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2016年11月25日金曜日

タイ国リアル旅行記 VI

ゴールデントライアングル編はまだつづくのである。6回目は、山の上にある寺院ワット・プラサット・プーカオの見学と展望台からの眺めを報告する。展望台は、ゴールデントライアングルを望む絶好のビューポイントということだ(ガイドブックの受け売り)。

メコン川クルーズを終えて、丘の上の寺院に向かう。ワット・プラサット・プーカオという名の古くからある寺院である。

ワット・プラサット・プーカオの山門  観光用に新しく作った門のようだ。


山門でお寺をお守りする狛犬ならぬ狛獅子。左右2頭いるが、日本の神社じゃないので1頭しか写さず。


石段の左右に鎮座する5頭のナーガ。


その表情をアップでご覧ください。よく見ると迫力がある。故に悪鬼は退散する。


ナーガの胴体に囲まれて、このような石段を昇る。


階段を登り切ったところには、豊満な女神様がお待ちしている。貢物を仏様に捧げているのであろう。


ワット・プラサット・プーカオの新しい寺院  日本で言えば本堂ですね。


堂内にはこのような仏様が祀られてある。


なんと若き日の出家された国王の写真も飾られてある。ちなみにタイ国王は僧侶です。


その隣にもオープンな建物があり、仏像を祀ってある。



ここを右手に折れ、しばらく階段をのぼると


古いというか、昔からあったワット・プラサット・プーカオの寺院に至る。




寺院の説明板  

これによると遺跡は8世紀に建造されたもので、残っている寺院の建造物は14世紀に作られたとある。


規模は小さいが、古い時代の寺院の遺跡が残っている。黄色いカバーが被っているのは修復中という意味らしい。




残されている、白塗りの小さなお寺院の御本尊。 女人禁制と書かれてある。 どこのお寺でもそうであったが、お供え物が沢山並べられてある。 このお堂は、日本でいえば奥の院にあたるのかな?


遺跡とも言えるこの寺院の参道を下っていく。 途中にあったゴールデントライアングルの碑。


同じく、日本人による タイ ビルマ方面 戦病没者 追悼之位 の石碑。 黒御影石で彫られている。恐らく日本から運ばれたものである。


タイ国財団法人 慧燈(えとう)財団 の理事長であった調 寛雅 (しらべかんが)氏が中心となり建造したものである。   慧燈財団

設立に当たっては、つぎのような経緯がある。興味ある方は、下のPDFファイルを見てください。

[PDF]タイ・ビルマ方面戦病歿者追悼之碑が建立された経緯について

女神像  クメール王朝風の美女です。


参道をナーガの背に誘導され下っていく。



下り切ったところには、やはりナーガ様がお出迎えしてくれる。今度は3頭のナーガである。


こちらは階段左側のナーガの頭。頭上の飾りというか紋様が凄い。お寺への案内役をしている。


そしてゴールデントライアングルの山頂ビュースポット展望台に到着。

ようやく到着したぞと喜ぶ私。タイ、ラオス、ミャンマーの三国を見渡すことができる場所である。


展望台



展望台からの眺め   中央の中州がミャンマー。


その奥手

川の右側がラオス。


3国の国境がここで接していると知らないと、大して感慨の起こらない景色であった。

展望台中央にある仏像

 展望台の灯篭  その下にはやはりお釈迦様。

展望台の売店


かくしてお寺と展望台での観光はおわった。そして元来た参道を戻っていくのであった。

その帰り道での町のスナップ写真。 新しい建物が次々建てられているようである。


メコン川の眺め。


これでゴールデントライアングルの見学は終了した。 今回はこれでおしまい。

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