思い起こせば一昨年の京都八幡市の背割堤の桜見物は最高の花見であった。快晴に恵まれしかも満開の桜であった。ワイフは勿論元気一杯で、このような絶好の機会に恵まれるというのは滅多にはないことだった。今ごろ気付いても遅いのである。 京都八幡市 背割堤桜見物
ワイフは本調子ではないが、外出できる程度には回復している。それで彼女の主導のもと、次男の運転でおの桜づつみ回廊の見学に出かけた。昨日の4月8日の記録である。
12時に自宅を出発し、六甲山トンネルを抜けて北神戸高速から山陽道に入った。途中三木のSAで花見の食材を調達した。ママカリ寿司とアナゴ寿司、揚げたての天ぷらを購入する。
三木SA
タコとハモの天ぷらを購入。名産「ヤマサ蒲鉾」の天ぷらである。揚げたてで美味しいが、1枚400円もする高価な天ぷらである。この天ぷらである。写真を撮り忘れたので、三木SAのホームページからの引用。最近グルメ写真は食べるほうに忙しくなり写さないことが多くなった。
SAの売店でこのようなトーストをデザインしたリックやバッグが並べられていた。
三木から小野に入り、途中行き過ぎたが、車をバックして加古川上流の土手に到着。
このような桜並木が4キロに渡ってつづいている。
地図でいうと此処です。
ここで小野市の観光サイトから解説を引用する。
おの桜づつみ回廊
おの桜づつみ回廊
おの桜づつみ回廊写真2
西日本最大級の桜並木。並木は全長4km、5種類(染井吉野・大島・江戸彼岸・思川・八重紅枝垂)の桜650本が植えられています。
桜は上流から下流へと順番に開花するために桜の花を長期間楽しんでいただけます。
おの桜づつみ回廊のモデル事業の解説板
桜の種類の説明板
上から順に
江戸彼岸(えどひがん)
大島桜(おおしまざくら)
染井吉野(そめいよしの)
八重紅枝垂(やえべにしだれ)
思川(おもいがわ)
となっている。現在は染井吉野が満開である。というより、染井吉野を見に来たわけだ。
桜づつみ回廊の流域地図と断面図
新大河橋から下流に向かうのが標準的な花見コースである。
新大河橋の近くに咲く八重紅枝垂 七分咲きといったところか。
上流方向 舗装された歩道が付けられている。
下流方向 こちらは桜並木は片方のみ。
桜一本ごとにその下が四角で囲まれ花壇になっている。この桜は小野市民が1本づつ購入することができる。
歩道脇にはベンチが置かれていて、我々は花見をしながら酒盛りを行ったのであった。もっともお酒を飲んでいたのは私だけです。
桜の下
曇り空とはいえ、満開の花の下であった。以前も書いたような気がするが、西行の歌
願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃
が身に染みて理想の死に方だと感じられる。
並木の植えられている土手の下は一面の畑や竹林が広がっている。
桜並木銀座
チューリップと水仙の植えられている花壇
桜の木1本1本にオーナーがいて、このように標識が立てかけられている。
この桜は結婚記念に購入したようです。
桜づつみ回廊の土手下に神社が見える。神社マニアの私としては是非とも写真を撮っておかねばならない。
石鳥居 社額がないので神社名がわからない。地図で確認すると住吉神社らしい。
百度石
拝殿
石灯籠
本殿
社 脇社と思えるが名称は不明
拝殿と本殿の横からの写真 廃屋みたいだね。それでも埃などはなく掃除はされている。
土俵 おそらくこの土俵で奉納相撲が行われるのであろう。
お墓と桜
この神社については、由緒やご祭神のデータは見当たらない。住吉神社なので、
の4柱がご祭神と考えられる。その画像は、つぎを参照してください。 兵庫住吉神社、御崎厄除八幡宮、三石神社
土手下の道 青々とした畑が広がっている。
個人情報に抵触するかもしれないけど、印象的なオーナー表示板をアップする。
孫の健やかな成長を願っています。 同感です。
おまけで、小野の田園風景写真。
菜の花が風に揺れている。
小川というか用水路だろう。
最後に桜並木を再び。
二年ぶりに花見を楽しんだが、その後天気は崩れ帰路は雨であった。曇り空とはいえ、親子3人で久しぶりの行楽ができたのは幸いであった。夕食は三宮で中華料理を頂いた。
これでおしまい。
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