そこを通りすぎると住宅街の一角に沢山の石仏が並べられた社がある。
地蔵尊を祀る社 様々な地蔵仏や仏塔が所狭しと並べられている。
その手前を見ると朱鳥居が見えた。あれれと思って引き返すと、グラウンドのフェンスの横に何連もの鳥居と小さな社が見える。
この時点では神社名もわからなかったが、調べてみると九頭龍神社でした。
九頭龍神社
池田市建石町7
Wikipediaには掲載されていないので、前回同様にいけだだよりという地域情報サイトを参考にさせて貰った。池田市の九頭竜神社
小高い丘のような場所にあるのは、かっては古墳であったそうだ。参道は狭い路地になっており、池田城の東端の砦があったと言われ幾つもの石垣が残っている。
市立池田中学校の西の裏手、住宅地のはずれの小高いところ、大木と小さなお社が下に一つ、上に二つある。一つは明らかにお稲荷さんで、春三月には初午(はつうま)の行事も行われているらしい。
島田福雄氏の「池田歳時記」(『池田市史』各説編)によれば、初午の行事として、「まず上池田の九頭神さんへ稲荷寿司、赤飯、うすあげにお神酒をあげてから城山へ「山行」をした。山ではめいめいござを敷きおじゅうを開いて豆御飯、ごんぼ、こんにゃく、すあえ、からしあえ等を食べ、飲めや歌えで日没に及んだ。」と書かれています。
春の遊楽ですね。
九頭竜伝説
『池田・昔ばなしと年中行事』
むかし、この付近は、大蛇がいて多くの人々をなやまし、民家は戸を閉め、ここを通る人がだんだん少なくなってゆきました。そこで、源満仲が白羽の矢を射ってこれを射止めました。その時、山鳴りがして動き、土地が崩れ落ち、頭が九つの龍が死んでいました。そこでその土地に穴を掘って埋め、祠を建てお祭りするようになりました。村の人々は、これを九頭大権現とよび、矢筈などの神石があったと伝えられています。 |
それ以上の目ぼしい記述は見当たらない。
それでは神社の探索である。
朱鳥居
稲荷鳥居 このように何連も並んでいる。千本鳥居とはいきませんが・・。
社殿 というかそれほど立派ではなく社(やしろ)ですね。石垣の上に設置されている。
鳥居と社 社には沢山のお狐様と狛犬二基が並んでいる。稲荷社なのであろう。
社中
その隣の社 何神を祀っているか不明。ひょっとしたらこちらの社が 九頭竜神社 かもしれないと思った。
稲荷社から池田中学校のグラウンドを見下ろす。
ご神木の楠と小さな社 標識がないので全くわからないが、参考記事によるとこの社が九頭竜神社の社殿と思われる。定かでない情報だが・・。
これでおしまい。
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