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2017年6月4日日曜日

神戸北区 炭ヶ谷ハイキング

もう3ヶ月近く前になるが、山歩きの記録を残しておく。このところ健忘症がいや増しており、記録をつけておかないと何時何処へ何をし行ったかもすっかり忘れてしまう。それでも対外的には何の支障もないが、自分の行動を憶えていない恍惚老人にはなりたくないので、自分なりのボケ予防対策としても、このブログ書きを利用している。こんな忘備録をつけておかないと、日々は飛ぶように流れ去ってしまうのである。ブログ書きは全くの遊びだが、写真を見て思い出しながら書くので、記憶力の維持につながるように思えるのだ。まあ、甘い考えでしょうがね。

と、いつもの感慨を述べてから記事を始める。今回も神戸案内シリーズで、母の施設通いの帰りに行ったミニハイキングの記録である。失敗の記録でもある。3月1日のことである。

運動不足になりがちなので、母に会いに行った帰りは洗濯物などの荷物が重たくならない限り、ハイキングをすることに決めている。ここの所腰痛が続いていて、長時間のハイキングは出来なくなっている。腰痛体操もやっているのだが、すっきり痛みが取れるわけではありません。筋肉を強化して、痛みを感じるのを少なくするしか手がないようです。

つい日ごろの不調を愚痴ってしまった。まあ、これも老化の一種ですな。

施設からJR神戸駅まで歩いて、快速に乗り三宮駅で下車。市営地下鉄三宮駅で乗り換えて、谷上駅に向かう。

市営地下鉄の駅案内図


地下鉄三宮駅の改札


この車両に乗って新神戸駅を通過して谷上駅で下車する。神戸市のカラーである緑の車両。


谷上駅のプラット

新神戸駅==谷上駅 は、市営地下鉄の路線ではなく北神鉄道の営業路線であり、この2駅間だけの鉄道会社である。

Wikipedia からその辺りの事情を教えて頂く。

北神急行電鉄北神線

Hokushinkyuko-logo.svg 北神線
谷上駅停車中の7000系電車
谷上駅停車中の7000系電車
基本情報
日本の旗 日本
所在地兵庫県神戸市中央区・北区
起点新神戸駅
終点谷上駅
駅数2駅
路線記号 S 
開業1988年4月2日
所有者Kobe-kosoku logo.svg 神戸高速鉄道(第3種鉄道事業者)
運営者Hokushinkyuko-logo.svg 北神急行電鉄(第2種鉄道事業者)
車両基地谷上車両基地
使用車両車両の節を参照
路線諸元
路線距離7.5 km
軌間1,435 mm (標準軌)
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式車内信号閉塞式
保安装置CS-ATC、ATO
路線図
ULine Seishin-YamateLine Map.png
停車場・施設・接続路線
凡例
hSTRa
↑神鉄:Number prefix Kobe Railway line.png 有馬線
hCPICl
0.0S01 谷上駅
htSTRahtSTRa
tSTRaqtSTRrftSTR
←神鉄:Number prefix Kobe Railway line.png 有馬線
KDSTltSTRaqtABZrf
北神急行本社・谷上車両基地
tSKRZ-A
阪神高速7号北神戸線
tSKRZ-A
阪神高速32号新神戸トンネル(南行)
uSTRrguSTRqmtKRZuKHSTr
ハーブ園山頂駅
AETRAMtSTR
神戸リゾートサービス:
神戸布引ロープウェイ
tSTR
北神トンネル
uLSTRtSKRZ-A
阪神高速32号新神戸トンネル(南行)
umKRZthtSTReqtKRZh
htSTRaq
←JR西:山陽新幹線 山陽新幹線→
uSTRtSKRZ-AHUB26
阪神高速32号新神戸トンネル(北行)
HUB25
HUB61
7.5S02 新神戸駅
tSTR
ハーブ園山麓駅
tSTR
↓地下鉄:Subway KobeSeishin.svg 西神・山手線
tSTRe
KHSTe
S17 西神中央駅


北神線(ほくしんせん)

兵庫県神戸市中央区の新神戸駅から北区の谷上駅までを結ぶ北神急行電鉄の鉄道路線である。

神戸電鉄有馬線から神戸市中心部への短絡ルートとして建設された。
谷上駅付近を除く全線が六甲山地を貫く全長7,276mの「北神トンネル」となっている。
このトンネルは1997年までは日本の私鉄最長の山岳トンネルだった。
トンネルの建設に際しては自治体は出資せず、阪急電鉄日本鉄道建設公団の折半によって行われた。

1995年1月17日の阪神・淡路大震災では大きな被害はなく、翌18日には運行を再開し、この時点でまだ不通だった他の鉄道路線などに代わり、大阪その他日本各地から神戸市都心部へ直結する唯一の交通機関としての機能を果たした。

しかしながら短い距離の割に運賃が非常に高いことから輸送量が伸び悩み、建設費の金利負担が重くなって経営が苦しくなり、2002年4月1日に鉄道施設を神戸高速鉄道に譲渡し、神戸高速鉄道が第三種鉄道事業者、北神急行電鉄が第二種鉄道事業者に変更されたが、神戸高速鉄道の他線とは異なり、営業や運行は引き続き北神急行電鉄により行われている。

なお、神戸高速鉄道が20年間北神線の鉄道施設を保有した後、残資産及び残債務はすべて阪急電鉄が引き継ぐことになっている。

因みに、神戸高速鉄道は神戸高速線に乗り入れる阪急、阪神、山陽三社の共同出資会社と思っていたが少し違うようである。


神戸高速鉄道株式会社(こうべこうそくてつどう)

神戸市市街地に乗り入れている鉄道会社の鉄道施設を所有する、阪急阪神ホールディングスグループの鉄道会社。歴史的経緯から、神戸市も出資するため第三セクターでもある。
(by Wikipedia )


ということで、大体のところは理解できました。 余り利用しない線なので、詳しいことは知らなかった。
    谷上駅


    駅を降りたのは午後1時ころでした。


    こんな標識があったので、できれば炭ヶ谷から六甲山牧場まで行こうと思ったのだ。でもどこをどう間違えたのか、山中で登山道を見失い、尾根を歩きつづけて炭ヶ谷に出たのであった。

    10分位は道路沿いを登っていく。


    30分くらい登った地点での山道。ハイキングする人は誰もいない。 荒れた感じの登山道でこの時点で道を間違えたのかもしれぬ。


    まあそれでもいいさと、歩を進める。

    猿の腰掛


    周辺はこのように雑木林に囲まれ視界は不良。


    かなりの急坂がつづき、途中で道らしきものが無くなり、巨石が出現。


    枯れ木のオブジェも現れる。 


    岩石の自然彫刻


    山頂近くの見晴らしの良い地点にでた。三田の方向だと思うがはっきりとは分からない。


    どうやら道に迷ったらしい。これはヤバイとおもったので、尾根道まで引き返す。

    道標を見つけたのでほっと一安心。 

    炭ヶ谷道に出たようである。


    このような沢がつづく。 水量は少ないが、水が流れている。


    沢に沿って石段の道を登り切ったところに炭ヶ谷の標識が木に掛けられている。登山道の交差点のようである。


    この地点で、2時間近く経っていたので無理せずに下山することにする。
    杉の植林を抜ける。

    炭焼き窯の跡である。この登山道は炭ヶ谷道と呼ばれているが、その名の由来がこの炭窯である。 昔はここで炭を焼いていたのだ。


    その説明板。 樵ではなく、付近の農民が農閑期に炭焼きをしていたようです。


    道標  神戸電鉄 花山駅・谷上駅 方面に下っていく。


    炭ヶ谷第二砂防ダム


    立ち入り禁止です。
    川沿いの登山道


    炭ヶ谷第二(副)砂防ダム


    平成元年に完成している。 築30年なので、むしろ新しい砂防ダムなのだね。


    本家の炭ヶ谷砂防ダム


    ダムの標識  かなり大きな砂防ダムである。 高さ14.6m、長さ54m もある。


    ダムの全景



    その下流にある小さいダム。 これも炭ケ谷砂防ダムの一部であろう。


    高速道の走っている地点まで出てきた。 道はフェンス沿いに下っていく。




    竹林を通過して

    道標を確認。

    最後の尾根道を通過して


    花山台の民家の散在するハイキング道の入り口にでる。 砂防ダム見学みたいなハイキングでした。


    ここは 神戸電鉄 花山駅 と 北神急行 谷上駅 のほぼ中間地点になる。


    少しでも近い方が良いということで花山駅にむかう。

    神戸電鉄 花山駅 の遠景。 


    駅の看板


    駅舎

    交通費が無駄になってしまったが、再び谷上駅まで出て北神急行、神戸地下鉄を乗り継いで(実際は1本の列車だが)三宮に戻ってきた。三宮からはJRを利用してJR六甲駅でに到着。

    駅周辺のスーパーで買い出しを済ませて、自宅へと帰ったのは6時を過ぎていた。半日たっぷりのハイキングでした。 これでおしまい。


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