薄曇りの中、六甲の桜を愛でたい。
青空でないのでイマイチ美しさに欠けるがそれでも満開の桜はあらまほしい。
六甲台団地の桜
通勤の道すがら30年以上見上げてきた桜の木である。今年も立派に花を咲かせてくれた。
今もリタイアした爺さんに優しく話しかけてくれる。
護国神社の桜
英霊を祀る護国神社こそ満開の桜が似つかわしい。神戸の神社ーー護国神社と篠原厳嶋神社
満開とはこのような状態を言うのだ。
ゴザをひいて家族一同で花見に興じるのが本道なのだが、私は一人淋しく缶ビールを飲むのであった。
薄桃色の染井吉野の中、鮮やかなピンク色をした枝垂桜が目立っている。
日曜日にも拘わらず人出はそれ程多くない。
写真は撮らなかったが、近くの養護施設から車椅子にのった5,6人のお婆さんが介護師に付き添われて桜見物に来ていた。写真をとったりして楽しんでいる様子だったが、認知症なのか感情を表さずにいる方もいた。お人形を抱いているお婆さんもいる。そのような方を見ると何もできず心だけが痛む。私の母ばかりでなく、長生きをするというのは大変苦しいことですね。
この桜の木の下で一人静かに花見酒を楽しむ。当てはタコせんべいである。
眼下に鳥居が見える。
常夜燈と桜
護国神社の南側はバス道になっている。
2系統バス道の桜
阪急六甲から三宮神社まで2系統の神戸市バスが走っている。そのバス道の両側に桜の木が植えられており、もう老木になっているが毎年美しい花を咲かせている。
桜の色の濃淡は日の光の強弱によるのだ。
これでおしまい。
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