ページビューの合計

2017年5月4日木曜日

神戸長田区 高取神社 II

高取神社の後篇である。ようやく目的の高取神社の参拝が始まる。

本宮に向かう石段   立ち並ぶ朱鳥居が見事である。



社碑 高取神社 本宮 とある。 この石段を走って登ってはいけない。老人にはとても無理な仕事である。


片方のみのお狐様  片割れは何処?


中々の急な石段である。

朱鳥居横に鎮座する子連れ狼ならぬ子連れの狛犬   子連れ狼と小島剛夕


境内に向かう最後の石鳥居  やれやれである。


ようやく本宮に到着。  本社拝殿


ここで高取神社の基礎データを与える。Wikiには神社の記載はないが、高取山の簡単な記載はある。まづそれを引用する。

高取山(たかとりさん)


高取山

兵庫県神戸市須磨区長田区の区界に存在する山である。標高328m。「たかとりやま」とも呼ばれるようだが、地元民は「たかとりさん」と称している。六甲山地の山の中では西側に位置し、六甲全山縦走路のうちの一つである。

その山頂に高取神社の本宮がある。

高取山の旧称「神撫山」(かんなで)は、「神奈備」(かむなび)に通じ、山全体が御霊が宿る御霊代(みたましろ)とされてきました。

それで八百万の神の石碑が数多くある。実際には三百くらいあるそうです。

ご祭神本殿奥の院末社飛び地境内社、により異なっている。

ここでは本殿ご祭神を紹介する。


ご祭神:

武甕槌尊(たけみかづちのみこと)

豊受姫命(とようけひめのみこと) 


お二柱を描いた掛け軸。 高取神社所有。

由緒:


神功皇后(じんぐうこうごう)が世の中の安泰を祈願なされて武甕槌尊(たけみかづちのみこと)」をお祭りになられたことを御創祀とする古社と伝えられ、平成13年には、御鎮座千八百年記念大祭が斎行されました。
 
 天平年間に至り、兵庫の築港と周辺開発を行った行基が、大和田の泊(後の兵庫の津・現在の神戸港西部)から仰ぎ見られる高取山に、開発の守護神として豊受姫命(とようけひめのみこと)」をお祭りなされたことを「高取稲荷大神」の御創祀とします。

上、御二柱を併せ奉って「高取大神」と尊称申し上げ、国家鎮護・家内安全・産業商業の安全発展などの守護神として崇敬されます。


由緒舎

手水舎

拝殿


例祭は月に一度以上あり、二月には初午(はつうま)祭が行われる。

初午(はつうま)祭 御祈祷の様子





拝殿の側面



稲荷大神を祀っているので、この境内にも二列に並んだお狐様がいる。

拝殿後方のお狐様二匹



拝殿前の着色されたお狐様二匹  陶器ではなく石製である。
 

境内の様子



神馬像

高取神社復興記念碑  
本殿からその先には奥の宮がある。

高取山山頂に向かってさらに石段がつづく。


高取神社奥之宮周辺地位座末社の配置図


高取神社の関連社の配置図が見つかったのでアップする。高取神社




金高稲荷大神を祀る社


荒熊稲荷大神を祀る社

金平大神を祀る鳥居と


春日大神を祀る石鳥居とやはり石造りの

金一稲荷大神を祀る鳥居神馬および拝殿


末広稲荷大神を祀る鳥居とお狐様  その奥には末広大神と刻まれた石碑がある。


さらに石段を登ると小さな広場にでる。そこには末社の猿田彦神社があり、社殿はないが猿田彦大神と刻んだ石碑がある。広場自体が猿田彦神社の境内であったのかもしれない。


その他、天穂日命(アメノホヒノミコト)など多くの神を祀った石碑が建てられている。


高取山山頂之碑  この広場が高取山山頂になる。



山頂から古札納所にいたる参道にも幾つかの石碑が祀られている。

少彦名大神 大己貴大神 国常立大神 を祀る石碑


その他にも竈神、白龍大神、黒龍大神などを祀る石碑もある。それらの画像は省略する。
山頂付近からの眺望


六甲全山縦走路の石標
  

帰りのコースでは、 高神瀧(こうじんだき)をお詣りした。 滝口には不動明王が祀られている。 しかし現在は水量が減って滝とは言い難い。


最後に高取神社の配置が良く分かる航空写真をアップしたい。 中央右下が本殿でそこから頂上に伸びているのが奥の院である。




西台からは高取神社はこのように遠望できる。頂上は328mと低いが下界からみるとかなりの高さに見える。


 かくして高取神社の見学がおわり、帰路につくのであった。これでおしまい。




0 件のコメント:

コメントを投稿