先週車椅子から滑り落ちて以来母の容態が悪化し自力では歩くことができなくなり、ほぼ寝たきりのような状態になってきた。母は懸命にできることをやっているが、歩けるようになる見込みはなく自分でお風呂にはいることも出来なくなった。自力で起き上がることはもうできない。手は殆ど思うようには動かない。ストローでお茶を飲むのもやっとである。
私や妹、弟の施設訪問時には明るく接してくれるが、その姿をみて話をするのはとても辛い。私も出来るだけ明るく喋っているのだが、悲哀の感情が全身を充たしやりきれなくなる。まもなく95歳になるので老衰は当然のことなのだが、こんなに母を苦しめなくっても良いのにと神を恨む。神の不在は解っているので、人生の理不尽さを呪いたい。懸命に生きてきたのだから本人が言うようにせめて安らかに往かせてほしいのだが、それまでにはまだ難関があるようだ。私はもう少し頑張って生きていて欲しいと願っているが、これも子供のエゴかもしれぬ。何とか痛みや苦しみの少ない様に生きていて欲しいと祈るしかない。
私も疲労で寝込んでしまった。元気が戻るまでしばらくブログはお休みします。
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