スライスしたパンに生のトマトとニンニクをこすりつけたもの。
カラマレス・フリートス イカリングに他ならぬ。 飲みかけのビールがあるのに注目。
皆で完食してお腹一杯になる。味はまずまずだが、値段は少々高い。ユーロ高だし、観光地なので仕方ないでしょうね。現金の持ち合わせは覚束なかったのでカードで支払った。
帰り道のランブラス通り
かくして徒歩でホテルまで帰ったのであった。今回はこれでおしまい。 次回 XIII のグエル公園編につづく。
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