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2017年12月2日土曜日

住吉大社 VII

今回は南門から五所御前石舞台そして摂社若宮八幡宮を参拝しよう。

南門 午後4時には閉門となるので講義終了後寄り道もせず駈けつけました。3回目にしてようやく開門前に間に合った。


南門前 狛犬二基  比較的新しく大きくて立派な狛犬です。


大常夜燈  高さ3m以上はある。 やはり門前に二基。
この石灯籠薩州(出身の?)の船荷主(荷物の運送業者)が寄進。


薩州(出身の?)の大阪問屋が寄進。


水枯れの手水鉢  

石舞台

この舞台で舞楽を奏でる。慶長年間に豊臣秀頼によって奉納され日本三舞台(住吉大社・厳島神社・四天王寺)のひとつでもあり、重要文化財に指定されている。毎年5月の卯之葉神事では、雅びでおごそかに舞楽が行なわれる。


このような舞楽です。

平成26年住吉大社 卯之葉神事


石舞台は南の神池の石橋上にあるようです。

神池東側


神池
西側奥の屋敷  ここへは立ち入れない。


石舞台奥の朱門

本宮への朱門

摂社若宮八幡宮

本宮南側、五所御前の南側において西面して鎮座する。祭神の応神天皇は神功皇后の子。1月12日の例祭では湯立神楽が奉納される。
なお、江戸時代には住吉大社北方の生根神社摂社とされていたが、明治5年(1872年)に分離独立した。

生根神社については、後に記事にする予定である。


ご祭神:
誉田別尊 (ほんだわけのみこと:応神天皇)
武内宿禰  (たけしうちのすくね)

拝殿鳥居  小さいが角鳥居である。 



社殿 


神額   社殿奥の扉には松の絵の描かれた扉がある。


八幡宮横には神跡の五所御膳がある。別名 高天原 である。


第一本宮若宮八幡宮との間にある、杉樹が石の玉垣の内に立っている場所です。むかし、神功皇后住吉大神をお祭りするための土地を求められたとき、この杉の木に白サギが3羽きて止まったので、ここへお祭りしたと伝わる聖地です。別名を「高天原 (たかまがはら) 」ともいい、神霊をおむかえするミアレ所でもあります。毎年5月の住吉大社創立記念の祭、卯之葉神事では、卯の葉の玉串がささげられます。

玉垣のなかにある砂利には「五・大・力」と書かれた小石があり、これを集めてお守りにすると心願成就のご利益があると言われている。



五所御膳 玉垣で囲まれていて小さな角鳥居が二方にある。


このように砂利が周りに敷き詰められている。「五・大・力」と書かれた小石を探すには至難の技である。


角鳥居には「五・大・力」のお守りが沢山掛けられている。



五所御膳参拝所前鳥居




第一本宮裏手には由緒ありげな倉庫が二つ並んでいる。何を収納しているのでしょうね。



海竜社




龍神信仰をもつ祠である。5000円で名前入りのちょうちん奉納ができます。

 龍神石


末社立聞社(たちぎきしゃ)

別名、長岡社という。古くは春日社とも呼ばれていた。また縁切りの神として、禁煙や酒断ちを決意した参拝者に崇敬されている。

ご祭神: 天児屋根命  (あめのこやねのみこと)

社殿


神額




今回はこれでおしまい。次回は末社楠珺社(なんくんしゃ)の案内である。

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