六条八幡神社の遠景 ご神木の楠と市民の木のイチョウが遠くからでも見れる。
神社から元来た道を引き返して 志染川の川沿いまで来る。
周辺の田園風景 のどかですね。 常日頃街中にいるとせわしなくて、このような景色に浸ってのんびり散歩などはできませんね。
標識に従い北側の山に向かって坂を登っていく。
その道すがら写した写真をアップする。
地蔵尊の祠
キツネノボタンの花 家の近所では見かけなくなりました。
六地蔵
山の中腹部に開かれた畑
山道
段々畑
太陽と緑の道 標識 無動寺まで900mとある。
野生のツツジが満開でした。
朽ち果てた標識 無動寺まであと500m
山中のため池 かなり高い所まで段々畑で耕作されているので、そのために必要なのであろう。
眼下の段々畑
無動寺の山門に到着。
看板には 若王山 無動寺 とある。
近畿三十六不動尊 第十番霊場である。
ここからお寺に入ることもできるが、参道はさらに先にあるのでそこから参拝することにする。
参道入り口の石碑 是より無動寺 新四国八十八カ所 とある。
参道 高野山 真言宗 無動寺 の寺碑が立っている。
Wikipediaにも掲載記事はあるが全く不十分である。
無動寺 | |
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所在地 | 兵庫県神戸市北区山田町福地100 |
位置 | 北緯34度46分15.3秒 東経135度8分12.8秒 |
山号 | 若王山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 大日如来 |
創建年 | (伝)推古天皇の時代 |
開基 | (伝)聖徳太子 |
中興 | 真源阿闍梨 |
正式名 | 若王山 無動寺 |
札所等 | 近畿三十六不動尊 10番 神戸十三仏霊場 第12番 |
それで無動寺の基礎データをお寺のホームページから適宜改変引用する。
略縁起:
無動寺は、推古天皇の時代、聖徳太子が物部大臣守屋を討たんとして、本尊大日如来及び尊を刻めさせ、戦勝をご祈願されたところ、忽ち大軍を征破することができたので、七堂伽藍を建立して福寺(普救寺)と名付けられたのに始まります。
その後幾度か盛衰の変遷があり、記録等は散逸して、多くを知ることができません。
縁起(慈雲尊者真筆)によれば、現在の堂宇は中興開山眞源阿闍梨が帰省の折、当寺の荒廃を見て、復興の悲願を発願され、二十数年の勧進努力の結果、 宝暦二年(1752年)三月、再建されたものであります。
明治八年廃仏毀釈により、末寺と統合して現在に至っております。
このお寺には国指定の重要文化財が五体もある。
つぎの五体である。
神戸十三仏十二番霊場
開運大日如来
像高 2.785m
- 釈迦如来座像
- 桧材一木造
像高 1.2m
- 阿弥陀如来座像
- 杉材一木造
像高 1.2m
- 不動明王座像
近畿三十六不動尊十番霊場
身代不動尊 - 桧材寄木造
像高 0.84m
- 十一面観音立像
摂津西国三十三ヶ所九番霊場
普救観世音 - 桧材一木造
像高 1.5m
それでは参道を上っていこう。 参道の脇には四国八十八か所を示す祠が立ち並んでいる。
全部を写すのは無理があるのでその幾つかを撮影した。
第一番
第九番 珍しく寝釈迦像がある。
その他、このように並んでいる。
長い参道がつづく。
この階段を上ると境内になる。
お寺の周りの石垣
本堂
立派な本堂だが、最近改築したらしく真新しい。
本堂前の鐘
境内の様子 それ程広くはないが綺麗に整備されている。
境内横に小さな山門がある。
その奥が茅葺の僧主庵になっている。
不動堂 真新しいお堂である。 厄除不動明王を祀っている。
その額
常夜燈 これも真新しい。
一願大師像
願い事を1つだけ念じると叶えてくれる、尊いお大師様です。
参拝をおえて今度は本堂からさらに奥にある若王子神社に向かった。その見学報告記は次回にまわす。これでおしまい。
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